ハイブリッド(NOT)運動会
運営チーム
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シナリオ形態
大規模作戦
難易度
Very Easy
判定方法
エキスパート
参加制限
総合600以上
オプション
参加料金
0 SC無料
参加人数
1人~∞人
報酬
1,000 EXP
10,000 GOLD
5 FAVOR
相談期間
5日
プレイング締切
2022/11/17 10:30
リプレイ完成予定
2022/12/06
関連シナリオ
-
  1. オープニング
  2. 相談掲示板
  3. -
  4. 結果
  5. リプレイ

オープニング

●いきさつ
「運動会っておかしくないかしら~?」
 そんなことをアイシス (mz0013)が言い出したので、スサノオ (mz0012)は首を傾げた。
「おかしいって、何がだ?」
「だって……秋だから運動会をするってことなんでしょう? でも、秋と言えば?」
「スポーツの秋!!」
「芸術の秋でしょ?」
「いや、読書の秋だ」
 と、さらにエゲリア (mz0009)が口をはさむ。
「確かにこの三種の中では、『スポーツの秋』が知名度・重要度共に一歩勝るような世間的評価を受けている感は否めない。だからこそ、確かに見直すにはいい機会かもしれないね」
「そうでしょう、そうでしょう~」
「いや、スポーツの秋だって! 常識ねぇのかお前ら!? 秋は運動会なんだよ、スポーツなんだよ! 学校行事になるのはスポーツだけだろうが!」
「芸術の秋!」
「読書の秋」
「スポーツ!」
「げーじゅつ!」
「読書」
 一歩も譲らない三人が同時に振り返り、サガルト・ズィキ (mz0003)に告げる。
「「「咎人はどれがいいと思う!?」」」


●運動会中止のお知らせ
「そんなこと急に言われてもですね……だって、今月は運動会をするって言ってたじゃないですか! だから私、運動会の準備をしちゃったんですよ!」
 ここはサガルトの職場でもある神殿。
 サガルトは困った様子でパンダくん (mz0006)に告げる。
「オイラも運動会って聞いてたから、既に色々設営の準備とかしちまったぜ? ホレ、看板にも『運動会』って書いちまったし……」
「運動会であることはそのままにしつつ、競技に芸術と読書を加えられないでしょうか?」
「サガルト! オメェ今、メチャクチャ言ってるぞ!? しっかりしろ!」
「しょうがないじゃないですか! 全部の要素を満たす必要があるんですから!」
 と、いうことで……。
「緊急事態だ! 我々、咎人運動会実行委員にとってもピンチである!」
 と、テーレ・リエーブル (mz0010)が宣言する。クルハ (mz0014)も困った様子で、
「ていうか、その三つってさあ……同じ枠に押し込むの無理じゃないかなぁ?」
「『秋の』しか共通項ないじゃんね? ウケる」
 と、徒花ゆめみ (mz0041)。この三人が実行委員として協力していたらしい。
「そんなわけで困っているのですが……」
「そもそもさー、あたしもスポーツより芸術がいいと思うんだよねー」
 3人ともスサノオクラスタという共通項があって、スサノオが言い出した運動会だから揃えていたのに、ここでゆめみが裏切りを働く。
「芸術って、絵を描くだけじゃなくてなんかこう、バンドとかでいいんでしょ? 青春といったらやっぱりバンドっしょ♪」
「私は読書の秋がいいなあ。私ってほら、文学少女的なところあるし」
「クルハまで!? ダメだダメだ! 秋はスポーツなんだ、運動会なんだ!! 運動会とか球技大会くらいしか活躍する機会がない子のことを考えたまえ!」
「読書しか趣味がない陰キャもいるよね? 私とか」
 テーレはスポーツの秋派らしい。まさかの決裂だ。
「おーい。オメェら三人が話をまとめてくれることを期待して呼んだンだぞ? 見ろよ、サガルトが真っ白に燃え尽きちまってンぞ」
「アハハハ……でも、別に全部同時にやってもいいんじゃないの?」
「ン? まあ、ステージ組んだりするくらいなら何の問題もねェけどな。オイラとしては一日もらえりゃなんでも用意できるから、設備的なことは心配しなくていいぜ」
 パンダはモフっと腕を組み、
「そもそも運動会の要件定義ってのはよ、複数のチームに分かれて得点を競い合うってところだろ? なら別に競い合うのが読書でも芸術でもいいンじゃねえか?」
「あまりにも異種格闘すぎないかね……? スポーツに芸術や読書が勝てるわけがない」
「そもそもさー、勝ち負けとかあんの?」
「集客人数で決めるとかどうだ?」
 というわけで、みんなで相談を繰り返し……。


●ハイブリッド運動会、開催ィイイイ!
「悪いなタカライ。会場を提供してもらってよ」
「いやいや、構わないともパンダくん。ナントカの秋ときたら、やはり学校! 頑張って学校を作っているワタシからすれば、むしろ渡りに船だよ!」
 タカライ (mz0044)は快くイベントの開催地を提供してくれた。
 彼は一人で学校を作ろうとしている狂気のエピソードを有する咎人で、自分のことを学園長だと思い込んでいるロボットである。
 学校島という、ただ学校とだだっぴろい校庭があるだけの浮遊島の管理人であり、たまに季節のイベントがあると、場所を提供しているのだ。
「アイシス様には一度学校島ごと消滅させられそうになったけれども、守護神も学校を大事にしてくれているのだね!」
「オメェもたいがいポジティブシンキング野郎だな……」
 最初は運動会の会場とだけしか伝えていなかったのだが、まあ、スペース的な問題はないのだし、タカライは学校っぽい行事なら何でも歓迎らしい。
「えー、それではこれより天獄界、秋のハイブリッド運動会を開催します!」
 マイクを持ったサガルトが宣言する。
 ……ハイブリッド運動会とは!?
「スポーツ、芸術、読書の3種類の秋に分かれて、それぞれ皆さん楽しんでください! 同時にこのカテゴリーへの参加を以て、『投票』とさせていただきます!」
 投票とは? とざわつく咎人たちにサガルトは告げる。
「スポーツ、芸術、読書! このうちどれが最も秋なのかという疑問を守護神はお持ちなのです! それに対する皆さんのアンサーとして、参加をお願いいたします! なお、内容がどう考えても合致しない行動の場合は投票数としてはカウントしませんのであしからず!」
「ふーん……まあ、自分が好きなところで遊んでればいいってことだろ? 秋か……そういえば、食欲の秋はないんだな」
 チラシを眺めながら焔城大牙 (mz0043)が呟くと、タカライが言う。
「食欲の秋はどこに含まれるのかね?」
「なんでそういう余計な事言うんですか、大牙さん!?」
「えっ、俺!?」
「あー、それなら読書の秋チームに含むのでどう? たぶん読書がこの中では劣勢だと思うしね」
 読書の秋って、サボりの秋みたいなものでもあるでしょ? と、読書好きらしからぬ暴論を掲げるクルハは、『飯食いたいだけ』も同じカテゴリーと考えたようだ。
「えー、では、食欲の秋は読書の秋に併合で……」
「睡眠の秋はー?」
「それも読書で」
「音楽の秋はー?」
「音楽は芸術だって言ってますよね!?」
「実りの秋は?」
「実りは食欲の秋に含む!!!!」
「結婚の秋は?」
「そんな秋あります!?」

 そんなわけで、天獄界で秋バトルが開催される運びとなった。
「食欲の秋を読書の秋に加えたのはいいアイデアだね。かくいうボクも読書には甘いお菓子をセットにしているものさ。学習には糖分も必要だしね」
「くそっ! 食欲の秋を取られた! 食欲はスポーツだろぉ!? 部活終わりの男子学生以上に食欲ある存在がいると思ってんのか!?」
「芸術って……何なのかしら?」
「おい……ゲシュタルト崩壊するなよ……」
 守護神も見守る中、秋をかけた仁義なき戦いが幕を開けた!

成功条件

条件1ハイブリッド運動会を楽しむ
条件2-
条件3-

大成功条件

条件1全ての選択肢がそれなりに盛り上がる
条件2-
条件3-

選択肢

選択肢1スポーツの秋 現在の人数47
選択肢2芸術の秋 現在の人数27
選択肢3読書&食欲の秋 現在の人数92

解 説

▼ルール
 このシナリオは「スポーツ」「芸術」「読書(&食欲)」という3つの選択肢に分かれており、その中から一つを選択して参加します。
 選択肢に参加し、そこで基本的な方針に沿った行動を行うことで「OP(オータムポイント)」が加算されます。
 この際、その選択肢を楽しむだけではなく、外部に対して「〇〇の秋っていいなあと思わせること」ができていれば、その行動の成果によって追加のOPが獲得できます。
 OPの獲得量はおおむねプレイング評価値と同一になりますが、白紙プレイングや内容に沿わないプレイングなどは、C評価でもOPの配布が行われない場合があります。
 選択肢ごとにOPの累計点が評価され、1位、2位、3位に順位付けが行われます。
 この順位に応じて、リプレイ公開時には参加者全員にFAVORと名声がプレゼントされます。

【1位】
FAVOR1000、名声3

【2位】
FAVOR500、名声2

【3位】
FAVOR300、名声1

サガルト「そもそもの参加人数が多いところが有利になりますが、それだけで内容が決定されないように、プレイング評価に重点を置きます」
パンダ「白紙が1万人いても0ポイントだから注意してくれよな!」


▼選択肢解説

選択肢1.スポーツの秋
 スポーツと言っても、とにかく身体を動かして運動さえしていれば基本的にはすべてスポーツの秋の主旨に沿うものとして扱われます。
 見ている人が「自分も参加したい」と思う、身体を動かしたくなるような企画を考え、実施してください。
 特に「こういう競技をしなければならない」といった指定があるわけではありませんので、スポーツっぽいことをしていればなんでもOKというゆるい縛りです。
 一人で参加してラジオ体操やマラソンなどしてもかまいませんが、楽しい企画があればそちらの方が評価は高くなります。

選択肢2.芸術の秋
 ここでいう芸術の秋は、いわゆる文化部的なものを指します。
 広い意味では「読書の秋」をこちらに含むこともありますが、読書の関しては今回は別選択肢となります。
 絵を書いたりするほか、楽器演奏や合唱、コントや劇、マジックショーといった催しもこちらに含まれます。
 第三者に訴えかける効果が強い内容が多く有利になりがちなため、相対的に他選択肢よりOPの計測は厳しめの傾向になります。

選択し3.読書&食欲の秋
 読書は本を読んで過ごすことですが、自分が小説や詩を書いたりすることも含まれます。
 書であれば小説形式である必要もないので、マンガを読んだり書いたりでも問題ありません。
 オリジナル作品を作ったり読んだりするRPの他、これまでに公開されたシナリオリプレイを「読書」という形式で読んだことにもできます。
 自分が参加したリプレイをお勧めする、といった形でも参加傾向を満たします。
 また、料理を作ること、食べること、売ることもこちらの選択肢に含まれます。


※共通の注意事項※
・参加はするが、見物するだけというのも可能です。ただし、プレイングはC評価となり、OPは獲得できません
・主旨に沿わない行動、選択肢間違い、白紙などでもOPは獲得できません
・OPを獲得できない評価となるキャラクターに対しては、報酬の配布自体が行われません
・オフィシャルNPCを誘うこともできますが、基本的にPCの描写を優先し、フレーバー的な描写のみとなります
(例)パンダくんを誘って、一緒に楽しんだのであった……くらいの表現がチョット加わるだけにとどめ、PCの描写人数が優先

マスターより

ハイブリッドヘブンをお楽しみいただきありがとうございます。運営チームです。
当シナリオは参加者の評価に応じてプレゼントが行われる特殊なシナリオとなります。
無料で参加できる大規模作戦となりますので、お気軽にご参加ください。

参加キャラクター

リプレイ公開中

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