ガイアセンチネル:後編
運営チーム
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シナリオ形態
グランド
難易度
Hard
判定方法
エキスパート
参加制限
総合1200以上
オプション
  • 召喚可
参加料金
150 SC
参加人数
1人~25人
優先抽選
50 SC
報酬
1,200 EXP
36,000 GOLD
18 FAVOR
相談期間
5日
抽選締切
2022/09/28 10:30
プレイング締切
2022/10/03 10:30
リプレイ完成予定
2022/10/20
関連シナリオ
  1. オープニング
  2. 相談掲示板
  3. -
  4. 結果
  5. リプレイ
召喚可能
このシナリオでは召喚を行うことができます。
召喚を装備しているキャラクター全員が召喚可能です。

オープニング

「よっしゃ撃て撃て! バンバン撃たなきゃ僕たちがここにいるってことすらガイアは気づいてないらしいからな!」
 安達蘭 (mz0052)がミニオン部隊に一斉射撃を行わせる。
 あわせてN-SGPの大型兵器らも機関銃やミサイルを発射した。
 通常の兵器であればガイアには一切通用しない。創造主義者の力で作られたり、あるいは一部だけでもそのパーツを使った兵器が必要だ。
 次々に放たれる遠距離攻撃も、ガイアのあまりにも大きすぎる身体を前には効いているのかどうかさえ怪しくなってくる。
 しかしガイアは反応するようにその右腕を高々と掲げた。
「……攻撃が来るぞ! 退避だ!」
 焔城己龍 (mz0046)はそう言うし、その指示自体は間違いではない。
 しかしその拳はただそれだけで数十メートルはくだらない範囲を薙ぎ払える代物だ。まともに考えればすべて逃げ切るというのは無理がある。
「任せろ、己龍! 吼えろ筋肉ッ!」
 鮫島兆次 (mz0053)は全身から超能力のオーラを滾らせ、跳躍する。
 そして空中でガイアの拳に自らの拳を打ち付けた。
 吹き飛ばされる鮫島。だが同時にガイアの拳もかちあげられ、巨体がわずかに傾いたではないか。
「あはは、すごいな鮫島くん。地球と殴り合ってるよ」
 天羽 総一郎 (mz0113)がパチパチと拍手しながら笑う。
 その言葉に訂正の余地はない。鮫島は今、地球そのものと殴り合っている。
 拳で惑星と語り合える男は、彼をおいて他にいないだろう。
「ぐああああっ!? 腕がめちゃくちゃジンジンするぞぉ!?」
「ジンジンする、で済んでるのか……すごいな……」
「ふうん……己龍。敵を殺してしまわない心配をしなくていいのなら、むしろ俺にとってはこちらの方が簡単だ。元々俺はちまちまとしたやり方は得意ではない」
「得意ではないではなくて、無理なだけだろ」
「補足ありがとう安達。そう、俺は無理をしていたのだ。これまでずっと……な。だが、相手が地球となれば手加減は無用! 俺の持てるすべてを解放できるというものだ!!」
 鮫島は元々強かったが、完全主義者の片鱗を見せ始めた天獄事変以降、更にサイコフィールドに山籠もり(?)の修行を経てその力は極限にまで高まっていた。
 世界と契約し、その力を授かった『ガイアセンチネル』として――。
「鮫島くん。調子いいところ水を差すようだけど、あまり全力を出しすぎない方がいい。君――いや、完全主義者の力は常にガイアと結びついている。力そのものはほぼ無尽蔵に引き出せるけど、それを使えば君は生物から自然物に近い存在に変わってしまうだろう」
「ん? どういうことだ?」
「つまり君は人間じゃなくなるってこと」
「俺は別に人間でい続けることにこだわりはないが……」
「君はそうだろうけどね。君を人間のままでいさせたい人だっているでしょう。だからみんなで力を合わせて、負担は分散させるんだ」
 天羽は魔導書のページをめくり、無数の人幻を出現させる。
 人幻たちは空中を舞い、次々にガイアに攻撃を仕掛けた。
 ガイアは反撃にと米軍艦隊にお見舞いした目ビームを放つが、天羽はこれを人幻らを壁にすることで味方を守った。
「ぐっ……さすがに僕でも長くは持ちそうもないね……」
 本来、『地球とケンカする』というのは生物にできることの限界を軽く超えている。
 天羽がいくら強い力を持っているとしても、一人では何もできない。
 さらに続け、ガイアは全身から無数の光を放った。それらは空中で沢山の人幻に変化し、地上で待ち構える戦士たちに襲い掛かる。
「手下を出してきやがったか! 迎え撃て!」
 N-SGPの兵士や煉獄の戦士たちが人幻を迎え撃つ。
 その数はかなりのもので、倒しても倒してもキリがない。100名近くの戦力を集めているが、それよりもガイアの出現させる人幻の数は二倍……いや、三倍は軽く超えている。
 己龍が次から次へと太刀で斬り払うが、すべての超能力者が一方的に人幻を処理できる戦闘力を有しているわけではない。
 大型のミニオンなどはむしろ対処に困っているようで、翻弄されている……その時。
「な、なんだ!? 人幻同士で戦ってるのか……!?」
 N-SGPの兵士を襲おうとした人幻を、ガイアから出現した別の人幻が撃退した。
 それは明らかに意味不明な光景だった。ガイアの一部として、つまりその先兵として出現したはずの人幻が、同じ人幻を抑え込もうとしている……。
「まさか……クリスなのかい?」
 師でもあったイヴリン (mz0083)はその気配に気づいたのか、名前を呼ぶ。
 それに答えるように天羽は頷いた。
「すべての人幻はガイアに還る。ならば彼もガイアの一部さ。そして、ガイアを止めようとしているのは彼だけじゃない」
 クリスは今、確かにガイアの一部となって人幻を操っている。
 それは彼が完全主義者候補だからというのが理由としては大きいのだが、それだけで多数の人幻を同時に操ることなどできない。
(今だからこそ聞こえる。人の意志、魂の声……純粋な願いの力を)
 東京から避難するように勧告された人々。
 あるいは、テレビ中継を途中まで見ていた人々。
 これまで超能力に起因する事件に苦しめられたり、それに対処していた人々。
(みんなが彼らを応援している。当たり前だ。自分の利益の為にこの世界が終ってもいいなんて考えるバカはそんなにいない。悪いことをしたり、考えるやつは確かにいる。でもそれは――圧倒的に少数だ! ほとんどの人間は、『いいことをしたい』と思っている! 正しい未来を求める気持ちを持っている! だから――!)
「誰にだって、『正義の味方』になる権利はあるんだ。直接、戦場で戦う力を持っていなくても――『味方になりたい』と、願うことはできる」
 まるでクリスの言葉を代弁するように天羽が言うと、イヴリンは納得するように頷いた。
「これが人間の選択ってことかい? 天羽、君が見届けようとしているのは『何かを選ぼうとする人々の意志』なのか?」
「少し違うかな」
 天羽はガイアの巨体を見上げ、目を細める。
「ヒトの持つ切なる祈り。その本質が善であったとしても、自然という大いなる存在からすれば大した意味を持たない。……祈りが、願いが、ヒトが持つ意志が、地球に対してどれくらいの力を持つのか。星がどう答えるのか。僕が見届けたいのはその先にある。だから――」
 天羽は多数の人幻を操り、束ね、数百メートルはあろう巨大な槍を創り出す。
 そしてその槍を、思い切りガイアに向かって突き刺した。
「その答えを見られるのなら――」
 命とは、答えを得ようともがく旅だ。
 望む答えではなかったとしても、遅くても早くても、命の旅はいつか終わる。
 完全主義者という特別な力がノーリスクで存在するとは思えない。
 『それ』と向き合った時、天羽はすべてを決めていた。
「僕は、命も惜しくないよ」

成功条件

条件1ガイアの撃退
条件2ガイアに何らかの『答え』を見せる
条件3-

大成功条件

条件1鮫島兆次の生存
条件2天羽総一郎の生存
条件3-

解 説

このシナリオでは「召喚」を使用可能です。

東京に上陸しようとしているガイアを撃退します。
ガイアは全長およそ1㎞ほどあり、更に惑星の寿命とリンクしている存在であるため、いくら攻撃したところで根本的にガイアを撃破することはできません。
逆に言えば、どれだけ激しく攻撃しても『地球を滅ぼしてしまうリスク』は存在しない、と前向きに考えることもできます。
一定以上のダメージを与えることができれば、ガイアは活動を停止すると考えられます。
しかし、ただダメージを与えて追い返すだけではこの戦いに勝利したとは言えません。
退却しても、ガイアがまた地上に出たいと考えたのなら、またいつでも同じ状況が再現される可能性があるからです。
そのため、ガイアには何かメッセージを伝え、『もう出てこなくて良い』ことを伝える必要があります。

ガイアは超巨体であり、特殊な戦闘スタイルを持っています。
その攻略については特設ページにて詳しい記載を行っております。

対ガイア戦で頼りになる『完全主義者』の二人、鮫島兆次と天羽総一郎ですが、二人はガイアから直接多大な力――『奇跡』と呼ぶにふさわしい何かを授かっています。
それにより、この戦場では超常的な戦闘能力を発揮することができます。
しかし、それは明らかに人知を超越した行いであり、諸刃の剣です。
この戦いが終わった時、彼らが無事でいられる保証はありません。
(鮫島も天羽もあんまり気にしていない様子ですが……)

ガイアの再出現を防ぐうえで、これからも世界に『ガイアセンチネル』は必要です。
二人の生死は、この物語の決着に大きな影響を及ぼすでしょう。

マスターより

ハイブリットヘブンをお楽しみいただきありがとうございます。運営チームです。

当シナリオは人幻界アナザーエピソード「ガイアセンチネル」と関連する内容となります。
これまでの状況や用語解説などアナザーエピソードの設定については特設ページに記載しております。
是非合わせてご確認ください。

なお、当シナリオは人幻界アナザーエピソードの事実上の最終回となりますが、この戦いのその後を描くエピローグとなる日常シナリオも公開を予定しております。

参加キャラクター

  • レジオール・V=ミシュリエルma0715
    剛力種|女
  • シアンma0076
    人間種|男
  • リダ・クルツma1076
    人間種|男
  • 天魔ma0247
    神魔種|男
  • アナルデール・ウンディーニma0116
    人間種|女
  • 更級 暁斗ma0383
    人間種|男
  • ザウラク=L・M・Ama0640
    機械種|男
  • ルー・イグチョクma0085
    人間種|男
  • 川澄 静ma0164
    精霊種|女
  • 伊藤 毅ma0538
    人間種|男
  • 三糸 一久ma0052
    人間種|男
  • 白花 琥珀ma0119
    人間種|女
  • 桜庭愛ma1036
    人間種|女
リプレイ公開中

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