オープニング
ここは天獄界エンブリオ。沢山の咎人達が暮らす一般階層、流刑街。神に決められた時間と言う概念により、今日も日は沈み始め、緋色がその木製のその家を飾った。
洋式の小さな二階建ての家を咎人達がノックすれば、カランとドアを開けるベルが鳴り、今回の依頼主は直ぐに顔を出した。
まだ二十歳も行かない少女は、その様相に似合わぬ緑の瞳を細めて咎人達を歓迎する。
「よー来たわ、はよあがってや」
彼女の名前はピーツ(mz0033)、自称天才錬金術士のエルフでありここは彼女のアトリエ兼家だ。
ピーツの家に上がると、先ずさまざまな匂いが鼻についた。調合した薬草もそうだが、鉄のような匂いもまざっている。後は、様々な本が陳列された本棚。彼女の気性に似合わずキッチリガッチリ本は居場所にいるようだ。
他にも、様々な機械が置いてあったが現在稼働していたのは、大釜だけだった。弱く火入れを続けた中の液体の泡が微かに弾けている。
「実は触媒の調合をしてへんけど、使ってる材料が一筋縄でいかんくてな」
普段から持ち歩く一切タイトルのない真っ黒な表紙の辞書ほど、何枚か捲りながらピーツは肩を落とす。
「クアンタ実っちゅーんやけど、こいつがかなり厄介でな。この実を誰かがを今実際に調合してると認識し続けないと消失しちまうんや」
その範囲はこの家の中。触媒が完成するのは今から朝日が登る時間らしい。何やら難しい話に咎人も頭を捻ると……
「わかりにくいからこう言うわ『今日は寝るな、徹夜や』ってことや」
朝日が登るまでに全員の意識が同時になくならなければ、この依頼は成功、と言うことらしい。つまり、全員寝オチでアウト、だ。
「逆に言えば、や。『寝なければ、何しても構わん』っちゅーことや。何か雑談でも、アナログゲームでも遊びでも何でも付き合ったるわ」
「実は何回か一人でチャレンジしたんやけど、一瞬うたたねして失敗したんや」
今回の調合は、実験など大がかりで派手なものもない為少人数の依頼としていた。
彼女曰く『言うて本来、錬金術っちゅーんな地味なもんや』と大鍋をかき回しながら呟く。
「地味で、大変で、けど、ウチはやめられへんねん」
彼女と付き合いあるものならわかるだろう。彼女の話には、必ずと言っても良いほどに錬金術が付きまとう。何が、彼女をそこまで突き動かすのだろうか。
そんなことを考えていれば、くるりと咎人に向き直る。
「でー飯どないする? まーどっちにしてもや。今夜は寝かせへんからな? 覚悟しとき」
洋式の小さな二階建ての家を咎人達がノックすれば、カランとドアを開けるベルが鳴り、今回の依頼主は直ぐに顔を出した。
まだ二十歳も行かない少女は、その様相に似合わぬ緑の瞳を細めて咎人達を歓迎する。
「よー来たわ、はよあがってや」
彼女の名前はピーツ(mz0033)、自称天才錬金術士のエルフでありここは彼女のアトリエ兼家だ。
ピーツの家に上がると、先ずさまざまな匂いが鼻についた。調合した薬草もそうだが、鉄のような匂いもまざっている。後は、様々な本が陳列された本棚。彼女の気性に似合わずキッチリガッチリ本は居場所にいるようだ。
他にも、様々な機械が置いてあったが現在稼働していたのは、大釜だけだった。弱く火入れを続けた中の液体の泡が微かに弾けている。
「実は触媒の調合をしてへんけど、使ってる材料が一筋縄でいかんくてな」
普段から持ち歩く一切タイトルのない真っ黒な表紙の辞書ほど、何枚か捲りながらピーツは肩を落とす。
「クアンタ実っちゅーんやけど、こいつがかなり厄介でな。この実を誰かがを今実際に調合してると認識し続けないと消失しちまうんや」
その範囲はこの家の中。触媒が完成するのは今から朝日が登る時間らしい。何やら難しい話に咎人も頭を捻ると……
「わかりにくいからこう言うわ『今日は寝るな、徹夜や』ってことや」
朝日が登るまでに全員の意識が同時になくならなければ、この依頼は成功、と言うことらしい。つまり、全員寝オチでアウト、だ。
「逆に言えば、や。『寝なければ、何しても構わん』っちゅーことや。何か雑談でも、アナログゲームでも遊びでも何でも付き合ったるわ」
「実は何回か一人でチャレンジしたんやけど、一瞬うたたねして失敗したんや」
今回の調合は、実験など大がかりで派手なものもない為少人数の依頼としていた。
彼女曰く『言うて本来、錬金術っちゅーんな地味なもんや』と大鍋をかき回しながら呟く。
「地味で、大変で、けど、ウチはやめられへんねん」
彼女と付き合いあるものならわかるだろう。彼女の話には、必ずと言っても良いほどに錬金術が付きまとう。何が、彼女をそこまで突き動かすのだろうか。
そんなことを考えていれば、くるりと咎人に向き直る。
「でー飯どないする? まーどっちにしてもや。今夜は寝かせへんからな? 覚悟しとき」
成功条件
| 条件1 | ピーツと咎人達全員が同時に眠らない |
|---|---|
| 条件2 | 加えて朝を迎えること。 |
| 条件3 | - |
大成功条件
| 条件1 | ピーツと遊ぶ。 |
|---|---|
| 条件2 | ピーツから色々な話をきく。 |
| 条件3 | - |
解 説
■最低条件
・朝日が出るまで眠らない(ピーツ+PC同時に)。交代で仮眠はアリ。
・ピーツの家からでない
■ピーツの家でやれること。
基本的に現代文化の家でやれることは可能。
・飲食持ち込みは自由。飲酒も可(飲み過ぎて寝ないように)おつまみなど作っても良い。
・アナログゲーム
カードゲームなど一緒に遊んでくれる。
・雑談
ピーツと話が出来る。基本的にどんな話でも、彼女が話せる範囲でのってくれる
一例:ピーツの昔話、彼女の最終目標、過去に関わったシナリオについて(PCとピーツが参加したもので、私が執筆したリプレイに限ります)、他、質問。
苦手ではないが、あまりのってくれない話題:恋愛関係。
■NPC
ピーツ
自称天才錬金術士のエルフの咎人の少女。がめつい守銭奴ながら、自らの錬金技術には誇りを持っている。他の人に薬を試す際は、まずは自らが実験台になるほど。
マスターより
こんにちは、月宵です。ちまたで噂の少人数シナリオに初挑戦となります。
とは言っても、ピーツと深夜にダベるだけのシナリオなんですが。そんなほのぼのに付き合っても良いかた、御参加をお待ちしております。
関連NPC
-

- ピーツ(mz0033)
- 異能種|女
参加キャラクター
- リプレイ公開中






