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ヤルダバオト


ミハマ

器だけだったアヤカシに、人間の魂が宿った……。
同時に、『変異』と言う運命も継承してしまったのでしょうか。
だとすると、もしかしてデミウルゴスは……。

更新情報(2022/09/16)

オフィシャルシナリオ「リバースプロセッサー」が公開!
関連する情報やこれまでのストーリーまとめなどを特設ページに掲載しました。

変異により滅びた旧人類と、同じ運命を定められたアヤカシたち。
『発展しすぎてはいけない』と、枷として作られた数多のシステム。
避けられぬ滅亡を前に、リバースプロセッサーが示す未来とは?
最終章に向けて加速する妖鉄界のストーリーをお見逃しなく!

<シナリオはこちら!>

これまでのあらすじ

▼あらすじ
宇宙に浮かぶ人工衛星『ファウンデーション66』から帰還した咎人たち。
そんな彼らを待ち受けていたのは、北部地域に『変異体』が出現したという報せでした。
変異体はファウンデーションで発生したエネミーであり、それらはすべて妖鉄界をかつて支配した旧人類の成れの果てであることがわかっています。
きわめて高度な文明を築き上げた旧人類でしたが、彼らは何らかの理由で変異という危機に追いやられ、最終的には変異が原因で滅亡しています。

地上にも出現した変異体は、アヤカシが姿を変えたものでした。
つまり変異という現象は旧人類だけではなく、アヤカシにも発生すると分かったのです。
変異について調査を続けていくと、それが人から人に感染するような病気ではなく、妖鉄界の生物が先天的に抱えている『欠陥』であることがわかります。
妖鉄界で暮らしている『旧人類』とそれに連なるものたちは、遅かれ早かれ変異という結果を迎えてしまうリスクがあるのです。

妖鉄界における『変異』という現象は、『世界に存在するアヤカシの数』と密接な関係があり、世界に一定以上のアヤカシが繁栄すると、それに呼応するように『変異』に見舞われることがわかっています。
つまりこれまで妖鉄界で行われてきた天下統一戦争は、領土を奪い合う争いであると同時に、その争いで『人口を間引く』ことにより、妖鉄界という世界が継続できるように調整する役割を持っていたと考えられます。
定期的に行われる戦争で多くのアヤカシが死ぬことで、『変異』の発生を抑止していたのです。

妖鉄界という世界は、今以上に発展することが許されない世界です。
定期的に争い、死に続け、文化文明を発展させず、人口も増やさない。
そんな無数の枷により、ぎりぎり成り立っている危険な状態なのです。

妖鉄界に関するいくつかの事実が明らかになった頃、事態は急変を迎えます。
天下統一戦争を監督する調停者たちの都、『龍の巣』が襲撃を受けたのです。
そしてその襲撃犯は、シンク=デミウルゴスでした。

シンクはデミウルゴスという侵略者でありながら『正しい方法で勝利し、アヤカシに認められるため』という理由で天下統一戦争に参加していました。
そして彼女の率いる『紅の氏族』は、統一戦でも順調に勝ち進み、今やもっとも優勝に近い氏族であるとの評判を得ていました。
最初はデミウルゴスを毛嫌いする人もたくさんいましたが、シンクの堂々とした戦いぶりに、多くの氏族が『統一戦の参加者』として紅の氏族を認め始めていた矢先の事件です。

龍の巣は現在、紅の氏族の鉄騎により襲撃を受けています。
また、龍の巣に住まう調停者の長、『帝』たるロマは、シンクの手により命を落としました。
シンクが何を考え、どのような決断に至ったのかは誰にもわかっていませんが、一つだけ確かなのは、彼女が『リバースプロセッサー』を手に入れたという事実です。
リバースプロセッサーとは、デミウルゴスたちが探し求めていた『王になる為の鍵』です。
それがモノなのか、場所なのか、あるいは何なのか……何一つわからないままでしたが、シンクはそれを手に入れたと宣言しました。
そしてそれが事実であることを裏付けるように、彼女は圧倒的な力を獲得したのです。
世界を変革する力――即ち、『特異点』の力です。

シンクが特異点を手に入れた、あるいはそれと同化したことは紛れもない事実でしょう。
彼女がその力を何に使うのかさえわかっていませんが、簒奪者と協力状態であることが確認されており、咎人にとっては歓迎できない状況です。
簒奪者を退け、シンクから『特異点』を奪還する必要があります。

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関連用語

アヤカシの変異

 アヤカシの中で発生した変異は咎人により対処され、感染拡大は見られない。
 それもそのはずで、変異はアヤカシが考えるような『流行り病』ではなかった。
 変異は先天性のものであり、すべてのアヤカシに例外なく発症の可能性がある。
 それは『魂の欠損』に起因しているものであるという。

 アヤカシは元々は単なる労働用人造人間(ホムンクルス)として創造されたものであり、自我はおろか、本来は独自に繁殖する能力すら有していなかった。
 しかし旧人類が滅んだ後、いつしか彼らは急速な進化を迎え、加速度的に自我と繁殖能力を獲得するに至ったようだ。
 この謎の超進化は、彼らが『旧人類の魂を継承した』ことに起因するらしい。

 妖鉄界に限った話ではないが、生物の魂は星(世界)に還元され、そこからまた新たな生物に割り振られる、といった仕組みが存在している。
 人間の魂は新たな人間の素材として使用され、それにより人間は普遍的な思想・活動の方向性を得るのだと考えられている。
 旧人類絶滅後、彼らの魂は新たに人間として生まれ変わることができなかった。
 その結果として生じた何らかのエラーから、人間の魂を持つアヤカシが生じたのだ。

 魂と肉体は相互に惹かれ合う関係にある。
 お互いの持つ特性に、お互いを合わせようとする性質が存在するのだ。
 本来は思考する能力を持たなかったアヤカシの器に人間の魂が宿った時、アヤカシは急速に思考する能力を獲得するに至った。
 これが単なる労働力に過ぎなかったアヤカシがたかだか千年程度で旧人類に比肩するまでの発展を遂げた理由である。

 また、アヤカシという魂を持たない器には、恐らく人間以外の魂も宿っている。
 これが獣人のような、本来人間が持たない外見的、精神的特徴を持つ種族を生み出し、妖鉄界に多種多様な種族を発展させたのであろう。


最大存続可能個体数

 天獄界にて観測されている異世界が持つ共通法則の一つ。
 共通法則というのは、『だいたいの世界が備えている、よくある法則』のこと。
 異なる世界法則を持つ世界同士であっても、どこか似通った部分は存在している。
 どんな世界にも必ず『人間種』と定義される生物が存在していることもその一つだ。
 どれだけ世界として異質なもの同士であっても、共通の法則性は感じられる。

 そんな中に『最大存続可能個体数』も数えられる。
 最大存続可能個体数とは、ある世界においてある種族が存続可能な最大個体数を指す。
 例えば『この世界に人間は最大100体しか存在できない』といったルールだ。
 これはその世界に暮らしている人々からはほとんどの場合観測できず、外部、例えば天獄界といった異世界から観測することで、結果としてその影響下にあったのだと知ることができるようなものだ。

 最大存続可能個体数に到達すると、生物は不思議とそれ以上の発展を阻まれる。
 これは運命的なものであり、『どう頑張ってもそれ以上上手くいかない』という不思議な状態に陥ってしまうのだ。
 コルニはその例として人幻界における人間たちを指し、『恐らくこの世界の人間は最大存続可能個体数に近いところをウロウロしている』と解説している。
 最大存続可能個体数とは人口の上限であり、それ以上に人口が増えようとすると、『病』『戦争』『飢餓』など、大きく人口を減らすような出来事が生じる。

 妖鉄界で発生している『変異』という現象も、最大存続可能個体数と関係があるのではないか? というのがミハマの仮説である。
 本来、最大存続可能個体数は『億』『兆』といった膨大な単位であるはずで、今現在妖鉄界にはそこまでアヤカシは繁殖していない。
 しかし、何らかの理由で最大存続可能個体数が著しく減少してしまうような出来事があったとすれば、最大存続可能個体数を超えようとした種にストッパーとして『変異』が生じたとしてもおかしくはない、というのだ。

 妖鉄界は10年ごとに大きな戦争を繰り返す世界であり、アヤカシの死因として一番多いのは『戦死』である。
 天寿を全うし、老衰で死亡するケースは少ない。また、アヤカシは非常に頑強な生命体であるにもかかわらず、第二の死因は『病死』である。
 老衰、病死に関しても部分的には『変異』の影響と解釈することもできる。
 ともあれ、定期的に人口を大きく減らすことで、アヤカシは大規模な『変異』の発生を抑止していたと考えられるのだ。
 管理された戦争を実現する『調停者』という役割も、ここに起因しているのだろう。

 最大存続可能個体数に異常が生じた世界であっても、世界の運営を続けること自体は問題なく可能である。
 故に、アヤカシたちの文明は千年以上継続されてきたのだ。
 しかし、その発展が今以上になることは決してありえない。

 ちなみにコルニ曰く、「別に重要な設定とかじゃないから、そういうもんがあるんだなーくらいに思っときゃいいぞ」とのこと。


リバースプロセッサー

 リバースプロセッサーは、妖鉄界に現れたデミウルゴスたちが捜索していたもの。
 探している彼ら自身、ソレがなんなのかわからないままであり、『どこにあるのか、どんなカタチなのか、どうすれば手に入れられるのか』すべてが何もわからない状態だった。
 世界各地を『制圧』し『領土』にしていったデミウルゴスたちが、『とりあえず土地ごと手に入れてしまう』のは、探しているのがなんなのかもわからないという途方に暮れる状態においては、効率的な探索方法だったと言える。
 ともあれ、リバースプロセッサーは以前から『特異点に関係のあるものかもしれない』ということで、咎人や簒奪者も捜索していた過去を持つ。

 現在、シンクはリバースプロセッサーを手に入れたと宣言している。
 しかし、それがそもそも何だったのかはさっぱりわかっていない。
 モノだったのか、場所だったのか、あるいは人だったのか……。
 ひとつだけ確かなことは、シンクからは明確に特異点の反応が検知されており、リバースプロセッサーと特異点に関係がありそうという読みは正しかったということだろう。

 しかし、シンクが完全に特異点になったのかというのには疑問が残る。
 生物でありながら特異点そのものになるというのは極めてレアケースであり、人幻界では鎖神貴一という前例があるものの、あれは特例の中の特例。
 通常、特異点というのは『生物』には宿らず、モノや土地であることがほとんどなのだ。
 (そういう意味で鎖神は『人間』として扱われていなかったと考えられる)
 シンクはデミウルゴスなので『モノ』じゃないか、という考え方もあるが、シンクが特異点そのものになったというよりは『特異点の力を持つリバースプロセッサーと言う何かを手に入れて、その力を引き出している』と考えた方が自然だ。
 運命の加護を得ている特異点は物理攻撃では破壊できないという特性があり、これにより鎖神貴一は事実上の『無敵』だったが、シンクはそれと同じレベルの無敵具合ではない可能性がある。

 どうあれ、リバースプロセッサーが何なのかという点について、咎人はまだ何の情報も手に入れることが出来ていない。
 一方、仲間として行動しているということは、簒奪者であるアラタらはリバースプロセッサーが何なのかを知っている可能性が高い。
 現在の状況は、特異点争奪戦において簒奪者が一歩以上リードしていると言える。

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戦力情報

■シンク


<シンク>
サイズ1。デミウルゴス。
リバースプロセッサーなる『何か』を手に入れたことにより、特異点の力を操れるようになった。
それ以外の情報はほとんどなく、何がなんだかさっぱり。
一つだけ言えることは、以前よりはるかに強くなっているということだ。

スキル:

『因果予測』
 パッシブ。魂を感知し、未来を予測する能力。
 自分が回避判定を行う場合、その瞬間だけ回避を3倍に上昇させる。
 ただし、対象が妖鉄界の魂を持たない存在の場合、回避の上昇は2倍となる。
 また、自分が攻撃を行う場合、対象の回避・防御を1/2として判定を行う。

『紅蓮矢』
 Fアクション。自分に「GS:紅蓮矢」を付与する。
 効果中にFアクションを迎えるごとに、射程内に存在する全員に1度ずつ射撃攻撃を行う。

『対霊結界』
 Fアクション。自分を中心に追従するZOCを展開する。
 ZOCの範囲は1スクエア~5スクエア程度まで任意で拡縮可能。
 ZOC外から行われる射撃攻撃、魔法攻撃のダメージを0に置き換える。

『再生零体』
 パッシブスキルだが、GSとして扱われ、解除が可能。
 クリーンナップタイミングを迎える直前にライフを回復し、付与されているBSを1つ選択して解除する。

『リバースプロセッサー』
 パッシブ。特異点の能力。
 シンクに対して行われるクリティカル判定はすべて無効となり、「成功」に置き換わる。
 シンクが判定でファンブルした場合、その結果を「成功」に置き換える。
 すべての行動権とステータスを上昇させる。




■アルストロメリア

<アルストロメリア>
簒奪者。サイズ1。デミウルゴスじゃない。
名前が長くてプレイングを圧迫してくるので、適当に略称を使おう。
ファウンデーション66での戦いで死亡し、妖鉄界での記憶を失っている。
咎人とは初対面という認識。

スキル:

『星神器アクシャ・ヤバタ』
 パッシブ。神に選ばれし守護者の証。
 Mアクション行動権を常に「+1」する。
 また1ラウンドに1度、シールドブレイクを無効とし、シールドの値を[50]に置き換える。
 自分と隣接または同一のスクエアに存在するキャラクターを対象とする行動を、自分対象に変更できる。

『渾身撃』
 Mアクション。
 対象の防御を1/2にして行う近接攻撃。
 ダメージを与えると「BS:防御半減」を付与する。
 あくまで防御なので回避には関係ナシ。

『ガウスジェイル』
 Fアクション。
 自分を中心に周囲(10)内にZOCを展開する。
 ZOC内にいる味方へのダメージをすべて1/2にする。
 また、ZOC内に踏み込んだ敵キャラクターに「BS:挑発」を付与する。
 BSを付与された対象は、アルストロメリアを攻撃行動の対象に選択する。

『ケイオスチューン』
 Fアクション。
 自分に「GS:ケイオスチューン」を付与する。
 効果中、すべてのアクションタイミングの行動権を「+1」する。
 また効果中に行うすべての抵抗判定に自動成功する。

『アスラトゥーリ』
 Mアクション。
 最大5スクエアまで移動し、近接攻撃を行う。
 この行動を最大3回まで繰り返し、繰り返す度に威力が上昇する。

『世界礼賛/生存肯定』
 Mアクション。
 射程30以内に存在するキャラクターを最大5体まで選択し、任意で射程30以内のスクエアに再配置する。
 その後、「BS:移動不能」を付与する。
 このBSは第三者からのスキル、効果アイテムで解除できない。
 また、アルストロメリアはこのBSが付与されたキャラクターからの行動をすべて無効化する。




■アラタ

<アラタ>
いつもの簒奪者。サイズ1。デミウルゴスじゃない。
聖樹界を経てパワーアップしてるが、その力のすべてを使いこなせていない。
とはいえ訓練は続けており、段々と強くなっているようだ。

スキル:

『外典・神格防御』
 水属性、光属性、闇属性に対する完全耐性を有する。
 また、自分が耐性により無効にしたダメージ分だけ、シールド最大値が上昇する。
 聖樹界の神格防御をベースに創り出した独自の能力。
 厳密には神格防御じゃないので、神格防御無効が効かない。

『水属性魔法』
 魔法による攻撃。範囲は様々だが全部攻撃属性「水」。
 範囲攻撃には優れており、直線、自分中心、指定地点中心、複数対象任意選択すべてカバーしている。
 技名は「メテオロン」とか「デモンズブレイド」とかいろいろだが、要は範囲の違い。

『氷防壁』
 氷山を出現させて道や射線を防ぐ。
 といっても、さほど大きなものではなく数名が後ろに隠れられる程度で、強度も大して頑丈ではない。
 普通に攻撃すれば壊すことができる。

『強化魔法』
 伸び幅はあんまりな強化魔法。
 『解除させる』ためにマルギオンに付与する。

『光剣召喚』
 光の神テラスの二対の剣を召喚して投げつける。
 剣はアラタの周りを浮遊し、自動的に攻撃したりアラタを守る。
 行動権がアラタとは別に存在する。

『闇剣召喚』
 魔王エリゴールの大剣を召喚して叩きつける。
 大威力の近接攻撃。行動権がアラタとは別。

『ライトニングスピード』
 直線状に限定されるものの、障害物を無視して長距離を一瞬で移動できる。
 テラスの権能のアレンジ版で、Rタイミングにも使用できる。
 ホーリーストリングのように射程外に逃れる形で行動から逃れることも。

『無垢なる極光』
 直線状に放たれるビーム攻撃。
 対象の回避と防御を1/3にして判定を行う強攻撃。
 アラタアレンジ版で、魔法攻撃扱い。光属性。

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