『新約マウゼル教典』
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まだお付き合いを始める前の、とある日の出来事。
クラスタマスターの褒賞に六花が望んだのは、
グラジオラスさんへの想いを日々綴った自身の日記帳のイデアウエポン化。
魔法の強さには、想いの強さが大きく影響する。
その時の六花に思い当たる、
自分の最も強き想いが宿っているだろうモノは、
その日記帳だった。
○
六花の住処たる氷穴に
完成した『新約マウゼル教典』を届けに来てくれたのが
他ならぬグラジオラスさんだったことは
会えて嬉しいと思いつつも。
よもや当人に中身を読まれていたら
恥ずか死んでしまうところで
一瞬狼狽したが
どうやらセーフ。
『武器』が大好きなグラジオラスさんの目の前で、
初の魔典発動を試みる六花。
まさかの妖精サイズのミニジオラス顕現に、
驚き喜ぶ本人様。
思い返せば
『終焉之書絶零断章』を六花の住処に届けてくれたのも
グラジオラスさんだったが、
あの魔法書は六花が生前愛用していた愚神を殺すためのもので、
いわば六花の罪と過去の象徴。
一方でこの『新約マウゼル教典』は、
まさに六花の現在と未来の象徴といえるかもしれない。
○
構図も二人の表情もミニジオラスさんも、
何から何まで最高です…!
絵師様に全身全霊の感謝を申し上げたく…!!


