シナリオ
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-
ワールド/ジャンル
シナリオがどの世界を舞台にしているかを示すものと、シナリオのジャンルを示すもの、2種類のアイコンが表示されます。
シナリオ形態
そのシナリオの形態を表示します。
ショート、イベント、グランド、大規模作戦の4種類が存在します。
グランドと大規模作戦はそのワールドの物語が大きく進むメインストーリーとなります。
また、大規模作戦は無料で誰でもご参加いただけます。
ショートとイベントには派生形となる「【LV】ショート」と「【LV】イベント」という形態があります。
これはプレイング文字数やリプレイ文字数が少なくなる代わりに参加費用が安い、特殊なシナリオです。
【LV】(レベリング)シナリオのレギュレーション
レベリングシナリオは、通常のシナリオよりも気軽に参加できる「キャラクター強化」「レベル上げ」をテーマにしたシナリオです。
通常のシナリオのように提示されている課題を参加者が協力して解決するというシナリオ体験ではなく、テーマに沿ってプレイングを送る大喜利的な遊びとなります。
参加費用が安く、最初から「レベリングのためのシナリオ」という前提となりますので、初心者の方などにもオススメです。
【LV】シナリオでは、通常のシナリオ形態と以下のような違いがあります。
・プレイング本文の入力文字数、リプレイの文字数が1/2になります。
・参加費用が1/2になりますが、獲得できるEXP、G、FAVORは減りません。
・繰り返し、同じOPテキストを使いまわすことをマスターに推奨しています。
・成功条件は設定可能ですが、大成功条件は設定不能であり、シナリオの結果も「失敗」または「成功」のみで、「大成功」にはなりません。
・「MVP」の付与、「称号」の付与、「アイテムの付与」を行いません
(【初心】など一部の企画配布物は通常通り配布されます)
難易度
そのシナリオを成功させる難易度です。
Normal、Easy、Hard、Very Easy、Very Hardの5種類です。
判定方法
プレイングの内容を尊重する「カジュアル」と、判定の結果を優先する「エキスパート」の2種類が存在します。
カジュアルでは判定よりもプレイング内容が重視されるため、オーダーメイドノベルの側面が強くなります。
また、カジュアルシナリオでは相談掲示板が設置されないため、原則的に相談不要となります。
エキスパートは従来型のWTRPGのシナリオと同じく、判定による結果を優先し、ゲーム的な側面の強いシナリオです。
相談掲示板が作成され、PC同士の絡みや連携を深く楽しむことができます。
参加制限
そのシナリオに参加するための制限です。
「総合」ステータスにより判断されます。
条件に合致しない場合シナリオに参加できません。
また、シナリオ参加後であっても装備やロールの変更で条件を満たさない状態になっている場合、プレイングを提出できません。
オプション
シナリオのルールを変化させるオプション設定です。
中にはリプレイ文字数や参加費用を変動させるものがあります。
名称 説明 【危険】 結果反映時にPCが忘却状態になる可能性を示します。
原則的にこのオプションが存在しないシナリオでは忘却状態は付与できません。
参加料金や文字数に変更はありません。【IF】 そのシナリオが正史ではないことを示します。
参加料金や文字数に変更はありません。【EX】 リプレイの文字数が下限・上限ともに2倍となったシナリオです。
本オプション設定時、シナリオ参加費用は通常の価格+50SCになります。【ハーフ】 リプレイの文字数が下限・上限ともに半分になったシナリオです。
本オプション設定時、シナリオ参加費用は通常の価格の半分になります。【召喚】 「召喚」種別アイテムが使用可能であることを示します。
このオプションがないシナリオでは召喚アイテムを使用できません。【フキダシ】 「エピック」のようなフキダシ表示が行われるシナリオです。
本オプション設定時、シナリオ参加費用は通常の価格+50SCになります。
参加料金
種類 料金 ショートシナリオ 100SC 【LV】ショートシナリオ 50SC イベントシナリオ 50SC 【LV】イベントシナリオ 25SC フリーシナリオ 100SC グランドシナリオ 150SC 大規模作戦 無料
※オプションで価格は変動します
参加人数
最小参加人数と最大参加人数が表示されます。
シナリオ出発前日までに最少人数以上の参加がない場合、シナリオは不成立となります。
不成立となった場合、参加時に消費したSCは返却されます。
参加人数にはいくつかのパターンが設定されています。設定された人数はシナリオオープニング画面から確認できます。
参加人数枠に応じて、概ねリプレイの文字数も変動します。
基本的には参加人数が多くなるほどリプレイの文字数も増加しますが、執筆担当者の裁量やシナリオの展開に応じて文字数は多少増減します。
種別 説明 ショート 1名、1~2名、2~4名、3~6名、4~8名、4~10名、5~16名の7パターン。
参加1名あたりの想定文字数は500~1000文字前後。イベント 1~5名、1~10名、5~24名、10~50名の4パターン。
参加1名あたりの想定文字数は250~500文字前後。フリー 1名、1~2名、1~4名、1~10名の4パターン。
参加1名あたりの想定文字数は500~1000文字前後。グランド 1~24名、1~50名、1~100名の3パターン。
参加1名あたりの想定文字数は500~1000文字前後。多めになりやすい。大規模作戦 参加人数は無制限。
参加人数とリプレイの文字数に相関関係はなし。
報酬
シナリオに参加した際に得られる報酬量です。
報酬はEXP、G、FAVORを指します。
報酬量はシナリオの種別 これらはシナリオの結果では増減せず、出発した時に獲得されます。
シナリオでの活躍やその成功度によっては、称号や名声を獲得できる場合があります。 名声はシナリオを成功させることで獲得でき、大成功の場合はさらに獲得量が増加します。 シナリオの結果により獲得される称号や名声などは、リプレイ公開時の付与となります。
種類 EXP G FAVOR ショート
【LV】ショート500 10000 10 イベント
【LV】イベント
フリー300 5000 5 グランド 1000 30000 15 大規模作戦 1000 10000 5
名声
名声はシナリオの成功度に応じて獲得量が変化します。
そのため、配布は称号と同じくシナリオの結果が公開される際に行われます。
また、シナリオのMVPには成功度に関係なく、名声が1ポイント追加で付与されます。
種類 失敗 成功 大成功 ショートシナリオ 1ポイント 2ポイント 3ポイント イベントシナリオ 1ポイント 2ポイント 3ポイント フリーシナリオ 原則成功のみ 2ポイント 原則成功のみ グランドシナリオ 3ポイント 5ポイント 10ポイント 大規模作戦 1ポイント 2ポイント 3ポイント 【LV】シナリオ 1ポイント 1ポイント 大成功なし
相談期間
シナリオを相談するための日数です。
この日数経過後、プレイング締め切りを迎えます。
プレイング締切
プレイング入力の締切日時です。
締切を迎えると、そのプレイングを元にマスターが執筆作業を開始します。
この締切までにプレイングを入力できない場合、リプレイ中にキャラクターを描写できません。
未入力の場合もSCの返却は行われないためご注意ください。
リプレイ完成予定
リプレイが完成し、公開される予定日です。
マスターの作業状況によっては実際の公開が多少前後する場合があります。
関連シナリオ
そのシナリオに関連する外のシナリオです。
確認は必須ではありません。
また、関連シナリオに参加していなくてもそのシナリオに参加できます。
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- シナリオの流れ
-
シナリオは公開後、決められた時間の経過により状況が変化します。
すべてのシナリオに即座に参加できるわけではありませんので、ご注意ください。
ここではシナリオ公開後の流れについてご説明します。
オープニング公開~抽選参加受付中
シナリオのオープニングが公開された状態です。
公開直後のオープニングは「抽選参加」のみ受け付けています。
オープニング公開から24時間経過すると抽選が行われ、参加者が確定します。
抽選参加者だけでシナリオが定員を迎えると、通常参加は行われません。
また、通常の参加料に上乗せした料金を支払うことで、優先抽選に参加できます。
優先抽選者が存在する場合、シナリオへの参加は優先抽選者から先に行われます。
参加を強く希望する場合などにご利用ください。
プレイング受付中(通常参加期間)
優先参加者でシナリオが定員を迎えない場合、通常参加期間となります。
通常参加期間中には先着順でシナリオへの参加処理が行われます。
「エキスパートルール」の場合、相談掲示板で他の参加者との相談が可能です。
決められた日数が経過すると、プレイング締切となります。
プレイング締切間近~プレイング締切
プレイング締切の5分前になると「プレイング締切間近」に表示が変更されます。
この段階になると、参加枠に残りがあったとしても、シナリオへの参加は行えません。 またプレイング締切間近になった際、参加者が最低参加人数に達していない場合、シナリオは不成立となります。
参加者はプレイング締切までに相談を完了し、プレイングを提出してください。
締切までであれば何度でも提出したプレイングを上書きできます。
締切を迎えるとプレイングが確定し、マスターが執筆作業に入ります。
万が一この時間までにプレイングを提出できなかった場合、行動内容は「白紙」となります。
白紙状態のキャラクターは原則的にリプレイには描写されません。
プレイング締切を迎えると、でシナリオ報酬(EXP、G、FAVOR)は配布されます。
リプレイ公開
マスターが納品したリプレイを確認できる状態です。
このタイミングでシナリオの結果に応じた状態と報酬の付与が行われます。
戦闘ダメージによる忘却状態、称号、アイテムなどがそれにあたります。
公開されたリプレイ内容に誤りがある場合、リテイクを申請できます。
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- オープニング
-
ハイブリッドヘブンのシナリオに参加する際には、まずオープニングを確認しましょう。
オープニングには以下のような情報が表示されます。
オープニング本文
そのシナリオの導入について記されたノベルです。
参加PCがどのような物語で活動することになるのかが記されています。
シナリオ攻略のヒントが隠されていることもあります。
成功条件
シナリオを成功させるための条件です。
条件は最大3つまで設定される可能性があります。
基本的にはすべての条件を達成することでシナリオの結果を「成功」とします。
大成功条件
シナリオを大成功にするための条件です。
成功条件を満たした上で、更に大成功条件を満たすことで「大成功」となります。
成功条件と同じく、最大3つまで設定されることがあります。
シナリオが大成功になる場合、舞台となるワールドに与える影響がより大きくなります。
選択肢
そのシナリオにおけるPCの行動の指標です。
選択肢は最大4つまで設定され、ひとつも選択肢が存在しないシナリオもあります。
リプレイは選択肢ごとに作成・表示されます。
リプレイの文字数は選択肢をすべて合計した値となります。
解説
そのシナリオの状況について書き下したものです。
オープニング本文や成功条件のまとめや補足、出現する敵やNPCなどについて記載されます。
マスターより
シナリオの執筆担当者となるマスターからのコメントです。
ちょっとした注意事項など、参加時に伝えたいメッセージが記載されます。
関連NPC
そのシナリオに関連するNPCから代表して2名まで表示されます。
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- 相談とプレイング提出
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判定方法が「エキスパートルール」の場合、相談掲示板を使用できます。
相談掲示板はシナリオの解決に向けて参加者同士が相談するための場です。
自分の行動や参加する選択肢について表明したり、仲間と相談してプレイングをすり合わせます。
なお、相談は必ずしも参加しなければいけないものではありません。
「カジュアルルール」の場合、相談掲示板は使用できません。
他のキャラクターの動向について知らなくても、基本的にシナリオを成功に導けるためです。
親しい友人同士で参加しているなどの理由で相談を行いたい場合は、トーク機能などをご利用ください。
自分のキャラクターをシナリオでどのように行動させるのが決まったら、それをプレイングとして書き下します。
プレイングはオープニング画面や相談掲示板から提出できます。
プレイングは「テキストによる指示」ともいえるもので、プレイヤーは自分のキャラクターにこのプレイングと呼ばれるテキストで指示を行います。
プレイングはテキストであるからこそ自由度が広がり、
「ジャンプすると見せかけてフェイントで相手との距離を一気に詰める」
「予め足先に砂袋を付けておき、近づいたら足をけり上げて砂をかけ、視界を奪う」
「好きなキャラクターがいるので、特別このキャラクターには笑顔で話しかける」
「依頼主が黒幕だと思うので、自分は目的地にはいかずに依頼主を監視する」
というような、オリジナルの行動が可能です。
このプレイングは一緒にゲームを遊ぶ他のプレイヤーの操作と組み合わせることもできます。
他のプレイヤーと作戦を相談したり協力すれば、更に遊びの可能性は広がることでしょう。
プレイングには以下の内容を入力してください。
台詞
キャラクターの台詞案を最大5つまで登録できます。
リプレイで喋らせたい台詞を書き込んで使用します。
また、この記述はマスターがキャラクターの口調を掴む上でも重要です。
動機
シナリオへ参加した理由、目的などを記載できます。
行動の方向性が決まるため、それに即した描写をされやすくなります。
選択肢
シナリオに選択肢が存在する場合、ひとつ選ぶことができます。
基本的にキャラクターは選んだシーンにて描写されます。
コミュニティ選択
シナリオに参加する際、自分が所属するコミュニティを選ぶことができます。
選ばれたコミュニティはあなたが属するものとして扱われます。
他にもシナリオに同じコミュニティを選択するPCが存在する場合セットで描写されるなどの対応が行われます。
プレイング
キャラクターの行動を記載します。
台詞例、動機、選択肢は既に入力されているはずですので、純粋な行動を記載する場所となります。
どんな行動でも記載は自由ですが、実行の可否は能力や装備アイテムから判定されます。
シナリオと無関係な行動やシナリオの達成を妨害するような行動、あるいは判定の結果成功しないと判断された行動、または実行の必要がないと判断されたプレイングは不採用となり、リプレイに反映されない場合があります。
プレイングの文字数はシナリオによって異なります。
ショート、グランドは400文字。
イベント、大規模作戦は200文字。
フリーは500文字となります。
特にフリーに関してはOPで状況が指定されず、「プレイング側で状況指定が必要となる」ため、「動機欄」も300文字に拡張されます。
シチュエーションの説明やキャラクターの関係性などの説明に、「動機欄」をご利用ください。
プレイングシート確認
プレイングを記入した後、送信する際に内容を確認できます。
提出したプレイングと、その際のキャラクターデータをまとめたものを「プレイングシート」と称します。
原則的に同じデータがマスターに伝わるため、内容に矛盾があるかどうかを確認できます。
装備アイテムやスキルはプレイング提出時のデータが保存されます。
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- プレイング未提出への対応
-
シナリオに参加したものの、プレイングの提出が行われていない場合、そのキャラクターはシナリオ中に描写することが困難となります。
シナリオに参加したら、必ずプレイングの提出をお願いします。
しかし、様々な事情からプレイングを提出できなかったというケースは発生する可能性があります。
ここではプレイング未提出状態への対応についてまとめます。
プレイング未提出状態とは?
シナリオに参加し、その後プレイングの提出を行わないままプレイングの締め切りを迎えてしまった状態です。
過去WTRPGなどでは「白紙プレイング」などとも呼ばれていました。
プレイングとは、そのキャラクターをシナリオ内で動かすための「指示書」「発注文」です。そのため、プレイングが提出されていないキャラクターはシナリオ内でどのように描写を行えばいいのか、シナリオを執筆するマスターに伝わりません。
つまりプレイングが未提出状態になってしまうと、そのキャラクターをシナリオ中で描写することができなくなります。
「シナリオに参加していて、お金も払っているのに、シナリオに自分のキャラクターが描写されない」という、とても残念な状況になってしまいます。
プレイング未提出でもシナリオ参加の報酬などは獲得できますが、参加費用として支払ったスターコインが返却されることはありません。
プレイングの未提出、いわゆる「白紙」はシナリオに参加したお客様にとって不利なものであると同時に、「本来参加していたはずのキャラクターが不在の状態でリプレイを執筆しなければいけない」という、マスターにとっても負担なってしまう状態です。
もしもお友達と一緒にシナリオに参加していたなら、そのお友達は「一緒に参加しているはずの、しかし実際には不在にキャラクター」に話しかけているようなプレイングを送ってしまうかもしれません。
そうなれば、影響の範囲は自分だけではなくお友達や他のシナリオ参加者、担当マスターと、大きく広がってしまいます。
楽しい体験になるはずだったシナリオが、一転して思い出したくない記憶になってしまうというのは、誰にとっても悲しいことです。
しかし、プレイングの未提出自体は様々な事情から「発生する可能性」自体、すべての参加者が有しています。
例えば体調不良や事故、急に入ってしまった欠かせない用事で時間を取れなくなってしまう等です。
「絶対に体調を崩さない人」「絶対に事故にあわない人」「絶対に予定が崩れない人」は存在しません。
リアルタイムで進められるゲームであるWTRPGであるからこそ、「白紙」は誰にでもあり得ることなのです。
白紙は周囲に迷惑をかけてしまうかもしれない行動ではありますが、誰にでも起こりえることであり、その発生自体を叱責してもほとんど意味はありません。
発生してしまった際にどのように対応するのか、また発生をどのように予防するのかが重要です。
「仮プレイング」で未提出を予防しよう!
シナリオに参加した直後は、まだシナリオ内でやりたいことが決まっていないかもしれません。
それでも一度、中身が決まっていない状態でも構いませんので、プレイングを提出しておきましょう。
中身は全然詰まっていなくても問題はありません。
プレイング本文に「あ」であるとか、「がんばる」であるとか、何でもいいので記載して提出さえ行われていれば、それだけで「プレイング未提出」は予防できます。
プレイングは締め切りまでに何度でも修正が可能です。
本当にやりたいことがちゃんと決まったら、その内容を改めてご提出ください。
しかし、「仮プレイング」は絶対的に正しいのかといえば、それも違います。
内容が詰まっていないプレイングを提出するということは、マスター側がアドリブでキャラクターを勝手に動かしてしまう、ということでもあります。
「あ」というプレイングからそのキャラクターの性格や行動など、キャラクターの作り手であるお客様の意図を汲み取ることは不可能です。
大切な自分のキャラクターを「プレイングなし」で勝手に動かされたくない! というのも、WTRPGでは大切にされるべき感情です。
そういった場合には、「仮プレイングを提出しないという選択」も、十分に尊重されるべきでしょう。
周囲に「仮プレイングを提出しない」というユーザーがいても、それはその人の選択であり、第三者が強制するようなものではありません。
勝手なことを書かれたら困るから仮プレイングは提出しない! というのは、正当な「提出しない理由」です。
ただし、仮プレイングを提出しないということは、「プレイング未提出のリスクを受け入れる」ということにもなります。
「仮プレイングは出さないけど、プレイング未提出のリスクは負いたくない」というのは、客観的な平等性が欠如した、いわゆる「わがまま」となってしまいます。
いずれにせよプレイスタイルはすべて例外なく尊重されるべきですが、選択したスタイルが持つ「リスク」についてもきちんと考えておきましょう。
プレイング未提出が発生してしまったら?
プレイングの未提出について、運営は必ず対応することをお約束できません。
プレイングの提出締切はすべての参加者が平等に強いられている制約であり、多くの参加者がルールを守っている中の「特別扱い」は不満を生みやすいものです。
もちろん、その不満は正当なものです。「プレイングの締め切りを伸ばしてもらえるならそっちの方がいいよね」と考えるのを「おかしい」「我慢しろ」というのも、納得し辛い話になってしまいます。
締切を超えてプレイングを受け付けるというのは、ルールを守っている人々に対して誠意あるものとは言えません。
しかし、前述した通り白紙プレイングは「誰にでも発生する可能性がある」ものです。
その発生自体を頭から否定したり、一切全く対応しないというのも、WTRPGというコンテンツを楽しんでいただく上で、厳しすぎるものであると考えます。
例えば、病気や災害などでプレイングを提出できなかった場合。
これは第三者からしても妥当性があり、納得度の高い「理由」です。
そうした場合には遠慮なくサポートフォームより運営にご連絡ください。
マスターの製作状況などにもよりますため、必ず対応をお約束できるものではございませんが、可能な範囲で対応を検討させていただきます。
しかし、完全な自己都合である場合、第三者にご納得いただくことは難しいものとなります。
もちろん、1度や2度くらいは誰にでも起こりえることです。「絶対にうっかりしない人」は存在しません。
よって、プレイングの未提出が完全な自己都合であったとしても、「ある程度は」対応を行わせていただきますので、サポートフォームよりご連絡ください。
ここでいう「ある程度」とは、情状酌量の余地があること、ある程度は他の参加者の皆様にもご理解を賜れる範囲を指します。
何度も何度も繰り返しプレイング未提出からの白紙対応を依頼するなど「常習化」してしまったり、リプレイ公開直前に連絡するなど時間が経過してから連絡する、あるいは悪意的に明らかにマスターへの嫌がらせでプレイング未提出を繰り返している……といった場合は、話が別です。
前提として、可能であればご参加いただいたシナリオを楽しんでいただきたく、その為にできる対応はしていくべきであるとしつつも、客観的に第三者が納得できない、大きく不満を持つ、または迷惑が掛かってしまうような「未提出」に関しては、厳しい対応をせざるを得なくなってしまいます。
サポートフォームに連絡すると、どうなる?
プレイング未提出が発生してしまった旨をご連絡いただく際には、
・シナリオの名称
・そのシナリオで行いたかった行動などの簡単なまとめ(プレイングに代わるもの)
の2点をご提出ください。
対象のシナリオが不明であると、対応は困難になります。
また同様の理由で、サポートフォームからご連絡いただくキャラクターは、「そのシナリオに参加しているキャラクター」でログインした状態にてお願いいたします。
ご連絡時には、プレイングの代わりになる行動のまとめをお送りください。
その内容は「プレイング未提出への対応を行えるか・行えないか」の判断にも関係します。
例えば、「プレイングは未提出だったけど、このシナリオで一番活躍させてください!」といった内容が書かれていた場合には、申し訳ございませんが対応をお断りさせていただくことになります。
プレイングの未提出時にサポートフォームから連絡を行うと、ほとんどの場合運営からは「マスターに共有し、可能な限り対応させていただきます」といった、「絶対に対応することを約束するものではない回答」が行われます。
これは文字通り、マスターの執筆状況などによってはシナリオリプレイの書き直しになってしまったり、判定のやり直しになってしまうなど、マスター側の負担が大きくなってしまうためです。
過去の実例的には、よほど不当な内容ではない限り、プレイング未提出には「ほぼ」対応を行っております。
ただし、行えなかったとしてもマスター側の責任ではなく、「対応しない」と判断するかどうかは原則的に運営マターとなります。
また、プレイングが提出されていない場合、リプレイに描写できる範囲には制限があります。
簡単に噛み砕いてしまうと、そのシナリオでは「MVPになれない」「称号が付与されない」「大活躍できない」状況となります。
本来これらはシナリオ参加者に平等に与えられる権利であり、プレイングによってはどんなキャラクターにもチャンスがあるべき要素です。
しかし、プレイングが未提出の場合、「そのキャラクターがどんな装備をしていたのか」「どんなステータスだったのか」といったデータが記録されず、マスターにも通達されません。
「リプレイの描写上、アイテムやスキルの描写は行うが、それが本当にシナリオの成否を左右するほど重大な活躍だったのか?」ということを、マスターは正しく判断できないのです。
正規の状態のプレイングが生成されていない状態でそのキャラクターをMVPにしたり大活躍させることは、他の参加者に対して「●●という理由で活躍したのだ」と説明する、その論拠となるデータがない、ということになります。 この状態で「未提出キャラクターを大活躍させる」というのは困難です。
一方で、上記の制限はあくまでも戦闘シナリオなどステータスを参照し、戦闘判定を行う場合です。
ステータス判定が不要な日常シナリオなどであれば、「プレイング本文だけですべての事柄を処理できる」ため、そういった場合には他参加者とも平等な判定(判断)が可能となります。
お友達同士で楽しんだ日常シナリオなどであれば、一緒に称号を付与されたりすることはあるかもしれません。
ただし、どちらにせよ「シナリオの成否に大きな影響を与える」「中心的に活躍する」キャラクターは、締め切りを守っているキャラクターであるべきです。
プレイグ未提出のキャラクターをリプレイ中に描写するということは、その時点ですでに「締め切りを守っている他の参加者」に間接的とはいえ「不平等の許容」を強いている状態です。
特別な対応をされてるキャラクターが「そのシナリオで一番の大活躍」というのは、第三者から納得し辛いものです。
上記の理由から、原則的に「活躍度合い」に関しては、プレイング未提出者よりもプレイングを締め切りまでに提出している通常のキャラクターが優先されます。
これらはあくまでもケースバイケースの判断要素です。
例えば、3名参加のシナリオで3名ともプレイング未提出で、3名ともサポートフォームに連絡してリプレイへの描写を要請したとします。
すると、少なくともそのシナリオでは「不平等」は生じていません。
もちろんマスターにとっては不幸ですから「誰にも迷惑がかかっていない」わけではありませんが、ともあれ、お客様間に不平等や不満がないのなら、その3名の中にMVPや活躍するPCがいても問題はないでしょう。
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- リプレイが公開されたら
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リプレイページには物語を記したノベルだけではなく、シナリオのMVPや付与された称号などが表示されます。
ぜひリプレイノベルとあわせてお楽しみください。
リプレイや結果を確認した際に誤りがある場合、シナリオ参加者は「リテイク」を申請できます。
リテイクを希望の場合は、以下の「リテイクの注意点」をご確認ください。
完成したリプレイには、自分のキャラクターが所持している対象イラストを紐づけることができます。
ぜひ、リプレイの素敵な場面をピンナップで頼んでみましょう!
■対象イラスト
「シングルピンナップ」「パーティピンナップ」
■紐づけられる条件
・キャラクターが参加したシナリオであること
・キャラクターが所持(納品)された対象イラストであること
・パーティピンナップの場合は、キャラクターが主発注者であること
■紐づけの仕方
・参加しているシナリオ&選択肢のリプレイ末尾「オープニングに戻る」の隣に「ピンナップ設定」が出ます。
・設定したいイラストを選択してください。
・設定を行うと、リプレイのオープニング画像に選択肢として表示されます。
■注意事項
・1つのピンナップを同時に設定できるのは1箇所だけです。すでに設定されているイラストは選択できません。
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- リテイクの注意点
-
リテイクとして対応される内容は原則以下の3種類となります。
1.キャラクターの名前や性別、装備などキャラクターデータの間違い
リプレイ上でキャラクターの名前や性別、髪の色や目の色、種族などが間違っている場合、リテイクを申請できます。
剣を装備しているはずなのに銃を使っている描写がある。使用しているスキルが間違っている……といったケースもこちらに該当します。
2.著しいクオリティの欠如
リプレイの文章はマスターごとに書き方が若干異なります。
しかし単なる個性ではなく文章表現として明らかにおかしいといった場合にはリテイクを申請できます。
文章が不自然に欠けていて繋がりがおかしかったり、文章として意味が理解できないような場合が該当します。
クオリティが欠如しているのかどうかは運営側で判断させていただきますので、予めご了承ください。
3.プレイングとの大きな食い違い
自分が参加している選択肢とは異なる選択肢に描写されていたり、明らかに食い違う場合にリテイクを申請できます。
リプレイではマスタリングによりプレイングとは異なる展開を迎えたり描写が行われる可能性はございます。
しかし、根本的にプレイングの意図と正反対の行動や、班分けの間違いなどはリテイクの対象となります。
WTRPGはプレイングとキャラクターの能力によって「成功」と「失敗」に分かれるゲームです。
「自分がMVPじゃないのは納得できない」
「活躍のシーンが一番多くないのは嫌だ」
「『倒す』って書いたのに逆に倒されてしまったのは納得出来ない」
のように、「自分の思い通りに物語が進まなかった」というご意見での修正依頼には応じておりません。
予めご了承くださいますようお願い致します。
納品されたリプレイに誤りがあった場合には、お手数をおかけいたしますが
1.修正を依頼したいリプレイのアドレス
2.修正してほしい箇所
3.修正を依頼した理由
これらの情報を、ハイブリッドヘブンのサポートフォームから送ってください。
リテイクは原則的に「シナリオに参加し、間違いの対象となっているPCのプレイヤー」ご本人からのみ受け付けております。
他人のキャラクターに対するリテイクはお引き受けできません。
また、リテイク内容によっては担当マスターへの確認でお時間をいただく場合がございます。
まことに申し訳ございませんが、あわせてご了承のほどよろしくお願いたします。
■リテイク依頼例
------------------------------
・シナリオURL
wtrpg12.com/scenario/index
・修正依頼箇所
「才谷梅太郎殿!」
その呼び名に、坂本竜馬(IDxxxx)が振り返った。往来だ。
変名で呼ばれるのも当然のことだが、名字まで呼んでは不自然極まる。彼は呆れた顔で(略)
・修正依頼理由
該当PC名はただしくは『坂元竜馬』です。
また、「才谷梅太郎」という偽名を持つ設定はないため、
このやりとりはキャラ設定に反することから修正を希望します。
------------------------------
- 目次に戻る
- 大規模作戦
-
大規模作戦は特殊な位置づけにあるシナリオ種別です。
いくつか他の種別のシナリオとは異なる特徴を持っています。
ここでは大規模作戦の特徴について説明します。
参加料金とキャラクター描写
大規模作戦のシナリオ参加料金は『無料』となります。
参加に特別な条件は存在しませんので、どなたでも無料でご参加いただけます。
また、同一のプレイヤーが複数のキャラクターを参加させることも可能です。
(ただし、他種別のシナリオ同様、『総合』などの条件は満たす必要があります)
大規模作戦は無料で参加することができますが、他の有料シナリオ種別とは異なり、参加した全キャラクターのリプレイ描写が保証されません。
そのシナリオで活躍したキャラクターなどにスポットを当て、一部のキャラクターのみ描写が行われます。
参加報酬
大規模作戦に参加した全キャラクターに、有料シナリオ種別と同じくEXPなどのリソース報酬が配布されます。
この報酬配布はリプレイ描写とは無関係となります。
有料シナリオと同じく、称号や記念アイテムの配布も行われます。
また、大規模作戦で活躍したプレイヤーには特別な報酬が与えられる場合があります。
これらの報酬は大規模作戦ごとに設定されており、専用の特設ページなどに掲載されます。
作戦評価点
大規模作戦の結果ページには『評価点』という項目が追加されます。
これはリプレイ描写に関係なく、参加した全キャラクターに対して付与されます。
評価点はA、B、Cの三段階で付与されます。
評価点は「プレイングの妥当性」+「実現のためのステータスの有無」で判断されます。
この評価点は作戦の中でどの程度活躍できたのか、有効な行動を行ったのかの指標であり、報酬などには無関係なものとなります。
評価点ページにはキャラクターの名称の他、シナリオ参加時に選択したコミュニティも表示されます。
ミッションでの扱い
大規模作戦は無料での参加となるため、シナリオ参加系のミッションにカウントされません。
- 目次に戻る
- シナリオ参加の注意点
-
相談についての注意点
エキスパートルールのシナリオでは、相談掲示板を使用することができます。
相談は必ずしも参加しなければならないものではありませんが、「相談したいけど何を言ったら良いのかわからない場合」のおおまかな指針について解説します。
なお、この内容も絶対守らなければならないものではありません。
あくまで参考程度にお考えください。
そもそも相談とは?
相談とは簡単に言えば「助け合うための話し合い」です。
オープニングの状況を見て、参加者同士で気付いたことを出し合ったり、そこで出た課題についてフォローし合うための話し合いが相談と言えます。
あなたが気付いていないことを誰かが教えてくれるかもしれませんし、逆に誰かが気付いていないことをあなたが教えてあげられるかもしれません。
何故なら、集まった仲間たちは皆違った背景や知識があるからです。
違う所に気付くのは当然であり、その集合知でいわば「楽をする」のが相談の目的となります。
単なるコミュニケーションの場、雑談をする場として使用することもできますが、相談掲示板を使う目的がそれぞれ異なってしまう場合、話がうまくかみ合わないこともあるでしょう。
基本的に相談掲示板は「シナリオの相談をする場」としつつ、もしも雑談などをしたい場合にはその旨を他の参加者に伝えたり、新たにスレッドを作成することをおすすめします。
みんな持っている知識が違う
相談における前提として、「参加者が持っている知識は同じではない」と言うことは胸に刻んでおきましょう。
例えば、ファイターロールしか使っていない人はファイターのことしか知らなくても無理はありません。自分が使うロールやスキルを、他の参加者が理解していて当然だと考えるのは危険かもしれません。
これまでたくさんのシナリオに参加している人とそうでない人とでは、物語や設定への理解度も異なります。
公開されているすべてのシナリオに欠かさず参加することは極めて難しいことですから、それぞれ「知っているシナリオの範囲」もまた違うものです。
「自分が知らないけど相手は知っていること」「自分は知っているけど相手は知らないこと」というのはあって当然です。
相手が知らないことを責めるのはお門違いと言えますし、自分に知らないことがあってもそれは恥ずかしいことではありません。
そしてだからこそ、知識を持ち寄ることには価値があるのです。
そう言う意味では、相談に必要なのは自他両方の「知らない」ことへの配慮や想像です。
まずは前提を確認したところで、実際に相談でどんなことをしたら良いのかを見てみましょう。
挨拶をしよう
まずは挨拶してみましょう。
名前の他、自分の種族や、参加する予定のロールなどを書いても良いかもしれません。
さらっと参加動機を書いておくだけでも、なんとなく周囲があなたの行動方針を察することができます。
「よくわかんねぇけどバトルしにきたぜ!」も、「このNPCは友達だから助けにきたよ!」も、それらのすべてがシナリオに参加する正当な動機です。
その上で、「NPCと絡みたい人」「ボスに勝ちたい人」「友達同士で行動したい人」らの、シナリオにおける行動の優先順位は異なります。
自分がどういう目的で参加したのかを少しでも書いておけば、相互理解のきっかけになるかもしれません。
シナリオの課題について
オープニングや解説の内容を読んで、そこから読み取れる課題は何か、どんなことが大変なのか、をピックアップして提示してみましょう。
それをどのように解決するのか、が相談の始まりになる筈です。
こうした課題のまとめは、比較的上級者のプレイヤーが率先してこなしてくれることもありますが、そうした場合には一言お礼を伝えるとよいでしょう。
また、まとめられた情報が間違っていたりすることもあり得ます。そうした間違いは「自分」の場合もあれば「ほかの誰か」の場合もあるでしょう。
そうした間違いそのものを恐れるよりは、お互い様の精神で「違うな」と思うところを伝え合ってみましょう。
「課題の相談」は「間違いの叱責」とはまったく違うものです。
誰かの行動をフォローする/自分をフォローしてもらう
ほとんどの場合、一人で解決できる課題はあまりありません。
シナリオの課題は複数人の参加者が協力することで解決できるようなバランスに調整されているからです。
誰かが行動に際して困りごとが起こりそうなら、それを自分がフォローできるか、あるいは自分が行動するときに困ることがあるなら誰かにフォローしてもらえないかお願いしてみましょう。
例えば「敵の近くで戦うから反撃されてしまうかもしれない」というファイターがいた場合は、「シールドアップでシールドを上げる」「フォローガードでダメージを引き受ける」「自分も攻撃して反撃される可能性を減らす」「敵にBSを付けて行動を妨害する」などのフォローができるかもしれません。
よくわからないうちは、そもそも何をお願いすればいいのかもわからないものです。
そういう場合でも「自分はこういう行動をするつもりだ」という宣言だけしておけば、上級者がある程度カバーしてくれる可能性もあります。
リプレイでそのように仲間が動いてくれていたら、それは次回に繋げる学習のチャンスです。
慣れてきたら、自分も他の参加者の行動を見て、それに合わせるようなプレイングを書いてみましょう。
反対意見について
人によって価値観や判断基準は異なるので、あなたの意見に対して反対意見が出ることもありえます。
ただし、それは意見に対する反対であって、あなた自身を否定するものではありません。
行動の提案を断られた場合も、それは様々な理由があってのことです。
あなたも反対せざるを得ないことがあると思いますが、反対する場合においても相手の意見を尊重する態度は忘れないようにしましょう。
どんなに発言に正当性があったとしても、同じ世界を共に楽しむ上で、他人の人格そのものを否定するような発言は聞き入れられないものです。
気に入らないことや納得できないことがあった時も、感情的にならず、落ち着いて発言することを心がけましょう。
WTRPGは「感情的になること」が楽しい遊びでもあります。
ついカっとなってしまうようなことは、むしろ正常な反応であると言えます。
無感情にボタンを押していればよい……というゲームではない以上は、ちょっとしたことで嬉しくなったり、悲しくなったり、腹を立てたりすることは避けられません。
大切なのは「相手もそれは同じである」ことを理解し、お互いの感情を尊重し合うことです。
同意したり認められなくても、「そう考える人がいる」ことは認めてあげましょう。
相談のとらえ方
相談は「必ずしもまとまる」ものではありません。
プレイヤーの私生活の都合もありますし、ゲーム内の更新状況、各々のプレイ状況によって出発直前になっても行動がまとまらないこともあるでしょう。
シナリオに参加したはいいものの、直後に体調を崩してしまった……ということもあり得ます。
しかし、お互いにこのゲームを楽しむためには、「相談がまとまらないこともある」という事実を認めなければなりません。
それは誰かが悪いのではなく、単に「そういうもの」なのです。
あくまでも相談は「お互いをフォローするため」「全員同じスキルを装備してしまって無駄になるのを避ける」など、「一人ではどうしようもないこと」を埋めるためのものです。
必須ではないため、必ず全員の意見がきちんと噛み合う、必ず全員が発言することを前提にすることはできません。
一言も相談に参加しない参加者がいても問題ではありませんし、どのように遊ぶのかは人それぞれです。
相談をする中で、「うまく作戦がハマった!」「シナリオ相談がきっかけで仲良くなれた!」といったポジティブな体験を期待することはできますが、そうではなかったとしても、それはネガティブな体験ではなく「たまたまそうだった」というだけのことです。
相談とはあくまで意見の出し合い程度に思っておきましょう。
サガルト咎人の皆さんは強い信念や譲れない思いをお持ちだと思います。
ですが、だからこそ目の前にいる誰かのことを慮れるのではないでしょうか。
大牙折角同じ依頼に参加してる仲間なんだから
お互いに気持ちよく相談出来ると良いよな。
- TIPS -
「なぜそう思ったのか」は説明出来る方がスムーズでしょう。
全員が同じものを同じように受け取るわけでもなければ、全員が同じように理解しているわけでもないからです。
また説明出来ない場合は状況に対する理解が自分の中でも浅い可能性があります。
例えばファイターが「ヒッティングを使うね」と言ったところで、ファイターのスキルをよく知らない人からしたら「どうして?」となるかもしれません。
「敵が回避を得意とするようだから、回避を半分にできるヒッティングを使う」と言えばわかりやすいでしょう。
反対する場合やどちらかの案を選ぶ場合も、「こう言う理由があるからその提案は危険、不発かもしれない」「こう言う理由があるからこちらの案が良い」と添えられた方が説得力があるかもしれません。
もちろん、時間や余裕、事情が許せばの話ですが、何かを主張する場合は理由を示した方が伝わりやすいはずです。
その一方で、言いたくなければ無理に言う必要はありません。
「言いたくない」「やりたくない」というのも、尊重されるべき意思だからです。
しかしその場合には「言いたくない」という旨をきちんと断っておくと、やはりスムーズでしょう。
(言いたくないと言っている人に無理矢理言わせる、というのはその方が問題です)
発言されないことは、第三者からは想像することしかできませんが、その想像は当然ながら正しい現実と結びついているわけではありません。
「憶測」同士が重ならないように、誤解を招きたくない時には一言断っておくのが安全です。
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シナリオコンテンツはキャラクターの行動(プレイング)をテキストで書き、その結果がマスターの執筆する小説(リプレイ)で返されるハイブリッドヘブンのメインコンテンツです。
シナリオに参加し、決められた相談期間中にキャラクターの行動指示となる「プレイング」を提出します。
すると、担当するシナリオライターが判定を行い、それに即したオリジナルノベルを作成します。
シナリオはWEBゲームの内容とも連動しており、より物語を深く楽しむことが可能です。