なくしものはなんですか? 第一部 遭遇編
月宵
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シナリオ形態
ショート
難易度
Normal
判定方法
エキスパート
参加制限
総合600以上
オプション
  • ハーフ
参加料金
50 SC
参加人数
3人~6人
優先抽選
50 SC
報酬
200 EXP
5,000 GOLD
10 FAVOR
相談期間
3日
抽選締切
2021/06/16 10:30
プレイング締切
2021/06/19 10:30
リプレイ完成予定
2021/06/30
関連シナリオ
-
  1. オープニング
  2. 相談掲示板
  3. -
  4. 結果
  5. リプレイ
ハーフシナリオ
このシナリオはハーフシナリオに設定されています。
参加料金が半額となり、リプレイの文字数が下限、上限共に半分となります。

オープニング

場所はイルダーナフにある夜中の某街道。咎人達は、さして豪華でもない馬車に揺られている。町と町をつなぐ街道の鋪装は誉められたものでない程にガタガタで、馬車の乗り心地は決して良いものではない。
 今回咎人が依頼されたのは、街道にて遭遇すると言う不審者の討伐だ。

 夜、ソイツはたった一人で現れ、馬車だろうが、ヒトだろうが剣を振り回しながら『僕はダレ?』とひたすら呟きながら襲いかかると言う。怪我人は出たものの、幸い死傷者はいないらしい。と言うのも、剣の腕はからっきし、当たっても一般人でも掠り傷の実力しかない。
 それでも危ないから、と言う理由で街の者達で退治をしようとしたらしいが、なんと十人がかりで戦ったが、硬くて倒せなかったらしい。その為に咎人(何でも屋)にお鉢が回ったのだ。

「…………」
 馬車内部、他の咎人達が戦闘の準備をするなか、一人の銀髪にモスグリーンのスーツの成年が一枚の紙を眺める。
 それは例の不審者の覚え書きのようなものだ。観察するチャンスがあったのが、上半身が細部まで成功に描かれている。
 人相は敢えて語ることはない。茶髪の髪、長い前髪で顔は隠れてしまって見えない。格好は戦士、中肉中背。人混みに紛れても、多分、探し出せないレベルに地味。

 が、咎人アルベリヒは別の場所に視点を向けていた。不審者の胸元、首飾りである。鋭い三白眼を更に鋭くさせて目をこらしていた。
(気のせい……か?)

 疲れた目を癒すように、鼻根部を摘まみ視線を絵から外す。そのまま背を馬車の硬い背凭れに預ける。思えばこの依頼を受けたのも、何か思うところがあったからだ。『僕はダレ?』と呟きながら彷徨う不審者に、どこか自分を重ねてしまっていた。
 咎人に珍しいことではない。記憶喪失と言うやつだ。ただアルベリヒは、それが人一倍想いが強かった。何か大切なもの忘れている、大切な何か、その焦がれた想いがあった。
 絵に感じた違和感は、全く記憶とは関係がないものだ。当たり前だが、不審者も関係ある筈がない。
 ゴトン、馬車が停止し慣性に従い咎人達の身体が揺さぶられる。どうやら馬車が不審者の出現付近まで来たらしい。
 ここからは馬車を離れ、歩きで目的地に向かうのだ。

 
●不可解な共通点
 真夜中の街道を各自徒歩で向かっていく。勿論、街灯や松明なんて洒落たものもないため、照明を持参することになるだろう。星空では心許ない。
 アルベリヒもまたスティックライトを携えて足元を照らす。

 やがて、ヤツはそこに現れた。
「僕はダレ? 僕はダレ?」
 ぼやきと共に草を踏みしめる音は真正面、音の方向に向けた幾つもの光が、声の正体を暴き出す。
 瞬間、驚愕と緊張に咎人達の空気が一気に塗り変わる。姿はあの絵となんら変わらない。
 だが、雰囲気がこの世界の魔物や、ヒトの纏うそれじゃない。一度は死したる者、神に掬われし者。自分達咎人と同じであり、逆さなる存在。簒奪者だ。

「僕は……ダレ?」
 となれば、倒せなかったと言う話も、簒奪者が何か特殊な能力を持っていた可能性が高くなる。だからと言って、依頼人達を恨むワケにもいかない。簒奪者は同じくイデア体である咎人にしかわからないのだから。
 
 驚愕するのは、アルベリヒだって他の咎人達と同じであった。だが、簒奪者であったこと以上に、彼は別の発見を得ていた。
(間違いない……だが、何故?)
 低木の枝を矢鱈滅多な乱舞で切り落とす簒奪者は正気では先ずない。そして、もう壊れているだろう心を治すことも不可能だと咎人達に教えてくる。

「……頼みがあるんだが、構わないか?」
 何故か本来の武器であるピストルをしまい、ナイフを取り出すアルベリヒ。
「ヤツの首飾りの文字を解読をしたい。あの文字に俺は見覚えがある。恐らく、意味があるはずだ」
 咎人達にとっては不可解な台詞聴きつつも、アルベリヒ自身は至って真剣らしい。解読するとなるとこの暗闇だ。明かりは必須だろう。幸いアルベリヒは自らペンライトを持っているが、解読には無防備になるだろう。その援護が欲しいと言ったところだ。

 こうして思惑はそれぞれあれども、弱小でありながら硬く壊れた簒奪者との戦いは始まった……

「僕はダレ?」

 
 

成功条件

条件1解読中のアルベリヒを2R護衛
条件2簒奪者の実力を確かめる。
条件3-

大成功条件

条件1アルベリヒの解読の邪魔を一度もさせない。
条件2-
条件3-

解 説

※このシナリオは、エキスパートとなっておりますが戦闘はカジュアルルールを採用させていただきます。
 ※このシナリオでは、物語開始と同時に戦闘が始まります。


 敵

 簒奪者
 剣士のような見た目の簒奪者。既に魂が壊ているのか、正気ではない。剣を振り回すだけの攻撃で弱い。だが、攻撃が効かないと言う話が出ている。
『僕はダレ?』と呟き続けている。胸元に変わった首飾りがあるらしい。

 協力NPC

 アルベリヒ
 人間種のシューターの男性。攻撃はせずに、解読に集中したい模様。解読中は、簒奪者に接近し無防備になる。2Rで完了する。攻撃されたら、最初からやり直し。
 解読終了で、戦闘は強制終了になります。

 その他
 街道は障害物もなく、広々としてますが現在夜中の為、視界は真っ暗になる。

マスターより

 こんにちは、月宵です。今回は初めての連作の一作目になります。果たして、簒奪者の能力とは?アルベリヒの意図とは?
 恐らく、幸せな話ではないかも知れません。それでも、考えさせるお話にしたいと思い作りました。

 皆様のご参加、お待ちしております。

参加キャラクター

  • 御伽 泉李ma0917
    機械種|男
  • 紅焔寺 静希ma0811
    剛力種|女
  • 高柳 京四郎ma0078
    人間種|男
  • 如月 朱烙ma0627
    人間種|女
  • ソテルma0693
    神魔種|不明
  • マイナ・ミンターma0717
    人間種|女
リプレイ公開中

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