僕と噂と、巨大猫登場!
狐野径
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シナリオ形態
ショート
難易度
Normal
判定方法
エキスパート
参加制限
総合600以上
オプション
  • ハーフ
参加料金
50SC
参加人数
3人~6人
優先抽選
50SC
報酬
300 EXP
5000 GOLD
10 FAVOR
相談期間
4日
抽選締切
2022/06/29 10:30
プレイング締切
2022/07/03 10:30
リプレイ完成予定
2022/07/19
関連シナリオ
  1. オープニング
  2. 相談掲示板
  3. -
  4. 結果
  5. リプレイ
ハーフシナリオ
このシナリオはハーフシナリオに設定されています。
参加料金が半額となり、リプレイの文字数が下限、上限共に半分となります。

オープニング

●噂によると
 プエル・ニコラスは鏡神学園で一つの噂を聞いた。
「ムールーには巨大な個体がいる!?」
 それはそれで素晴らしいことだと思い、召喚学科寮長のメロディアに突撃をする。
「それ、本当なの!?」
 突撃されたメロディアはプエルの言葉を咀嚼してから答えた。
「……質問が唐突なんだね……うーん、まぁ、いないとは言い切れないのかな? パジャモだと幼体と成体があるみたいに。ムールーの場合は幼いとか大人とかはよくわからないけれども、もっと成長すると人を乗せられるだけ大きくなるかもしれない……かも?」
「だよね。大きな猫。抱き着けちゃうし、乗れちゃう……」
 プエルは想像していた。
 巨大猫のわきに張り付いてみることを。
 もふっと埋もれる感触。
 そして、かじられる僕。
「……痛いね」
「もふもふなのに?」
「かじられるから」
「そこまで想像するの」
 メロディアはあきれる。
「そろそろ、動物や鳥との距離を覚えた方がいいと思うの」
「……僕、可愛いと思っているよ?」
「それはわかるから、動物や鳥が嫌がる領域に踏み込まないというのも重要だと思うの」
「……う、うん」
 プエルがしょんぼりする。
「まさか、つつかれるのや引っかかれるのが楽しいとか……」
「ない!」
 プエルが頬を膨らませた。
 メロディアは巨大なムールーの居場所について少し考えた。
「他の人に聞いてわからないなら、屋敷にいるムールーに聞いてみれば教えてくれんじゃないの? あっちが言葉はわかるんだし」
「僕は猫語初心者だけど」
「初心者に合わせてくれるよ」
「そっか」
 プエルは召喚揮士として手に入れた一体を小脇に抱え、走り出した。
 この時、プエルがムールーを小脇に抱えているということにメロディアは気づく。
 おとなしかったのは、何かの妥協点が見出されたのか?
 疑問は生じるけれども、プエルは立ち去ってしまった。

●屋敷の猫が語るには
 屋敷の神体を置いている音楽室に入る。
 そこのムールーは確認のため顔を上げて、眠る。
 プエルなら害はないだろうと思ったらしい。なでられるかもしれないけれども。
 そんなムールーの気持ちはお構いなしに、
「ねぇねぇ、教えて!」
 と、プエルが話しかける。それも、頭から胴をなでながら。
「巨大なムールーがいるって本当!?」
 ムールーは起き上がると「にゃ」という。
 プエルが小脇に抱えていたムールーのムーニャが本棚に向かう。
 そこには楽譜がある。
 適当に何冊かムーニャは落とした。

「だめだよ!」
「にゃにゃ」
 ムーニャがペペペと楽譜のところをたたく。
「これを読めって?」
「にゃ」
「えっと、んーんー、歌えってことじゃないんだね? 記号? 確かに字だね」
 プエルは一生懸命解読と会話を試みる。
 ムールーたちも必死に伝えようとする。
 はたから見ると、ジェスチャーが激しくて踊っているようにも、遊んでいるようにも見える。
 本人たちは必死なのだけれども。
 太陽が落ちたころ、一行は力尽きたが、どうにか話は通じた。

 なんだかんだで、プエルは巨大ムールーには会うことができた。
 巨大なムールーはプエルが抱き着きたいほど大きかった。人を乗せて移動はできそうなほど大きい。
 巨大なムールーは攻撃はしてこないが、そっけない。
「なんで!」
「んなぁあああああ」
 巨大ムールーは鳴いた。
 プエルの髪が風で後ろになびく。
「……うん! わからなかった!」
 ムーニャがプエルのズボンを引っ張る。
 一生懸命ジェスチャーをする。
「魚?」
 うなずきかかって首を横に振る。
「ひらひら? きらきら? みょっこみょっこ?」
 ジェスチャー大会が進む中、ムーニャは地面に落ちていた葉を拾った。
 それを前足でこする。
「……んん? 大好き?」
 こくり。
「……大好きな葉っぱ?」
 こくり。
 プエルは悩みに悩んで「またたび?」という。
 こくり。
「差し出す?」
 こくり。
「またたびを持ってきたらお友達になってくれる!」
 ムーニャは前足をたたいて「にゃ」という。
「……あ、蚊よけスプレーっていうのをどっかで見たかもしれない!」
 巨大ムールーは「にゃあああ」と大きな声で鳴く。
 たぶん、蚊よけスプレーはいらないと感じ取った。
「じゃ、またたび、買ってくる!」
 巨大ムールーは首を横に振り「にゃ」という。

 近くの山の上にあるまたたびと思われる植物は蚊よけ効果だけでなく、大変気分が良くなるので持ってきてほしいとのこと。さらに、その葉付き枝だけでなく、花も見たい。それに、植物増やせるかもしれないにゃ――という感じだとプエルが思った。
「そっか、枝があれば増えるんだよね! 僕、どこかでそう話聞いた!」
 プエルは勝手に解釈して納得する。
 横でムーニャが首をかしげているため、プエルの勝手な想像の可能性が高い。とはいえ、またたびの枝や葉、花を持ってくるはクリアしているので黙っておく。面倒くさいから。
 プエルは「すごく賢いね! わかった! たくさん枝とってくるよ! お花も素敵だね」というと、一旦天獄界に戻ることにした。

 ここで現地に突撃をかけないのは、たくさん枝を持って帰るには人手がいると判断した。
 それに、何がいるかわからない。
 咎人に依頼を出す。
「巨大ムールーが仲間になってくれるように、僕と貢物を取りに行ってほしい!」
 場所は、とある島の、山の上。
 途中から登っていくのは大変なので、飛行することが求められる。
「僕、自力で飛べる……あ、正しくはムーニャのおかげで飛べる」
 プエルはムーニャを抱きしめて言う。
「にゃ(おいしいごはんくれればいいにゃ)」
「かわいい」
「にゃ」
 プエルとムーニャの間で成り立たない会話が進むのだった。

成功条件

条件1インクブロットを倒す
条件2またたびの枝を一つでも持って帰る
条件3-

大成功条件

条件1またたびの葉がたくさんついた枝を持って帰る
条件2-
条件3-

解 説

●山の状況
 途中までは上りやすい山道であるけれども、残り少しのところで妙に険しい道になる。
 もちろん、身体能力でこなせるかもしれないけれども、結構時間かかりそう。
 そのため、飛行スキルがあるとよい感じ。もしもの時は、一応、補助はある。

 広場みたいになっているところに、またたびの木が複数生えていることがわかる。
 季節柄か、白い花が咲いており、綺麗な感じもする?
 なお、そこにはインクブロットが複数いる。

●インクブロット
 ・射撃タイプ サイズ1、数は12。
 射程に入ったところで、何か黒い弾のようなものを打ち出す。
 大砲のような感じ。

 ・近接タイプ サイズ1、数は6。
 丸い感じだけれども、何か所か鎌のようなものがついている。
 広場を転がっている。結果、植物に当たると、刈り取られる傾向。

●NPC
 ・プエル・ニコラス 水筒と弁当とお菓子、枝切ばさみと大きな袋を持ってきた。
 ムーニャを護る気はあるので、剣は持参。使い勝手がいいという事で【マジックアロー】を持っている。
 魔法メーンより剣の方がいいと思ったらしいけれども、射撃タイプが多いという現実が突きつけられることになる。

 ・ムーニャ ムールーの幼体。ペット扱いされているため、名前はもちろんつけられている。
 幼いというより、巨大な個体より小さいという感覚。とりあえず、一般的な猫より大き目の猫。猫は猫でも神獣。
 音楽を奏でることができる。それだけでなく、音楽によりスキルを発動させられるらしい。
 今回、プエルが自力で空を飛べているのはムーニャのおかげ。

マスターより

 こんにちは、狐野径です。
 またたび……それは、蚊から身を守るためにこすりつける物体……というのを聞いた覚えがあります。
 プエルによると巨大ムールーはまたたびを育てる気らしいですが、プエルのところのムールーであるムーニャは「違う」と思っているらしいです。行き違いはあるにせよ、またたびの枝と葉などを持ってくることが大切ですね。
 よろしくお願いします。

関連NPC

  • プエル・ニコラスmz0028
    人間種|男

参加キャラクター

  • 宵待 伽羅彦ma0748
    人間種|男
  • 高柳 京四郎ma0078
    人間種|男
  • ルル・ロシェma0422
    神魔種|男
  • 川澄 静ma0164
    精霊種|女
  • 山神 水音ma0290
    精霊種|女
  • アルマma0638
    精霊種|男
リプレイ公開中

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