鎖神降臨
運営チーム
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シナリオ形態
グランド
難易度
Hard
判定方法
エキスパート
参加制限
総合750以上
オプション
参加料金
150SC
参加人数
1人~50人
優先抽選
50SC
報酬
360 EXP
12000 GOLD
18 FAVOR
相談期間
5日
抽選締切
2021/05/09 10:30
プレイング締切
2021/05/14 10:30
リプレイ完成予定
2021/05/27
関連シナリオ
-
  1. オープニング
  2. 相談掲示板
  3. -
  4. 結果
  5. リプレイ

オープニング

 煉獄の超能力者である月舘頼子。
 彼女は未来予知の超能力を有していた。
 その能力は彼女自身の意思とは関係なく、突然映し出される一枚一枚の写真のように視える。
 今回視えたのは、天獄機関のトップである鎖神貴一にフォーカスされたものだった。
 そしてその写真の通り、鎖神は浅草寺の前に降臨している。
「私は負けてみたい――私よりも優れた賢者がいるのだと痛感したい。いずれその痛みは私に英明を与え、更なる高みへと私を導くだろう。そのためには――嗚呼」
 鎖神はあなたを見つめる。その眼はまるで無邪気な子供の様で、彼には似つかない――テロリスト集団のトップだとは思えない程の純粋さに満ちている。
 これからの展開を想像し、新たなる気づきを与えてくれるという期待。そして自分が想像している期待さえも凌駕するほどの未来を望んだ――そんな純真な眼。
「――嗚呼、失礼。これからの未来に酔いしれてしまった。まだ現実となっていないというのに――先を急いでしまった。無作法だとは思わないで欲しい。あなたのような賢者に失望されてしまっては、それこそ痛感では済まない。いや、どうか、できるならばあなたも同じような気持ちでいてくれると嬉しい。才の行きつく先は同じなのだと――この共感を分かち合いたい」
 予め用意していたかのように長い台詞を流暢に述べる。
 それは一方的で。内容こそ卑下しているが、その反面には絶対的な自信を感じる。
「今日こそ――」
 鎖神は声を上げた。
「今日こそ賢者が賢者を認める日が訪れる! 愚劣が愚かしい感情で才を認めるでもなく、賢哲がこれまた愚かしい感情で愚を拒むこともない。純度の高い――価値のある時。どうか、お集まりいただきたい。異なる世界を知る賢者たちよ……共にこの素晴らしい時を共有していただきたい」
 鎖神がその言葉を紡ぎ終えたと同時に、後方から咎人が集まり始めた。――彼らは鎖神に賛同した訳ではない。
 咎人が集まる理由は他にいくらでもある。天獄機関のトップが煉獄の拠点に近づいているという事実。この世界の元凶が目の前にいるという好機。どれも咎人にとって正しい理由ではあるが――集結する理由が新たに一つ加わることだろう。
 『ヤツは一体なんなんだ……?』という単なる興味。それぐらい鎖神の言動は普通ではなかった。
「嗚呼、そうか。成程。私としたことが、大事なことを忘れていた。私とあなた方は――どういう運命の悪戯か、現在敵対しているのだった」
 集まる咎人を確認しながら、自分の落ち度を受け止める鎖神。
「ハァ……私に敵意を向けられるのも無理もない。――だが、これでは純度の高い、その時は訪れない。私が望んでいるのはこのようなモノではない。――そこで、だ」
 鎖神はくるりと天獄機関側に振り返る。
「諸君――聞いていただきたい。咎人の方々は煉獄の保護者とも言える。いきなり我々のような余所者が土足で入り込んだのだ……彼らも気分を害したことだろう。そこで――だ。今日この日に限り、煉獄への攻撃行動を禁ずる。……よろしいかな?」
 その言葉に天獄機関の戦闘員は無言で応えた。それは無視ではなく『鎖神の意思は絶対』という表れなのだろう。鎖神本人も聞いておきながら返答を確認することなく続ける。
「なにより、煉獄のことを気にして実力が発揮できなかった――と言われてしまっては意味がないからね。まあ、そんなことはないと思いたいが――」
「相変わらず話が長いな」
 突然。あなたの後方から声がした。その声の人物は、後ろを向いている鎖神に容赦なく斬りかかろうとする。
 それに気が付いたのか――それとも予め想定していた人物だったのか、鎖神は驚くことなく「嗚呼……キミか」と呟いた。
「結果が出る前にあえて言わせてもらおうか。キミの攻撃では私に通じない。そうだろう――焔城くん?」
 そう呟いただけだった――のに。
 振り下ろされたカタナの刃は鎖神にたどり着くことなく『何か』に受け止められた。それは障壁のようなモノ。視えない何かとカタナは激しく音を立てながらせめぎあう。
 しばらくしたところで、鎖神は振り向き、目線を焔城己龍へと向けた。
「……相変わらず何を考えているか判らない男だ。私に敵うことはないが――一般人のスケールで言えば、キミは実力者と言える。私と共に歩んだ道もあると言うのに」
「それはあり得ない」
 珍しく己龍は語気を強めて言う。
「お前たちに弟を殺されておいて――それはあり得ない」
 己龍は更に力を強めた様だった。彼は超能力者のカテゴリーで言えばメガロリスト。肉体や武器を強化することを得意とする超能力者。カタナに力を集中させ、切れ味を更に高めた様だ。そのカタナは瞬時にその能力に応え、光輝く。そして――。
 ――障壁を打ち破った。 
 すぐさまカタナを返し、第二撃を繰り出そうとする。――が。その予備動作に入った瞬間、己龍はその場から飛び退けた。
 一瞬遅れて、銃声。
 気づけば己龍がいた場所には大きな弾痕が残っていた。普通の弾ではない。
「まぁ……僕が横やりを入れる必要はなかったと思うけど」
 鎖神の後方で銃を構えていたのは安達蘭だった。
「このまま調子に乗られるのも癪に障る」
「ふうん。安達、この俺こと鮫島もいることを忘れるな」
「……誰も忘れてなんかいない。さっき真っ先に飛びこんで返り討ちにあったこともな」
「そうだった……俺という肉体が言う事を聞かずに困っているところだ。すまないな、鎖神の兄貴」
「いやいや。キミたちのリスク管理には助かっている。私に刀傷を負わせることなど、万が一にも起こらないことだが。絶対に起こらないと思い込むのも問題だ。素直に感謝をしておくよ」
 そう言い終えて、鎖神は「さて……」と身なりを正す。
「少々の邪魔が入ってしまったが……それにより少々の時間は消費することができた。では――」
 有意義な時としよう――と、鎖神はあなたに微笑みかけるのだった。

成功条件

条件1天獄機関の撃退
条件2-
条件3-

大成功条件

条件1鎖神貴一に咎人の実力を認めさせる
条件2鎖神貴一の考えを引き出す
条件3鮫島兆次&安達蘭に勝利する

選択肢

選択肢1鮫島兆次&安達蘭の対応 現在の人数24
選択肢2鎖神貴一の対応 現在の人数26

解 説

このシナリオは二つの選択肢に分けて実行されます。
咎人の目的として「鎖神貴一の確保」が挙げられますが、現段階では無理に等しい程、戦力差があります。
今回は鎖神に実力を見せつつ、自分の考えを示すことが重要となってきます。


選択肢1.鮫島兆次&安達蘭の対応

選択肢1には天獄機関の戦闘員20人と鮫島と安達が登場します。
敵を戦闘不能にさせ、天獄機関の戦力を削ぐことが目的です。
殺害しても問題はありませんが、戦闘不能にするだけでも鎖神に実力は証明できます。

天獄機関の戦闘員と鮫島は近接攻撃を得意とする超能力者です。
鮫島はトレーニング過多な為、本調子ではありません。

安達は二丁拳銃を主武器として、遠隔攻撃を得意とします。
本調子の鮫島ほどではありませんが、天獄機関きっての実力者です。
ミニオンは引き連れて来ていません。


選択肢2.鎖神貴一の対応

咎人の目的は特異点である鎖神の確保ですが、現段階では無理に等しいと言えるでしょう。
過去に鎖神は戦闘ヘリ数機を相手にしておきながら、無傷ですべて撃墜しています。
その力は超能力者の中でも抜きんでており、もはや人間とは言えない程の実力です。
これは特異点固有の特徴であり、対策なしに覆せるものではありません。

鎖神は咎人のことを「自分と同じ考えを持つ賢者」だと信じています。
それを確かめるために戦闘を持ち掛けた様です。
今回は鎖神に実力を認めさせ、その上で「咎人の考え」を示すことが重要となってきます。
会話などでそれを示すことができれば、戦闘能力が低くとも認められる可能性はあります。
また、謎の多い鎖神の考えを知り対策するチャンスでもあります。

鎖神は主に魔術書のような魔法武器を使って戦います。
全種類の超能力を使用できるため、近接戦闘などにも対応できます。
鎖神は強力なシールドを有しており、このシールドを打ち破ることが鍵です。

選択肢2にはNPCとして焔城己龍と月舘頼子が登場します。

マスターより

ハイブリッドヘブンをお楽しみいただきありがとうございます。運営チームです。
こちらのグランドシナリオはエピック「記憶のノイズ」と連動する内容となります。
エピックをクリアしなくとも参加は可能ですが、併せてお楽しみいただけますと幸いです。

参加キャラクター

リプレイ公開中

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