UL2号迎撃作戦 第1フェーズ
運営チーム
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シナリオ形態
大規模作戦
難易度
Normal
判定方法
エキスパート
参加制限
総合600以上
オプション
  • 危険
  • 召喚可
参加料金
0 SC無料
参加人数
1人~∞人
報酬
1,000 EXP
10,000 GOLD
5 FAVOR
封魔界ワールドロールで参加すると +100 EXP
相談期間
3日
プレイング締切
2023/02/07 10:30
リプレイ完成予定
2023/02/16
関連シナリオ
  1. オープニング
  2. 相談掲示板
  3. -
  4. 結果
  5. リプレイ
危険
このシナリオは難易度が高く設定されています。
戦闘により大きなダメージを受けてしまった場合、キャラクターの基本設定が忘却状態になることがあります。
基本設定が4つ全て忘却状態になると、キャラクター自身が死亡状態となり、ログイン及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
召喚可能
このシナリオでは召喚を行うことができます。
召喚を装備しているキャラクター全員が召喚可能です。

オープニング

●魔女
「プルフラスを使うのか?」
 バド・ラッセンは意外そうに言った。
 帝国の領土拡大は確かに鈍化しているが、それは帝国の優位が覆されたからではない。
 制圧下の国々の統治はより頑強になったし、いくつかあった抵抗組織についても片っ端から潰すことに成功している。足元は日々、盤石差を増しているのだ。
 わざわざ攻めを焦らずとも、マグダウェル騎士団とも連携が取れているし、ズロイとかいう簒奪者の協力で、海路も切り拓かれつつあるという。
「この状況でアルティメット・レガシーを出す理由はなんだ、ベル坊」
 ベルガルド (mz0135)に問うも、答えは彼からではなく――
「我々の目的は不変ですよ、バド。この女神の大地のすべてを掌握すること……その為に、アルティメット・レガシーを切る時が来たのです」
 ベルガルドの傍に立つ、顔を隠した女から返された。
「魔女か。顔を合わせるのは大憲章の無効化以来だな。相変わらず男を誘う、イイ身体をしてるじゃねえの。顔がちゃんと見えりゃあ更にイイんだけどなあ?」
「変わりませんね、バド。残念ですが、顔はまだまだお預けです」
「ヘッ、勿体ぶるじゃないの。俺は依頼主を裏切らないことで有名なんだけどなあ」
「バド・ラッセン。プルフラスと共に出撃してください。意図は理解できますね」
 男は腕を組み、僅かに思案する。まあ、言わんとすることはわかる。
「プルフラスは強力だが、所詮ただの獣だからな……ま、俺は任務を選り好みしねえ。やれというのならやるし、行けというなら行くまでだぜ」
「わたくしの騎士たち……期待していますよ。ベルガルド、あとはよしなに」
 魔女の声は透き通るように清らかで、しかしどこか薄ら寒い。
 清廉さも行き過ぎれば命を否定するように、魔女の纏う雰囲気には不気味さがあった。
「……バド。まずは敵の出方を見る」
「まずはってことは、増援は期待していいのかねぇ?」
「お前たちの任務は戦闘ではない。それに、ソグンが戦わせろと騒いでいるからな」
「ほほぉ。まあソグンとは初めてじゃねえし、任せときな」
「頼む」
 踵を返すベルガルドの背中を見送り、バドは過去を振り返る。
 あの『魔女』と名乗る女と初めて会った時、バドはわけもなく肝を冷やした。
 別に威圧的な態度を取られているわけでもないし、なんなら言葉遣いは柔和なくらいなのに、その清廉さに明確な命の危機を覚えた。
 大憲章を無効化してもらって、巨神機に乗れるようになった。そのことには感謝している。新たに手に入れたオモチャのおかげで退屈はしていない。だが――
「不気味なモンは不気味、だぜ」


●勇者
「え!? フェイトが……特務大佐ぁ!? ……な、なんで!?」
 フェイト・A・ユーフォリア (mz0133)がダウロン要塞から専用の回路を使って通信してきたのも驚きだったが、それが正規の手続きを踏んだものであると知り、サイクス・A・トルブラム (mz0134)は二重で驚きを隠せなかった。
 ダウロン要塞から出撃し、要塞に撤退する友軍とすれ違いながら、トルピオンを走らせていたサイクス隊だが、まだ魔獣プルフラスには遭遇出来ていなかった。
『説明は省きますが、ともあれサイクス少佐はわたくしの指揮下に入りました。サイクス少佐だけではなく、そのほかにもダウロン要塞の同盟軍の一部はわたくしの直接の指揮下になります』
「オーケー、理解はしてないが把握はした。俺たちはこれからどうすればいい?」
『友軍として、咎人の皆さんがそちらに向かっています。まずは彼らと合流してください。咎人の皆さんは独自の通信技術をお持ちですが、彼らにはこちらの通信機をお渡ししていますので、広域通信が可能です』
「それは助かる……けど、結局巻き込んじまったか……恰好つかないな」
『いえ。巻き込まれたのではありません。自分の意志、ですから』
 トルピオンを走らせながらサイクスは笑みを作った。
 フェイトの言葉から、その声から、明らかな決意が感じられたからだ。
「感謝する。フェイト、前線の指揮系統は現場から見てもめちゃくちゃだが、君たちなら……ここまで旅をしてきてくれた『女神の騎士』たちなら、兵士たちは受け入れてくれるはずだ。司令部はどうだか知らないが、兵士たちはみんな君たちに期待しているし、君たちを信頼している。改めて俺からも頼むよ。……俺たちと、一緒に戦ってくれ!!」

 咎人――女神の騎士たちが戦場に向かっているという情報は、広域通信で各地の兵士たちに伝えられた。
「女神の騎士……」
「勇者だ……勇者が来てくれるぞ! もう少しの辛抱だ!」
「大憲章を無効化できるらしい! 彼らと力を合わせれば……!」
「持ちこたえろ! 民間人を少しでもダウロン要塞の近くまで送るんだ!」
 まったく何の希望もない戦場に、ほんのわずかの希望がもたらされた。
 劣勢には変わりないが、それだけで兵士たちは戦うことが出来る。
(戦場のニオイが変わりやがったな)
 バドはコクピットの中にいながら、戦場の『何か』が変わったことを察知した。
 明確な情報など何一つなかったが、彼はすぐに変化の理由を推測し、行動を変化させる。
「野郎共、敵さんの動きが変わりやがった。慎重に動け。俺たちはプルフラスの世話だけしてりゃあいい。欲張りすぎて死ぬんじゃねえぞ!!」

 少しだけ状況の変わった戦場の中で、何も変わらぬものもあった。
 それは地下を潜行する魔獣プルフラスと、ソレがもたらす被害である。
 プルフラスは明らかに『人が多い場所』に引き付けられていた。真っ直ぐダウロンへ向かわず、蛇行するようにウロウロしているのはそのせいだ。
「な……なんだ!? 地面が……う、うわああっ!?」
 ある日突然、町のド真ん中の地面がこんもり盛り上がって、爆ぜるようにして吹き飛ぶ。
 敷かれた石畳がまるで砲弾のように勢いよく街に降り注ぎ、しかしその被害など軽いものであったのだと理解する。
 巨大な魔獣が塔のように聳え立ち、耳を劈くような大音量の咆哮と共に、無数の触手を町中に降り注がせると、町中の人間たちが一瞬で串刺しになった。
 魔獣は老若男女を問わない。
 地下飛び出したプルフラスにはるか上空まで打ち上げられた人間や車両や民家などが、やや遅れて街に落下して、それを合図とするように悲鳴が上がった。

成功条件

条件1魔獣プルフラスの能力を一部解明
条件2-
条件3-

大成功条件

条件1サイクスの生存
条件2スカーグラフ隊を撤退させる
条件3 友軍有利の状態でフェーズクリア

選択肢

選択肢1同盟軍撤退支援 現在の人数92
選択肢2魔獣プルフラス攻撃 現在の人数56
選択肢3後方支援 現在の人数34

解 説

このシナリオでは召喚が使用可能です。
また、封魔界シナリオの例にもれず「大憲章」の影響を受けるため、ワールドロールを装備条件とする以外の「アクティブスキル」「効果アイテム」が使用不能となります。
(召喚が使用するスキルは「召喚スキル」であるため、使用可能)

シナリオ内には3つの選択肢が存在しています。

選択肢1.同盟軍撤退支援<Normal>
選択肢2.魔獣プルフラス攻撃<Hard>
選択肢3.後方支援<Easy>

それぞれの選択肢の詳細は特設ページにて解説しています。
第1フェーズの参加は2月3日から2月7日までとなります。
結果の公開は2月9日の予定です。

パンダ「おう、パンダだ! 真面目な解説は特設ページがするので、ざっくばらんに解説するぜ!」


●選択肢1.同盟軍撤退支援<Normal>
なんとなーく参加して、なんとなーく敵をぶっ倒すのにオススメの選択肢だ!
な~んも考えなくても「がんばる」でまあまあ頑張れると思うぜいっ!
強敵がいないので割と平和なんだが、実は友軍の生存率に最も影響するところでもあるぜ。
さっきワールドロールとってきてショップで装備揃えただけ でも普通に戦えるぜ。
鍛えてればアクティブスキル使えなくても普通にやってけると思うぜ。


●選択肢2.魔獣プルフラス攻撃<Hard>
一番難しいやつだぜいっ!
単純にバトル難易度が高いのもそうだし、頭を使う必要もあるぜいっ!
うるせええ~~~スキルを全ぶっぱだぁ! という奴は選択肢1の方がオススメだぞ!
ワールドロールを装備しているか、召喚を使うことを推奨するぜ。
あと、この選択肢は無茶をすると普通に死ぬぜ!


●選択肢3.後方支援<Easy>
バトルないぜ!!!!!
バトルないのって考え方によっては逆にプレイングで頑張らないといけないぜ。
でも、バトル苦手でも出来ることは色々あるゾ~って選択肢だぜ。
大憲章は「アクティブスキル」「効果アイテム」を使用禁止にするもんだから、技能スキルは普通に使えるンで、ワールドロールなくても裏方はフツーに出来るぞい。
他の選択肢はバシバシ民間人が死んでるのでふざける暇ないかもしれんが、ここならふざけてても別に怒られないと思うぜ。
……怒らない……よな……?
大規模ってほら……多少ふざけられるところないとよぉ……。

マスターより

ハイブリッドヘブンをお楽しみいただきありがとうございます。運営チームです。
こちらのシナリオはエピック「レインボウティアーズ」と連動する内容となります。
エピックをクリアしなくとも参加は可能ですが、併せてお楽しみいただけますと幸いです。

関連NPC

  • フェイト・A・ユーフォリアmz0133
    人間種|女
  • サイクス・A・トルブラムmz0134
    人間種|男

参加キャラクター

リプレイ公開中

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