Truth
絢月滴
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シナリオ形態
ショート
難易度
Normal
判定方法
エキスパート
参加制限
総合600以上
オプション
参加料金
100 SC
参加人数
4人~8人
優先抽選
50 SC
報酬
500 EXP
10,000 GOLD
10 FAVOR
相談期間
3日
抽選締切
2022/08/04 10:30
プレイング締切
2022/08/07 10:30
リプレイ完成予定
2022/08/24
関連シナリオ
  1. オープニング
  2. 相談掲示板
  3. -
  4. 結果
  5. リプレイ

オープニング


 ナマクアランドでの戦闘から数週間が経過した。ミランドラは鏡神学園の教室でぼうっと時を過ごしていた。
「ろろ」
「なんですの」
「ろろ、ろろ」
 ぐりぐりと頭を押し付けてくるロロイを見て、ミランドラはロロイが何をして欲しいか考えた。頭が痒いのだろうか。それなら掻いてあげようと頭に触れる。ロロイは目を細めて、ミランドラの動きを甘受し――なかった。
「ろろ!」
 違う! とばかりにロロイはミランドラの手を拒否する。ぷい、と顔を背けて距離を取った神獣にミランドラは困惑した。はぁ、と息を吐き出す。ロロイとの距離は少しは縮まった気がするのだけれど、何だかまだ遠い。
「ミランドラ」
 クラスメイトであるネーピアの声にミランドラは顔を上げた。
「この前ナマクアランドを調査した時に色々と物が見つかったじゃない? 錆びた武器とか風化した蔵とか――薬品庫とか」
 ネーピアの言葉にミランドラは相槌を打つ。ロロイは顔だけをミランドラの方へ向けていた。
「その中にこんなものがあって、どうやら戦術書みたいなんだけど。先生方がミランドラに見せたらどうかって」
 ネーピアがテーブルの上に一冊の本を置く。表紙は色あせていて、ページのところどころは敗れている。
「ろろっ」
 ロロイがその本の元に近寄った。つんつん、とミランドラの手をつつく。本を開けと急かしているようだ。
 ミランドラは本を開いた。
 そこに書いてあったのは集団戦闘を行う上での基本的な戦術だった。接近戦。神獣に騎乗した場合の戦闘方法。遠距離攻撃の撃ち合いになった場合の対処法――。


『いいかい、ミランドラ――』


 唐突にミランドラの脳内に声が響く。
 低く心地よい男性の声。
 ミランドラは頭を抱えた。
「ミランドラ?」
「ろろ?」
 ネーピアとロロイが心配そうに彼女を見る。



『戦いの基本は相手を良く観察するんだ』
『一人じゃ無理だと思ったら、助けを呼ぶんだよ』
『それは決して恥ずかしいことじゃないからね』
『起こってしまったことを悔いるのも良くないよ』
『過去は変えられないけど、未来は変えられるんだから。最善の手を考えるんだ』


『っ、危ないミランドラ!』
『大丈夫。誰にでも間違いはあるよ』
『ミランドラ。君は皆を安全な場所に誘導して! ここは僕が――!』



「師匠……」
 ぽつりとミランドラは呟き立ち上がった。そのままふらふらと教室を出て行ってしまった。
「ちょ、ミランドラ!?」
 ネーピアの声は彼女には届かない。
「ろろ! ろろー!」
 ロロイが慌ててその後を追いかけた。




 すっかり夜になったナマクアランドをミランドラは松明一つで歩いていた。
「ろろ、ろろー、ろろ……ろろっ!」
 ロロイが何度もミランドラに呼びかける。ミランドラは答えない。
 やがて彼女は草も何も生えていない荒野へとたどり着いた。何も目印がない所で足を止め松明を地面に置き、手が汚れるのも構わず地面を掘り進める。かつん、と爪が硬いものに当たった。
 それは――羅針盤だった。
「ろろ!」
 ぱたぱたとロロイが嬉しそうに羽ばたく。
「そう……これが貴方の神体ですの……師匠がずっと持っていた羅針盤……わたくしに色々なことを教えてくださった師匠……それなのに、それなのにわたくしは師匠をっ……!」
「ろろっ!」
 ロロイの鋭い声にミランドラは松明を持って立ち上がった。周りに良くない気配を感じる――インクブロットだ。数は複数。一人ではとても無理だ。逃げよう。
「ロロイ!」
「ろろ!」
 ロロイに声かけ、ミランドラは走り出した――が、すぐに転んでしまった。そのはずみで持っていた羅針盤を落としてしまう。ミランドラは慌てて松明を振るが羅針盤は発見できない。
 インクブロットの気配が迫ってくる。
「っ……羅針盤まで置いていくことはできないですの!」
 ミランドラがそう叫んだ、刹那。
「居た、ミランドラ!」
 ネーピアの声が響いた。ミランドラを案じた彼女は咎人たちに声をかけてナマクアランドにやってきていたのだ。
 神獣パジャモに乗った彼女はミランドラを拾い上げる。
「ネーピアっ、降ろして、降ろしてですの! 師匠の羅針盤がっ」
「インクブロットがたくさん居るから危険だよ! 学園に帰ろう!」
「――ダメですの!」
 ミランドラはパジャモから飛び降りた。

成功条件

条件1ミランドラを安全地帯まで連れていく
条件2羅針盤を発見する
条件3-

大成功条件

条件1インクブロットの全滅
条件2-
条件3-

解 説

●戦場情報
 ABCDEFGHIJKLMNO
1               
2  △           △
3      △   △    
4 △          △  
5        △      
6 △  △         △
7       ★  △    
8    △       △  
9 △    △   △    
10              △
11   △   △       
12 △         △ △ 
13     ☆  ☆      
14      ☆☆       
15          ■■■■■

△……インクブロット
★……ミランドラ
☆……PC初期位置(各場所最大2名まで)
■……安全地帯

※1マス=1スクエア
※時間帯は夜。
※光源持ち込み推奨。

ミランドラについて
ミランドラは羅針盤を発見することに一生懸命です。今の状態ではこちらの言うことは聞きません
戦闘する意志はなく、何もしなければインクブロットからのダメージを受けるだけです。

羅針盤は上記マップのどこかにあります。
ミランドラを安全地帯まで連れて行きかつ羅針盤が見つかった時点でインクブロットが何体残っていても戦闘終了となります。


以下PL情報
 インクブロットの情報は以下の通りです。
  ・球体のインクロブット(シールド有)
  攻撃手段
   棘飛ばし:射程:6/指定地点の周囲4スクエア内の全員を攻撃(範囲4以内の全員に攻撃する効果)の攻撃。
   この攻撃で対象にダメージを与えた場合、BS「毒」を付与する。毒を付与されたキャラクターはBSが解除されるまでの間、毎ラウンドクリーンナップタイミングの直前にライフを-20する。強度3。
  球体色の変化有
   2ラウンド毎に球体色がランダムに変化する。各色の意味は以下の通り
   ・白……どの攻撃手段も有効
   ・黒……全ての攻撃が無効

マスターより

ミランドラとロロイをめぐる物語も終わりが見えてきました。
こんにちは絢月滴です。

彼女たちが最高の終わりにたどり着くために。
皆様の華麗なるプレイングをお待ちしております。

参加キャラクター

  • 芳花・ジェフロワma1238
    獣人種|男
  • マイナ・ミンターma0717
    人間種|女
  • 高柳 京四郎ma0078
    人間種|男
  • マリエルma0991
    機械種|女
  • 葛城 武蔵介ma0505
    神魔種|男
  • 山神 水音ma0290
    精霊種|女
  • 鳳・美夕ma0726
    人間種|女
  • 葉山 結梨ma1030
    人間種|女
リプレイ公開中

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