EXシナリオ: このシナリオはEXシナリオに設定されています。
参加料金が加算されていますが、リプレイの文字数が下限、上限共に2倍となります。

オープニング

●大樹の島の実りは早く

　ある日、あなたが依頼を求めて神官のもとへ尋ねると――そこで真っ黒な子犬が看板を持って走り回っていた。
「アノネ、大キナ桃ノ木ノ島ガ大変ナノ！　今年ハ桃ノ実ガ早ク生ッチャッテ、動物サンガ大急ギデ食ベテクレテルンダケド……コノママジャ、他ノ植物ニ影響スルカモシレナイノ！」
　つまり子犬ことフィー・フローレ(mz0023)の言い分は――大きすぎる樹が桃を島のあちこちに落とすことで、生態系に影響が出てしまうかもしれない。あなた達にできれば桃を採って、島の生体バランスを守ってほしいということだった。
　桃は食べても、ジュースや菓子にしてもいい。
　ただ、島の守り手である大樹のためにも粗末にはしてほしくないとのことだ。
「私モオ友達呼ンデ、桃ノ実ヲパクパクスルノ。デモ、マダ人数足リナイ……オ願イ、手伝ッテ！」
　フィーの後ろにはステラ・フローライト(mz0035)が控えており、大きな籠を背負っている。
　できるならば桃を持ち帰り喫茶店で提供したいようだが……元がイデアに過ぎない桃は無事にゲートを潜れるのだろうか？
「むー。やってみないことにはわからないのよ。それに、だめだったらあっちで『ふろーらのたからばこ・しゅっちょうてん』をやるの！　だからすてらにはぬけめがないのよ！　すごいでしょ」
　腰に手を当て、ふんすと鼻息を漏らすステラ。
　フィーは「ステラハ凄イネエ」と無邪気に喜び、小さな手で拍手した。
　なお、フィー曰く桃は晩秋でなくとも甘味の劣らぬ美味なものが獲れるという。
「ナンデ今年コンナニ早イノカハ分カラナイケド、私ガ味見シタノハトッテモ甘クテ美味シカッタヨ！」
「だからね、すてら、またぴーちぱいをやくよ！　あとはもものじゅれに、なまじゅーすでしょ……うふふ、たのしみにしてね！」
　一方で大樹の島には人工物が一切ないため、夜空も透き通るように星々が輝くという。
　誰かと静かに甘い時を過ごしたい、もしくは思索に耽りたい――そんな咎人にとっても有益な時間を過ごせるだろう。
　あなたは彼女達の願いを聞くことにした。
　それはきっと悪くない一日になるだろうと確信しての決断だった。

成功条件

条件1	大樹の島で一日を過ごす
条件2	-
条件3	-

大成功条件

条件1	大樹の島で有益な時間を過ごした実感を得る
条件2	-
条件3	-

解　説

毎月恒例！　フリーアタックイベントシナリオです。
昨年好評だった大樹の島での桃狩りがメインですが、
希望すれば夏の花を眺めたり、島の山や川などで遊んだり、星空観察をしたりと自由に行動出来ます。
島の地図は事前に配られていますので、目的地まで迷うことはありません。
時間帯は自由ですのでお好みでどうぞ。
恋愛描写は微糖（手繋ぎ程度）から
砂糖ドバー（キスと激甘台詞のお土産つき）とサッカリン（最強）まで選べますのでお好みで。
一応少年誌で描写できる限界までは頑張れます。
それ以上は風呂倫に触れるのでできませんが……。

また、同行者がいらっしゃる場合は迷子防止のため必ずお相手の名前をプレイングに記述願います。
一人ぼっちになってしまうと寂しいので……。
多人数でのご参加の場合はタグをご利用くだされば、一つの章でまとめて描写いたしますのでお気軽にどうぞ！

NPCについてはフィーとステラがいます。
どちらもお声をかけていただければ喜んでお付き合いしますので、よろしくお願いします。

それでは良き夏の日をお楽しみください。