資源回収:万年筆工場
三田村 薫
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シナリオ形態
イベント
難易度
Normal
判定方法
エキスパート
参加制限
総合600以上
オプション
参加料金
50 SC
参加人数
1人~5人
優先抽選
50 SC
報酬
300 EXP
5,000 GOLD
5 FAVOR
相談期間
3日
抽選締切
2022/12/25 10:30
プレイング締切
2022/12/28 10:30
リプレイ完成予定
2023/01/20
関連シナリオ
-
  1. オープニング
  2. 相談掲示板
  3. -
  4. 結果
  5. リプレイ

オープニング

●鏖禍くんの場合
 その、獣人種の咎人は自宅で静かに本を読みつつ、頻繁に溜息を吐いていた。
 スサノオクラスタ所属の鏖禍(おうか)。本名ではなく、二つ名とでも言おうか。生前、その苛烈で容赦の無い戦い振りから、「彼と敵対した陣営は鏖殺の災禍に見舞われる」として、いつしか「鏖禍将軍」と呼ばれるようになっていたのである。
 本名は召喚された時から忘れていた。
 武神・スサノオの眷属になり(※じゃんけんの結果)、簒奪者や現地の敵対勢力にも鏖殺の災禍をもたらす。その気概で戦闘に臨んでいたのだが、あるとき突然心がばっきりと折れてしまった。
 そもそも、「他人を一度に何人もぶっ殺す」なんて、普通なら人間のストレスの最たるものであって、短い人生の中ならともかく、人生二つ分の時間戦って殺し回ってたらそりゃ負担にもなろうと言うものである。
 「鏖禍将軍」と呼ばれた自分が、まさか戦いに心を折るとは。そのこと自体も本人にはかなりのショックで、しばらくは立ち直れなかったが、周りの支えもありどうにか自力で生活できる程度には回復した。

 かくして、鏖禍は前線を退き、たまにパンダくん(mz0006)と物件壊しに勤しんで日銭を稼ぐ生活を送っているのであった……。

 とは言え、そんな彼にもささやかな楽しみ……と言うか生きる希望の様なものはある。
「やあ、鏖禍殿。お元気そうで何よりだ」
「テーレ殿。お気遣い痛み入る」
 テーレ・リエーブル(mz0010)。鏖禍がぶっ倒れた時に、復帰を手伝ってくれた一人で、その誠実さや優しさに、鏖禍は密かに心惹かれているのである。彼女が天獄界にいるなら、もうちょっと頑張って生きようかな。そう思う程度には。
「ところで、最近武装教会から委託業務を受ける資源回収の組織ができたそうだが、聞いているかな?」
「いや、寡聞にして存じないな。資源回収なら普通に守護神からの仕事の一つだと思っていたが?」
「うん。それもそうなんだが、特に『資源回収』に特化した組織のようでね。戦う元気がなくても参加できるんだが、鏖禍殿もどうかな? 久しぶりに浮遊島で羽を伸ばしては」
「しかし、エネミーが出現するのでは?」
「それについては別に、護衛の咎人が付いてきてくれるよ。あなたの経歴を考えると、他に守られるのは気が引けるかもしれないが……」
 テーレの言葉に、鏖禍はふ、と笑みを浮かべた。
「なに、今だって他の咎人に守られながら本島で生活しているようなものだ。お気遣い、感謝する。さっそく問い合わせてみよう」
「うむ。窓口はメダルド殿がしているようだが、代表はクローデット殿という小さな女の子だ」
「ほう、確かに幼子であれば色々拾ってくるのには適任であろうな」

 と言うことで、鏖禍はクローデットの元にやって来た、と言う訳だ。なお現在は武装教会の一角を間借りして、咎人のメダルドが窓口をしている。この日はたまたま、クローデットも自分の回収任務を終えて教会にやって来ていた。
「りっぱなつののおにいさま! こんにちは」
「こんにちはお嬢さん。私は鏖禍。資源回収のお仕事をさせてもらえると聞いて来たんだが、ここで間違いないかな? あなたが代表かな?」
「はい! わたくしがてんちょうさんのクローデットともうします」
 ぺこ、と頭を下げる。
「お行儀の良いお嬢さんだ。これが履歴書なんだが」
「よし、こっちで確認する」
 メダルドが受け取った。彼が読んでいる間、鏖禍の方もクローデットにわかるように噛み砕いて、
「私は、昔はあちこちで戦いに行っていたんだがね。いつの間にか戦う事がとても嫌になっていたんだ。それで最近はパンダ殿と一緒に物件壊しをなんとかしていたんだが、資源回収のお手伝いがいると聞いてね」
「そうだったのですか……」
 クローデットは心を痛めた様に眉を下げる。しかし、にこっと笑顔を作り、
「でも、ごあんしんください! メダルドおにいさまたちがてきさんをやっつけてくださいます!」
「よし、それじゃ他にも人が集まったら出発するか。行き先は万年筆工場だ」
「万年筆工場……筆記具の材料を集めるということかな?」
「そう言うこった。ペン先、軸……そう言うパーツごとに作って組み立てているから、いったんそれを全部回収する。どのみちイデア資源だから役に立たないことはないし、娯楽製品としてのシャレオツな万年筆を作っても良い。じゃあお前はちょっと待機してな」
「かたじけない」

●万年筆工場
 そして、咎人たちは万年筆工場に到着した。
 金色や銀色に輝くペン先が目を惹くが、どうやら工芸品的な万年筆を生産していた工場らしく、ペン軸も凝ったものが多い。
「おお、これは美しい」
 繊細な彫金が施されたキャップを手にとって、鏖禍はほう、と溜息を吐く。
「こちらのきらきらしているのもかわいいです」
 クローデットは蒔絵がほどこされた軸を見て目を輝かせている。
「じゃあ俺は見張ってるから、しっかり集めろよ」
 メダルドは回収要員の咎人に告げて、出て行った。
「鏖禍おにいさま、がんばりましょうね」
「そうだな。頑張るとしようか、店長殿」
 鏖禍は肯いた。

成功条件

条件1資源を集める
条件2-
条件3-

大成功条件

条件1RPを楽しむ
条件2-
条件3-

解 説

●参加条件は鏖禍みたいなキャラですか?
バリバリ現役でも問題ありません。どなた様でもお気軽に。
ただし、戦闘が発生するとしても、後述の通りへなちょこな敵しかいませんので「めっちゃ鍛えたうちのPCの戦闘能力を見て!」と言う方には向きません。
資源集めRPをしたい! と言う方なら、総合が600だろうが3000だろうが問題ありません。

●やること
・資源集め
万年筆の部品を集めます。
万年筆の部品は色々あるようですが、とりあえず「ペン先(インクが出てくるところ)」、「軸(持つところ)」、「キャップ(蓋)」に別れていることにします。
また、この工場は工芸品的な万年筆を作っていたようなので、軸とかキャップがなんか彫金されてたり蒔絵だったりモチーフがあったりするようです。
「こう言う見た目の万年筆を眺めるプレイング」とか書いておくと出てくるかもしれないし出てこないかもしれない。

・護衛(やらなくてもOK)
狼型がエネミーとして登場しますが、メダルドだけでもどうにかできるので護衛はいなくても大丈夫です。

●NPC
クローデット(神魔・エゲリア)
資源屋さんの店長さんになった女児。
神魔レベル1、ロールランク5で、装備も全然鍛えていないけどとりあえず身に着けてますという感じ。

鏖禍(獣人・スサノオ)
総合は2000超えてるベテランだがOPに書いてあるような経緯で一線を退いた。
鹿の角を持つ獣人種。あと一歩のやる気が出せないのでちょっと穏やか風に見える。ちょっと元気な無気力。

マスターより

こんにちは三田村です。
【BTW】に同名のエルゴマンサーがいますが、要するにその擬態元です。
万年筆とインクは私も持っているのですが、使い道が限られていてなかなか使えてないのが口惜しいところです。
ご参加お待ちしています。

参加キャラクター

  • レイナ・スターフィールドma1418
    人間種|女
  • エイリアスma0037
    神魔種|女
  • ユーグヴェル・ミラma0623
    異能種|男
  • シアンma0076
    人間種|男
  • ソテルma0693
    神魔種|不明
リプレイ公開中

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