アルビオン・プロローグ
運営チーム
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シナリオ形態
大規模作戦
難易度
Normal
判定方法
エキスパート
参加制限
総合600以上
オプション
  • 召喚可
参加料金
0 SC無料
参加人数
1人~∞人
報酬
1,000 EXP
10,000 GOLD
5 FAVOR
封魔界ワールドロールで参加すると +100 EXP
相談期間
5日
プレイング締切
2022/10/06 10:30
リプレイ完成予定
2022/10/25
関連シナリオ
-
  1. オープニング
  2. 相談掲示板
  3. -
  4. 結果
  5. リプレイ
召喚可能
このシナリオでは召喚を行うことができます。
召喚を装備しているキャラクター全員が召喚可能です。

オープニング

●選択肢1:ユーフォリア公国にて

 封魔界アルビオンに介入した咎人たちは、ひとまず『ユーフォリア公国』なる国に滞在し、そこで情報収集を行っていた。
 ユーフォリアの王女であるフェイト・A・ユーフォリアは、城の中庭にイデアゲートを設置する許可を下し、場内にもその旨を広く伝えていた。
「アルビオンがどんな世界か、ですか? うーん、そうですねぇ……」
 学生服を着たユーフォリアがフードコートでジャンキーなハンバーガーに齧りつきながら、咎人の質問に眉を顰める。
「アルビオンはその名の通り、この世界の創世神である『女神アルビオン』から名前を譲られています。アルビオンとは女神であり、女神とは世界であり、つまり世界とはアルビオンということですね。ちなみにわたくしも名前に『A』が入っていますが、これは『アルビナス』と読みます。女性の場合は『ナス』で、男性の場合は『アルビオラ』となります。名前にAと入っている人は、だいたいは勇者フェニエの血筋なんですよ」
 へー、そうなんだ……と思いつつ、そんな豆知識よりも今は他に知識を蓄えた方がよいことが沢山ある……。
 ここユーフォリア公国は、率直に『平和な国』と評価できる。
 一国の王女であるフェイトが、国立とはいえ一般市民と同じ学校に通っているということも、相当な平和の証だろう。
 ただ、ここ数日フェイトの世話になっているが、彼女が学校の友達と遊んでいるところは見たことがない。
「ぎくっ……いえ、お友達はいないわけでは……。ただ、わたくしが一緒だと気を使わせてしまうことも多いもので……空気を読めてない? ソ、ソレハソウカモシレマセンネ」
 フェイトは変わっている。
 最初は彼女のような性格の人が多いのかとも思えたが、こうして街行く人々を眺めていると、変わり者なのはフェイトの方らしい。
「はあ……わたくしって、『陰キャ』なのでしょうか……」
 フェイトにとっては真剣な悩みらしい。
 そんなことよりアルビオンについて質問しよう。
「あ、はい。ユーフォリア公国は、アルビオンの西部にあります。アルビオンは中央部を『涙の海』と呼ばれる大きな湖が占めています。涙の海から西側は比較的豊かな土地で、東側はそうではない土地であるとされており、ユーフォリア公国はアルビオンの中でも最も肥沃かつ安全な土地にあるとされています」
 アルビオンは大昔、女神がすべての種族を統治していたらしい。
 いわゆる唯一神というやつだろう。
 しかし色々あって、女神は大憲章を残してこの世界から消えた。
 その後、統治者を失った人類は、女神の従者でもあった騎士たちを中心に、小さくまとまった世界統治が開始されたのだ。
「この世界ではほとんどの場合、小さな国土を『女神の騎士』の末裔が治める『公国』という単位でコミュニティが形成されています。昔は『国』と言えばこの形を指しましたが、貧しく険しい土地である東部では複数の公国が同盟を組み、より大きな集団が作られました。アース帝国と、トルブラム連邦です。これらと比較すると現在の『公国』はとても小さな集団ですね」
 フェイトは学校で使っているらしいタブレット端末を取り出し、そこに地図を映した。
「ユーフォリア公国があるのはこの西側の地域です。このあたりは女神に近しい『勇者』の関係者が作った国が密集していて、女神教団を中心に緩やかな共同体を作っています。トルブラムようのな明確な連邦制ではなく、『旧き盟約による助け合い社会』なのです!」
 そう説明してから、フェイトは小さく息を吐いた。
「この世界は今、世界全体を巻き込むような大戦の中にあります。これまでも人類は小さな小競り合いを繰り返してきましたが、ここまで大きな戦争は『大憲章』以降初めてです。ユーフォリアは主戦場となる東部から離れているので、今もほとんど戦争の影響は受けていません」
 フェイトの視線を追うように、あなたは町中を通り過ぎる人々に目を向ける。
 この街は明らかに豊かで、とても平和だ。
 誰もがその豊かさと平和を当たり前のように享受している。
「勇者様のいる世界……天獄界は、どんな世界なのですか?」
 なかなか難しい質問だ。天獄界はいろんな世界のごちゃまぜワールドだから。
 この世界とは何もかもが違いすぎるから、話してもわかってもらえるかどうか……。
「色々な世界を渡り歩いているんですよね? そういう方からして、この世界はどう見えるのでしょうか?」
 近代的なビルが並び、その一方で町中に突然『城』があったりもする。
 魔法が封じられているという一方で、謎の巨大ロボットが蔓延っているらしい。
 なんだかチグハグというか、おかしな世界だ。
「――突然ですが、ガーデンパーティーしませんか!?」
 突然すぎて驚いていると、フェイトは咎人の手を握り締める。
「まずはこの世界のことを知っていただく為には、ユーフォリア公国を楽しんでいただくのが重要ではないかと。あと、単にわたくしがお友達とパーティーしたことがないのでしてみたくなっただけなのですが」
 この行動力を何か別のことに活かせたら、この子は脱『陰キャ』できるのでは?
「あ、外に遊びに行っても大丈夫ですよ。皆さんはわたくしの騎士という扱いになっていますから、この身分証を提示していただければ、市街地を自由に遊覧可能です。わたくしのおすすめはやはりカラオケでしょうか。フードコートで食べるハンバーガーも格別です。お外に行くなら、『涙の海』を眺める丘でのピクニックなんかもいいですね。いずれも一人でやりましたが、すべて素晴らしい経験でした!」
 やはり……友達が……いないらしい……。
「ちなみにガーデンパーティーって普通は何をするんでしょうか?」
 やったことがないことに誘わないで欲しい……。
「いえ、あの、お城の中庭にイデアゲートがあるでしょう? だからそこで開催すればいいかなあと思っただけなんですが……」
 ともあれ、ユーフォリア公国はこれからもアルビオンにおける活動拠点になることは間違いないだろう。
 異世界介入の第一歩として、異世界人の協力者と仲良くなっておきましょうというのは、咎人としてはお約束でもある。
 あなたは謎のガーデンパーティーに参加してもいいし、ユーフォリア公国の市街地を観光してもよい。


●選択肢2:マティルダ公国救援作戦

 マティルダ公国に上陸したMCグランギニョール (mz0066)は退屈していた。
 正しくはもうずっと長い間退屈していた。『涙の海』を渡るウォードスの肩の上で一人漫才をしてみたり、延々とスクワットしてみたり、座禅を組んでみたり、とにかくそうした時間のすべてで退屈しきっていた。
「ああ……鬱です……」
『めんどくせぇからもうジっとしててくれねぇかな、MCさんよ。あんた、ついてくるだけでまったく加勢もしねぇし、正直邪魔なんだが』
 MCを肩に乗せたウォードスの瞳が動き、ついでグラグラと上半身が揺さぶられる。その揺れに合わせてMCは左右にグネグネ動きながら『おっとっと! おっとっとっとぉ!』と慌てるそぶりをしているが、実際は壁なんかにも『立てる』彼には無意味である。
 まるで足裏がウォードスに張り付いているように、ピタリと動きが止まった。
「アルビオンの戦争って、正直つまらなくありませんか?」
『どういう意味だよ?』
「だって、アース帝国強すぎるんですもの。あまりにも一方的過ぎて、敵対するすべての人々がもう生きるだけで精一杯という感じではありませんか……」
『いいことじゃねぇの』
「よくありませんよ!? 希望と絶望! その温度差の中にこそ混沌が生まれるのです! みんな絶望しきっていたらいくら煽ってもなぁんの反応も見せないではありませんか!」
 彼のフラストレーションは最高潮に達していた。
 最初はよかった。アース帝国も最初から『魔獣』や『巨神機』を扱えたわけではなかった。彼らも色々あって、簒奪者も色々やって、結果として使えるようになったのだ。
 その過程では歩兵と歩兵が普通にドンパチするのがメインだったので、兵隊を操って特に戦いには無関係な村で虐殺ショーとかしてみたりもしたけれど……。
「御覧なさい。マティルダ公国でしたか。我々の接近を悟るや否や、ほとんどの国民が逃げの一手です。巨悪に立ち向かう勇敢な戦士と、彼らが生み出すまやかしの希望がないと! 私が! 何も! 壊せないではありませんか!!」
『……はあ。まあ、あんたの言わんとすることもわからんではないが……確かに、手ごたえがなさすぎるからな。手ごたえっつーか、やる気っつーかよ』
 ウォードスは戦闘車両を踏みつぶし、邪魔な建造物は斧の一撃で粉砕する。
 時折戦車の砲弾が飛んでくるが、ウォードスの装甲には傷ひとつつかない。
 咎人たちのいうところのシールド――神秘障壁が、ダメージを吸収してしまうからだ。
『西部の人間はお気楽すぎるぜ。恵まれすぎててイカれちまったのか? こんなオモチャで巨神機を足止めできるなんて――本気で思ってんのかよ?』
 マティルダ公国に上陸したのは巨神機だけではない。
 歩兵同士の戦いにおいても、アース帝国軍は圧倒的であった。
 マティルダ公国に限らず、この世界では銃器などで武装した軍隊が一般的である。魔法の力が封じられ、科学技術による兵器が普及しているからだ。
 一方、アース帝国軍はそうした銃器を、『刀剣』で圧倒している。
 シールドにより銃撃は防がれ、古の魔力を秘めた近接武器による一撃は、防具を着込んだ人間を簡単に両断してしまうのだ。
「やつら『魔道具』で武装してやがる! 神格者の兵隊だ!」
「う、動きが早すぎて照準が……うわあああっ!?」
 アース帝国の兵士はマティルダの防衛隊を次々に斬り捨てる。
 歩兵だけではなく、ちょっとした装甲車なども刀で一刀両断だ。
「地上はだいたい制圧終わったわ。あとは逃げようとする連中ばっかり。タクト、これからどうする?」
『お上からの命令は市街地の徹底破壊だ。ウォードスで建造物をまとめてぶっ壊す』
「ホアアアアアアーーーーーーッ!?」
 急に奇声が耳を劈き、ウォードスの足が止まる。
『うるっせぇぞ、MC! 通信ONでシャウトするんじゃねえ!』
「タタタタ、タクトさん! ご覧ください! やっと来てくれましたよ……咎人がッ!」
『咎人ぉ?』
 ウォードスの目線の先、町の外から何かがこちらに向かってくる。
 大きい。サイズ感からして、『巨神機』と同等だ。しかし、見たことがない。
『なんだありゃ。新しい巨神機か?』
「いいえ、いいえ! あれはアサルトコアですね!」
『アサル……はあ?』
 建造物を飛び越えたアサルトコア『飛燕』が、ウォードスに刀を振り下ろす。
 二機は互いの刃を交えながら、じりじりと競り合った。
『おいおいおいおい……どこのどいつだてめぇ?』
「――彼らはわたくし、フェイト・A・ユーフォリアの騎士です!」
 市街地に展開するサイクス・A・トルブラム率いる『フェニエ同盟軍』の部隊には、咎人だけではなくフェイト姫も同行している。
 車両の上に立ち、そこから拡声器のようなもので呼びかける傍らには、護衛につくと宣言したグラジオラス (mz0007)の姿もあった。
「アース帝国の兵士に告げます! 戦いを止め、話し合いのテーブルにつきましょう!」
『………………はああっ? 何を言って――』
「何を言っているのですか!? 話し合いと!? お……お……おおお……!! うひょおおおおーーー! 面白いではないですかーーーっっっ!!!!」
 仰け反りながら大笑いしたMCがウォードスから飛び降り、咎人たちの前に着地する。
「もしかしてお姫様、誰も傷つけたくない的な綺麗事をほざいてしまうタイプですか?」
「え……え、え? その恰好、どうしたんですか……!?」
「ウゥ~ン! 質問してるのは私ですが! MCグランギニョールと申します。以後お見知りおきを、プリンセス」
「フェイト・A・ユーフォリアです! こんにちは!」
「ごきげんよう! 突然ですが私、くだらない綺麗事を捨てきれない、着色料多めのケーキよりもあまぁ~い、あまぁ~いお人が大好物です! ――早速イジメても?」
 返答だと言わんばかりに発砲されたグラジオラスの銃弾を、MCは綺麗に生えそろった歯で『噛み止め』、『ぺっ』と吐き捨てた。
『グラジオラス、この人たちどうするの!?』
「クルハちゃんは巨神機をお願いします。我々はMCと……それから……」
 魔導具で武装した兵士たちが集まり、咎人たちを睨む。
 だが、その指揮官らしき女が片手で制すると、兵士たちは素早く後退した。
「咎人って言ったね。『魔女』の予言通りだ。君達の相手はアタシたちじゃなくて、魔女からもらった『魔獣』にしてもらうから」
 後退していく兵士たちの代わりに姿を見せたのは、異様な姿の怪物たちだ。
 『魔獣』と呼ばれる怪物たちは、アース帝国が利用している一種の生物兵器であり、かつてこのアルビオンと言う世界を侵略した『魔神』の一部であるという。
 黒い体毛に覆われた不気味な生物を前に、フェイトは明らかに気圧されていた。
「フェイトちゃん、そこから動かないように。勝手をされては守れなくなりますので」
「は、はい……お、大人しくしてます……!」
「勇者くんたち、本当に大丈夫なのか? 魔獣の戦闘力は歩兵ではどうにもならんレベルだぞ。あれ一匹どうにかするのに戦車が必要だ」
 ここまで連れてきたはいいものの、サイクスからすれば『自称勇者くん』たちは仲間としてあまりにも未知数だ。
 しかし、その点においては心配ない。なぜならば――
「私たち、強いですから♪」

成功条件

条件1選択肢1:ユーフォリア公国の観光を楽しむ
条件2選択肢2:敵戦力の撃退
条件3選択肢2:フェイト、サイクスの生存

大成功条件

条件1選択肢2:MCを「戦闘で」撃退
条件2-
条件3-

選択肢

選択肢1ユーフォリア公国にて 現在の人数64
選択肢2マティルダ公国救援作戦 現在の人数90

解 説

パンダ「ほい! というわけで大規模作戦だぜいっ!」
大牙「大規模作戦って無料で参加できるシナリオだよな?」
パンダ「ウム。2つの選択肢に分かれていて、片方は日常、片方は戦闘シナリオということになっているぜ。どっちか片方にしか参加できねぇから注意だぜいっ!」
大牙「これ時系列とかどうなってんの?」
パンダ「いい質問だな。選択肢1はエピックエピソード(3)と(4)の間。選択肢2はエピックエピソード(5)の後だぜいっ!」
大牙「エピック『レインボウティアーズ』のことだよな?」
パンダ「エピックやるだけでマスターキーもらえて新ロールになれるから、ぜひ読んでくれよな!」

パンダ「あ。大事なこと説明してなかったな。アルビオンでは『大憲章』っていう世界法則があって、これのせいで最初は『封魔界ロール』以外のアクティブスキルが使えないぜ!」
大牙「パッシブは関係ないんでしょ?」
パンダ「そう。あとクラスタマスターの強制介入は可能。ワールドガイドに書いてある通りだぜい」
大牙「知らずに『スキルを使って戦うぜい!』って書いたらどうなんの?」
パンダ「使えなかったぜいっ! と描写されるだけで別になんのペナルティもないぞ。でもせっかくのプレイングがカラブリになるのはもったいないから、気を付けてくれよな!」


●選択肢1:ユーフォリア公国にて

ユーフォリア公国を観光します。
アルビオンという世界における咎人の拠点となるユーフォリア公国を散策します。
ユーフォリア公国は近代的な都市で、さまざまな娯楽施設が揃っています。
フェイト姫はカラオケやフードコートをお勧めしていますが、そういったもの以外にも現代的な娯楽施設は一通りそろっています。
また、町から出ることにはなりますが、アルビオン中心部に広がる『涙の海』という巨大湖付近でのピクニックも可能です。
こちらはこの世界でも観光名所となっているようです。

上記のようにとりあえず『街ブラ』できますが、フェイトは咎人たちとガーデンパーティーをしたがっているようです。
しかし友達がいないため、フェイトは『ガーデンパーティー』がなんなのかもよくわかっていません。
ユーフォリア城の中庭で行われるパーティー(?)を手伝ったり参加してあげることで、フェイトと友情を深めることができます。

封魔界アルビオンのストーリーにおいて、フェイトは咎人の協力者として極めて重要なポジションにあります。
『フェイトの騎士』というポジションは咎人が他地域への介入する際に強力な身元の保証として作用しますし、フェイトの考えや行動自体が、次の活動エリアなどに影響していきます。
アルビオンは他ワールドよりも広大な世界であり、必ずしもすべての地域の物語が描かれるものではなく、フェイトの選択により救われるモノ、救えないモノが決められていきます。
この世界の物語は、必ず安定したハッピーエンドを迎えることを保証しません。
フェイトと咎人の関わり合いは、単なるNPCとの交流というだけではなく、ストーリーの根幹に大きな影響を齎します。


●選択肢2:マティルダ公国救援作戦

この選択肢では「召喚」を使用できます。

ユーフォリア公国の南東に位置する島国、マティルダ公国の救援に向かいます。
マティルダ公国は現在、『涙の海』を渡ってきたアース帝国の強襲部隊により攻撃を受けており、既に現地の防衛部隊は壊滅状態にあります。
非戦闘員などは街から退去するためにパニック状態にあり、それらを『フェニエ同盟軍』のサイクス・A・トルブラムがまとめています。
サイクスら同盟軍の部隊はたまたま現場近くに居合わせただけで、『魔獣』や『巨神機』を相手に出来るような重装備ではありません。

当面アルビオンにおける敵となる『魔獣』や『巨神機』、魔道具を扱える兵隊である『神格者』は、物語開始時点において、現地民の戦力で対抗できない強敵です。
今回の作戦においてまともな戦力に数えられるのは『咎人のみ』と考えてください。
アース帝国の兵力はいずれも現地の人々に対して一騎当千の力を持っており、名前のない単なるモブ兵士ですら手の付けられない存在なのです。

アース帝国軍の目的はマティルダ公国の制圧と、それによるユーフォリア公国への襲撃であると予想されていますが、実際のところ、彼らがなぜ突如として強行軍に打って出たのかは不明です。
或いは何か別の目的があるのかもしれませんが、少なくとも今はハッキリしていません。
また、敵戦力の中には簒奪者である『MCグランギニョール』が編成されています。
アース帝国と簒奪者は協力関係にあるらしい……ということは分かっていましたが、実際のところ彼ら簒奪者が帝国とどのような付き合いなのかはまだ謎です。
ともあれ戦うつもりの様子ですから、MCは厄介な敵となるでしょう。

戦場後方にはフェイト・A・ユーフォリアがいます。
彼女は戦いに乱入したりはしませんし、グラジオラスが護衛についているため何かの事故で簡単に死んでしまう可能性はほとんどありません。
しかし、『話し合いで戦いを止めたい』と考えているフェイトは、もしかするとそういった行動に打って出る可能性もあります。
ここでのフェイトの行動は、選択肢1側での出来事の影響を受けます。


●敵情報

『魔獣』
アース帝国が生物兵器として活用している怪物。サイズ2。
巨大な毛虫に無数の手足が生えた奇妙な形状をしている。
身体に口と思しき部位が5つある。
突進や手を使っての近接打属性攻撃や、毒液を発射する闇属性の魔法攻撃を行う。
知性などは恐らくないが、今のところアース帝国兵を襲う様子はない。

『ウォードス』
アース帝国が運用している巨神機。サイズ4。
一般兵が操縦しているもの。
斧のような近接武器を装備している。
今のところ射撃武器などを装備している様子はない。

『ウォードス(タクト機)』
タクト、と呼ばれる兵士が乗っているウォードス。サイズ4
どうやらリーダー機のようで、能力はすべて一般機より上となっている。
両手に斧の他、胸部に機関銃を装備している。
普通にボスクラスの戦闘力を持っている。

『MCグランギニョール』
簒奪者。蒐集衆の一人。サイズは1。
長らくヒマしていたらしく、咎人が現れて急にイキイキしはじめた。
フェイトに興味を持っており、ちょっかい出したそうにしている。
そんなに本気で真面目に戦うわけではなくて、久しぶりに楽しそうな場面に出会えたこと自体を味わっているようなので、めちゃくちゃ荒ぶって咎人を壊滅させたりはしない。
追いかけまわしてほしい。それだけで満足だ。

マスターより

ハイブリッドヘブンをお楽しみいただきありがとうございます。運営チームです。
こちらのシナリオはエピック「レインボウティアーズ」と連動する内容となります。
エピックをクリアしなくとも参加は可能ですが、併せてお楽しみいただけますと幸いです。

参加キャラクター

リプレイ公開中

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