オープニング
●浮遊島探索
今日も今日とてサルベージされた浮遊島が増えている天獄界。
日頃『何でも屋』的なことをしているJJ(じぇいじぇい)は、まだ未開拓の浮遊島へと探索にやって来た。
『JJ』というのは通称で、ジャスティ・ジャッジという本名がある。赤みがかった茶髪と、陽に当たると金色に見える緑の瞳が特徴的な人間種だ。
名前だけはやたら正義感が強そうではあるが、本人は別にどんな悪も許さず厳しく追及するというタイプではない。人並みにちょっとしたズルもしたりする、お気楽な青年である。
いつも頼まれれば大抵のことは引き受け、エネミーと戦ったりお化け屋敷を作ったり卒業式したりしているのだが……、今回は未開拓の浮遊島の探索に来たのだった。
「なんか目がチカチカするな~」
JJは目をしばたたく。
その島には一切窓がないビルや変わった形のビルなどが乱立する近未来的な都市が広がっていたのだが、その全部が何かキラキラした素材でできているらしく、光を反射するのだ。
「グラサンかけて来ればよかったかも」
とか言いながら、エネミーなどがいないか町を見て回るJJ。
建物も舗装された道路も全部同じ素材なのか、金属のようなガラスのような質感と銀のような青のような何とも言い難い色をしていて、とにかくキラキラしている。
「ん? あれは、木?」
町の真ん中に、木が見える。
他には木など一本も見かけないので、この都市では珍しい物に思えた。
とはいえ、その木も何だか建物と同様キラキラしているので、自然の木ではないのかもしれない。
「まあとりあえず行ってみるか」
と木のある場所に向かってみると――、円形広場ふうな所に高さ30メートルくらいの、大きな木が一本生えていた。
しかもその木は、幹も枝も葉もすべて透明感のある水晶のようなものでできているらしかった。
四方に張り出している枝の先には2、3センチはある雫型の水晶の実がまさに鈴生りに生っていて、時折風に揺れてしゃらしゃらと心地良い音をさせている。
それら木の全てが光を反射して、色々な色を放ちキラキラと輝いているのだった。
「おお、すっげー! めっちゃキレイ! あの水晶の実が付いた枝を持ち帰れば、アイシス様は喜ぶだろーなー」
もっとよく見ようとJJが木に近付いた時、どこからかロボットのようなものがわらわらと集まって来た。
何というか、平たくて長いボディにたくさん脚の付いた、虫のゲジゲジを機械にしたかのようなロボットだ。こいつらも建物などと同じ素材なのか、周囲と同じ色でキラキラしている。
そいつらが8体。
「うわ~、なんか嫌なビジュアルのロボットが来たな。無駄にキラキラしてるし。この木を守ってる警備ロボット的なヤツか?」
ゲジゲジロボットはたくさんある脚の一本からビームを撃ってきたり、脚を上手く使って爆弾を投げて来たりした。
「うわあッぶね! まだ何もしてねーって!」
とにかくシールドブレイクだけはしないようにJJは回避しまくり、一旦その場を離れた。
広場から出て行くとゲジゲジロボットはそれ以上追って来ないようで、JJははあ、とため息のような息を吐く。
あんなロボットがいるのでは、枝を採取しようにもできない。
「あんまりあの木を傷つけたくないしな―……。誰かに協力してもらうしかないか」
●助けて咎人ぉん!
てことで、仲間を集めたJJは再度この島にやって来た。
「ほら、あの木キレーっしょ? あの木の枝を何本か採取したいんだよね。でも近付くと変なゲジゲジみたいなロボットが出て来るから、キミらにはそれを倒すのを手伝ってもらいたい」
広場にある水晶の木が見える所で、JJは集まってくれた咎人達に説明した。
キラキラと美しい光を放つ木を、感心したように見ている咎人もいる。
「ま、あれだけ大きい木だし実が付いた枝なんてたくさんあるから、気に入ったら持ち帰ってOKだよ。それじゃ、皆よろしく!」
今日も今日とてサルベージされた浮遊島が増えている天獄界。
日頃『何でも屋』的なことをしているJJ(じぇいじぇい)は、まだ未開拓の浮遊島へと探索にやって来た。
『JJ』というのは通称で、ジャスティ・ジャッジという本名がある。赤みがかった茶髪と、陽に当たると金色に見える緑の瞳が特徴的な人間種だ。
名前だけはやたら正義感が強そうではあるが、本人は別にどんな悪も許さず厳しく追及するというタイプではない。人並みにちょっとしたズルもしたりする、お気楽な青年である。
いつも頼まれれば大抵のことは引き受け、エネミーと戦ったりお化け屋敷を作ったり卒業式したりしているのだが……、今回は未開拓の浮遊島の探索に来たのだった。
「なんか目がチカチカするな~」
JJは目をしばたたく。
その島には一切窓がないビルや変わった形のビルなどが乱立する近未来的な都市が広がっていたのだが、その全部が何かキラキラした素材でできているらしく、光を反射するのだ。
「グラサンかけて来ればよかったかも」
とか言いながら、エネミーなどがいないか町を見て回るJJ。
建物も舗装された道路も全部同じ素材なのか、金属のようなガラスのような質感と銀のような青のような何とも言い難い色をしていて、とにかくキラキラしている。
「ん? あれは、木?」
町の真ん中に、木が見える。
他には木など一本も見かけないので、この都市では珍しい物に思えた。
とはいえ、その木も何だか建物と同様キラキラしているので、自然の木ではないのかもしれない。
「まあとりあえず行ってみるか」
と木のある場所に向かってみると――、円形広場ふうな所に高さ30メートルくらいの、大きな木が一本生えていた。
しかもその木は、幹も枝も葉もすべて透明感のある水晶のようなものでできているらしかった。
四方に張り出している枝の先には2、3センチはある雫型の水晶の実がまさに鈴生りに生っていて、時折風に揺れてしゃらしゃらと心地良い音をさせている。
それら木の全てが光を反射して、色々な色を放ちキラキラと輝いているのだった。
「おお、すっげー! めっちゃキレイ! あの水晶の実が付いた枝を持ち帰れば、アイシス様は喜ぶだろーなー」
もっとよく見ようとJJが木に近付いた時、どこからかロボットのようなものがわらわらと集まって来た。
何というか、平たくて長いボディにたくさん脚の付いた、虫のゲジゲジを機械にしたかのようなロボットだ。こいつらも建物などと同じ素材なのか、周囲と同じ色でキラキラしている。
そいつらが8体。
「うわ~、なんか嫌なビジュアルのロボットが来たな。無駄にキラキラしてるし。この木を守ってる警備ロボット的なヤツか?」
ゲジゲジロボットはたくさんある脚の一本からビームを撃ってきたり、脚を上手く使って爆弾を投げて来たりした。
「うわあッぶね! まだ何もしてねーって!」
とにかくシールドブレイクだけはしないようにJJは回避しまくり、一旦その場を離れた。
広場から出て行くとゲジゲジロボットはそれ以上追って来ないようで、JJははあ、とため息のような息を吐く。
あんなロボットがいるのでは、枝を採取しようにもできない。
「あんまりあの木を傷つけたくないしな―……。誰かに協力してもらうしかないか」
●助けて咎人ぉん!
てことで、仲間を集めたJJは再度この島にやって来た。
「ほら、あの木キレーっしょ? あの木の枝を何本か採取したいんだよね。でも近付くと変なゲジゲジみたいなロボットが出て来るから、キミらにはそれを倒すのを手伝ってもらいたい」
広場にある水晶の木が見える所で、JJは集まってくれた咎人達に説明した。
キラキラと美しい光を放つ木を、感心したように見ている咎人もいる。
「ま、あれだけ大きい木だし実が付いた枝なんてたくさんあるから、気に入ったら持ち帰ってOKだよ。それじゃ、皆よろしく!」
成功条件
| 条件1 | ロボエネミーを全て倒す |
|---|---|
| 条件2 | - |
| 条件3 | - |
大成功条件
| 条件1 | 水晶の木をなるべく傷つけない |
|---|---|
| 条件2 | - |
| 条件3 | - |
解 説
※ゲジゲジロボットエネミーを8体倒しましょう。
〈エネミー×8 サイズ1 知性1〉
・体長1mくらいの、四角くて平たいボディの側面に脚がいっぱい付いている、ゲジゲジ虫のような外見をしたロボット。何か素材がキラキラしてる。
・シールドあり、回避型。
・主な攻撃
ビーム:足の一本から殺傷能力のあるビームを撃つ。射程範囲:直線5
小爆弾:足を器用に使って手榴弾のような爆弾を投げる。範囲:周囲(3)
近接攻撃はしませんが、
自爆:ライフが0になると周囲を巻き込んで自爆する。範囲:周囲(1) スピード5 リアクションタイミング。
〈その他状況など〉
・戦場は直径50mくらいの広場。中心に高さ30mくらいの水晶の木が生えています。
・JJは基本離れた所からの射撃攻撃で、シールドブレイクにあと一撃の際の攻撃や追撃などのフォローをメインに行動します。何かさせたいことがあれば従いますので、どなたかがプレイングに書いてください。
・水晶の木の枝は持ち帰りも可能です。ご希望の方はプレイングに記載があればアイテム配布いたします。
マスターより
こんにちは、久遠由純です。
今回は単純戦闘シナリオです。
特に難しいことはありませんので、ものものしい戦闘シナリオには入りにくい……と感じている方でも大丈夫かと。
敵の自爆にだけ気を付けて戦ってもらえればと思います。
内容的にも、これをしなければ今後のストーリーが……なんていうこともないので、ふらっとご参加いただくことも可能です。
よろしくお願いします。
参加キャラクター
-

- 草薙胡桃(ma0042)
- 神魔種|女
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- 紫明(ma1226)
- 剛力種|女
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- 吉兆(ma0987)
- 人間種|男
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- シアン(ma0076)
- 人間種|男
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- 鈴鳴 響(ma0317)
- 神魔種|女
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- 麻生 遊夜(ma0279)
- 機械種|男
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- Pracido Angel(ma1420)
- 神魔種|男
-

- ロザリア(ma0408)
- 人間種|女
- リプレイ公開中




