囚われの研究者
運営チーム
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シナリオ形態
グランド
難易度
Hard
判定方法
エキスパート
参加制限
総合600以上
オプション
参加料金
150SC
参加人数
1人~50人
優先抽選
50SC
報酬
360 EXP
12000 GOLD
18 FAVOR
相談期間
5日
抽選締切
2021/05/29 10:30
プレイング締切
2021/06/03 10:30
リプレイ完成予定
2021/06/16
関連シナリオ
  1. オープニング
  2. 相談掲示板
  3. -
  4. 結果
  5. リプレイ

オープニング

 東京都品川区にある発電所――だった場所。
 そこは既に発電所と呼べる場所ではなく、天獄機関の基地と化していた。
 『未来基地フューチャーベース』……安達蘭が管轄する生産基地はそう命名されている。
 現代の日本には似つかない程に近未来的であり広大。
 大型旅客機でも生産可能なぐらいの敷地面積を誇っている。
「なんていうか……思っていたよりも、でっかいな……。それに、雰囲気がとても日本だとは思えない」
 ほどほど離れた場所から大牙はそう言葉を漏らす。双眼鏡で覗く彼には、より詳しく映っていることだろう。
「どれ。俺にも貸してみろ、大牙」
 そういいながら半ば強引に借りるイーサン。しばらくして小声で『この基地かっちょいいな……』と呟くのを、あなたは聞き逃さなかった。
「おほん……。さて――どうする? 見たところ、外にはミニオンが配備され……この様子だと、中も同じような状況だろう。トラックの中で話した通り、このブランカーロケットをぶっ放して作戦の始まりとするか?」
 今回の作戦は、この未来基地に囚われた研究者を助け出すこと。大勢の咎人が突入するため、あえて派手に破壊行動を行う策が打ち出されていた。研究者を助けた上でこの基地を破壊できれば、煉獄にとって一歩また前進することになる。
「基地内をパニック状態にさせれば、戦闘向きではない超能力者は逃げていくことだろう。あとはミニオンと安達蘭を――と、ちょっとまて」
 イーサンは双眼鏡を覗きながら驚愕した。いや、双眼鏡を覗いていなくても、それは確認できる。ミニオンよりも大きい人型の……。
「かっちょいい――いや。失礼。ロボットか? 己龍、天獄機関にはあんなものまであるのか?」
「判らないな……。初めて見るタイプだ。防衛型ミニオンは確かに大きかったが、あそこまで機敏に動くことはない」
「およそ全高5メートルといったところか……? 対人にも効果的なサイズだろう。白兵武器と射撃武器を装備しているところを見ると、どちらも使用可能な万能なタイプと見た」
 明らかにミニオンよりも強そうだった。それに、恐らくこれは簒奪者ベリトが持ち込んだ異世界のモノ。
「まーた、あのばかたれ女が悪さしているのかっ! 今度あったらけちょんけちょんにしてやるぞい!」
「あー、落ち着いてくれ師匠。たぶんここにベリトはいないと思うぞ……」
 ぷんすか怒り始めたティア・ペリペをなだめる大牙。
「あいつら仲がいいわけじゃないからな。天獄機関とは別行動してるだろ」
「むう……」
 確かに大牙の言う通りだ。この間こそベリトが助けに入ったが、基本的に一緒にいるところを見たことがない。ベリトの興味は天獄機関ではなく鎖神本人。恐らくここにもいないという事だろう。
「でも、どうするか……」
 と、大牙は考えこむ。
「ミニオンと同じ感覚で戦う相手じゃない気がするぞ。兄貴、ここは救出班とあのロボットを対応する班で分けた方がいいんじゃないか?」
「そうだな……。あのロボット専門で戦う班と、救出班に分けて行動する。ここからは一体しか確認できないが――」
 恐らく一体ではない、と全員が思った。この敷地を警備するにはあと複数体はいるはず。うまい具合に戦力を分散させなければならない。
「そうと決まれば作戦開始だな」
 イーサンはブランカーロケットを取り出した。
「こいつの有効射程は50メートル。ここからでも十分過ぎるほど狙える距離だ。全員位置についてくれ。このロケット弾が着弾したら一斉に突入だ。――それとも、俺と一緒にロケットをぶっ放すか?」
 にやにや笑う顔は少年の様だった。どうやら早くぶっ放したいらしい……。
 そして――。しばらくして基地に轟音と警報が鳴り響くことになる。

 その頃。ロケット弾が撃ち込まれた基地内はパニックになっていた。
 警報が鳴り響き、非戦闘員は避難しようとしている。
 そんな中で。安達蘭は囚われの研究者デクスターを怪訝な表情で見ていた。そして、その原因は基地の襲撃とは関係のないものだった。
「その話は――本当か……?」
 安達は信じられないという表情で再度問いただす。
「本当も本当、マジってやつよーォ! 俺様ちゃんは基本的に嘘はつかねェ! ヒョー!」
 狂気的な顔をしながらデクスターは言う。
「兄ちゃんはこの結界の中が楽しいかもしれねェが、楽しいことってのは終わりが付きものなのよォ。いずれ終わっちまうことは兄ちゃんにも判っているはずだぜ。あと2、3年この生活が続けばいいってか? おい、そいつは無理な話だぜッ!」
 確かに『それ』はあり得ない話ではない。デクスターの言ったことは理解できた。
「……ハァ。お前にはまだ問い詰めなきゃいけないことがある。ここで大人しくしていろ」
 そう言って部屋を面倒くさそうに出ていく安達。
 その背中を見つめながらデクスターはこう呟く。

「ボタン押される前に解決しねェと、全員が死ぬことになるぜ」

成功条件

条件1デクスターの救出
条件2-
条件3-

大成功条件

条件1『未来基地フューチャーベース』の破壊
条件2-
条件3-

選択肢

選択肢1謎のロボットの撃破 現在の人数18
選択肢2デクスターの救出 現在の人数13

解 説

このシナリオは二つの選択肢に分けて実行されます。
二つの選択肢に共通して『基地を破壊する』という目的があります。
救出が第一目標ではありますが、余裕がある場合に破壊活動をしてみるのもいいでしょう。
広範囲を攻撃できるスキルや、効果アイテムが有効です。


選択肢1.謎のロボットの撃破

選択肢1には謎のロボットが登場します。
これはベリトが異世界から持ち込んだロボットです。
ミニオンよりも高い戦闘力を持ちます。
全高5.0m程の人型で、ミニオンの様に自動的に戦闘を行います。
コックピットは存在していますが、無人機に安達が改造を施しているようです。
アサルトライフルとソードを装備しており、射撃攻撃と白兵攻撃に長けた攻撃型です。
合計で3機のロボットが各所に個別で配備されています。


基地内の空間は巨大で、5.0mのロボットが動き回れるほど余裕があります。
また場所によっては屋外での戦闘も考えられます。
ロボットはブースターを使って瞬間的に浮くことができますが、長時間飛行することはできません。

NPCとしてイーサンとティア・ペリペが登場します。


選択肢2.デクスターの救出

工場内のどこかにある研究室にデクスターは監禁されています。
首から下は縄でぐるぐる巻きにされている為、自力での歩行は不可能です。
ですが、咎人の助けがあれば簡単に拘束を解くことができるでしょう。

デクスターが監禁されている部屋の前には、安達蘭と攻撃型ミニオン10体が待機しています。
安達蘭はデクスターから重要な情報を聞き出したらしく、
デクスターを死守しようとします。
ミニオンもセーフモードを解除されている状態なので、いつもより強力です。
安達蘭とミニオンの攻撃を潜り抜け、デクスターの縄を解くことが鍵となります。

NPCとして大牙と己龍が登場します。

マスターより

ハイブリッドヘブンをお楽しみいただきありがとうございます。運営チームです。
こちらのグランドシナリオはエピック「記憶のノイズ」と連動する内容となります。
エピックをクリアしなくとも参加は可能ですが、併せてお楽しみいただけますと幸いです。

参加キャラクター

リプレイ公開中

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