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地下鉄大迷宮

地下鉄大迷宮の状況

懐地界メトレトロの特異点に至るべく、各地で妖怪との交流、接触を深めてきた咎人たち。
その中で知り合った人形の妖怪、あやこちゃんによって、東ノ宮に敷かれた地下鉄に重なる形で広がる異界、「地下鉄大迷宮」の駅の一つへと招かれる。
そこは、これまでそれぞれの妖怪が個別に作り上げてきた異界とは異なり、固有空間同士を「駅」として線路でつながっているという特異なものだった。
ならばある「駅」を起点としてそこから線路をたどっていけばこの地下鉄大迷宮を探索することが出来る。
その果てにきっと特異点にたどり着くことが出来るのだろう。そう結論する咎人たちに、しかしあやこちゃんはこの地下鉄大迷宮を進むには注意が必要だという。

その説明に入ろうとしたところで、この世界で妖怪たちを兵器化しようと狙う巌商会が、簒奪者沢渡龍造と共に地下鉄大迷宮に侵入してきた。
咎人たちはこれを撃退するも、この襲撃は邪神勢力もまた地下鉄大迷宮を攻略対象と認識、巌商会と共に「侵略」という形で拠点を広げようとしていることを意味している。

悠長にしている余裕は無いと分かったところで、咎人たちはこの地下鉄大迷宮を進むにあたり、改めてあやこちゃんから説明を受ける。
この地下鉄大迷宮は、一度入り込めば「線路」は自由に移動できるものの、各妖怪たちの霊力でもって固有空間とした場所──「駅」に到達、通過するためには、その駅の主たる妖怪たちに認められなければならないという。
一先ず入れてもらうには「招いて」貰えばいいが、探索をするとなると自ら訪れることを可能とし、毎回主の許可を取らずとも通過できるようにさせてもらわねば効率が悪くて仕方ないだろう。
しかしそれはいわば「貴方の領地をいつでも横切らせてくれないか」とお願いするようなものだ。緊急事態とは言え、それを認めてもらうには相応の誠意を示さねばならないのも道理だろう。
特に妖怪は、その状態に精神性が大きく関わる存在だ。「こうだから従って」と言われてすぐさま「分かりました」というような「軽々しい」存在であってはならない。
妖怪にとっても、協力してあげたければ、相応の信仰や威光を行動によって「示されなければならない」のだ。

だが、そうして「駅の使用」の許可を得さえすれば、「人間世界の電車」と対になる異界「妖怪電車」によって認可を得た駅に連れてきてもらうことが可能になる。
つまり、以降、東ノ宮のどこかの駅から地下鉄に乗って望めば、拠点とした「異界の駅」に到着できる。
そうやって、次からは、その駅から更に別の駅へ……と探索を広げていくことが可能になるのだ。

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フリーシナリオ「グンリダンワ鉄下地」

このように「地下鉄大迷宮の攻略」は、「多数の駅主妖怪の許可を得る」事によって進められていく。
これを実現するために、メトレトロでは「フリーシナリオ」という特殊なシナリオ形式を実施する。
「グンリダンワ鉄下地」というタイトルで、形態が「フリーシナリオ」となっているシナリオがその対象だ。
フリーシナリオは、オープニングにおいて具体的な状況設定はなく、状況や展開をマスターではなくプレイヤーが決定できるものとなる。
オープニングで示されるのは、ある程度のシナリオパターン、大枠の目的だけで、どのような妖怪が居て、どのような課題があり、どのように解決するのか……そのあらすじを全てプレイヤーが考え、プレイングで提出してもらうこととなる。
即ちフリーシナリオとは、「プレイヤーがより自由に進められるシナリオ」を意味する。
一部のRPGや、いわゆる「オープンワールド系」と呼ばれるゲームで謳われるそれからイメージしてもらうと良いだろう。プレイヤーは制作側のハンドリングからより解放された形でキャラクターを動かすことが出来る。しかし、その先々で起こることはきちんとエンディングに向かうために必要な積み重ねであり攻略なのだ。
そう、フリーシナリオは好きに過ごして結果は世界観に影響しない「ノベル」ともまた違う。れっきとした「攻略」であり「史実」となる点で間違いなく「シナリオ」なのだ。

ただ、その性質上、通常のシナリオとは以下の差異がある

・原則として「判定」は存在しない
課題をプレイヤーが決めてプレイヤーが解決するのだから、基本的にはキャラクターがやっていることが「最適解」となっているはずだ。
このためフリーシナリオではいちいち判定は行わない。ダイス等による「成否判定」は原則行われず、基本的には、採用された内容はすべて成功する。
ただし、フリーシナリオは位置付けとしてはあくまで「シナリオ」となり、ワールドの展開に沿って成し遂げるべき目標を達成するためのものであり、作成されたリプレイはワールドストーリー上、事実として扱われるものである。 このため、世界観に反したり、明確に咎人の能力を逸脱するような行動は行えない。
従って「判定による失敗」はないが、「レギュレーション違反によるプレイング不採用」は有り得るものとする。

・「大成功」は発生しない
フリーシナリオはその性質上、基本的に成功が当然のものとなる。
かわり、大成功も発生しないものとする。
なお、報酬は通常通り発生する。

・必ず「一話完結」である。
フリーシナリオで続き物のストーリーを行うことは出来ない。
必ずそのシナリオ内で決着となる内容でなければならない。

・同じシナリオ内であっても、必ずしも全員纏まる必要はない。
フリーシナリオはシナリオごとに参加者の上限人数が設定されているが、そうして多人数のシナリオに参加した場合、参加者全員で話し合って一つのストーリーに纏め上げる必要はない。
それぞれが別の内容を書いてきた場合、別々のストーリーとして段落、あるいは選択肢を分けられる形でリプレイが作成される。
逆に言えば誰かと一緒に行動するリプレイを作成してもらいたい場合は、しっかりと同行者を指定し、統一感のあるプレイングを提出する必要がある。

- TIPS -

2023年8月25日より、新たなシナリオ種別として「フリーシナリオ」が追加されます。
フリーシナリオはシナリオ参加者が内容を決めることが出来るノベル的なシナリオです。

パンダ「フリーってのは、内容がフリーって意味で、参加費が無料って意味じゃないぜ!」

フリーシナリオは懐地界専用の特殊なシナリオであるため、他ワールドでは公開されません。

パンダ「金輪際永劫に公開しないって意味じゃなくて、とりあえずメトレトロで試すけど、好評なら他のワールドでもやるかもしンねえぜ!」

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