オープニング
プエル・ニコラスが咎人の手を借りて、何とか蛇行しつつ進めて来た結果だ。
プエルが遊び場として確保して「僕の島」と言っている浮島。
原っぱがあり、森があり、家があった。
浮島の大きさはプエルが遊んだり、イベントをするには程よいサイズではあった。
そんな島に突如ウサギが現れた。
たくさん。
プエルは「ウサギを食べる」と捕獲するつもりだったけれども、色々あって、ウサギカフェに落ち着いた――という経緯がある。
咎人たちも手伝いつつ、開店できる状態までやってきた。
ただし、プエルは「楽しいことが一番」なため、どう店が開かれるかどうかが怪しい。
また、すでに料理で咎人の一部には不安が生じている。
メニュー自体をきちんと決めているのかどうか、と。
絶対出せるのは、紅茶。紅茶を入れることにかけては、謎の自信に満ちている。
あとはサラダだろうけれども、こちらは、気分によってキャベツ一個出てくるか、綺麗に刻んだりされて出てくるかは不明。
なお、ウサギも食べられるということを意識しているのか、ドレッシングなどの添え物はない。あくまで野菜の山。
パンケーキは作れるらしいが、ふわふわにしたいという謎のチャレンジ精神が根強い。
そのために、失敗作が多くできているという噂はある。
接客はどうだろうか?
プエルは人見知りな部分があるという。
最近は慣れている咎人も多いため、普通にしゃべっているし、甘えているのか無茶を言ってくることがある。
一方で、初対面だったり、緊張したり、不安があると井高になるとか? わがまま若様風ともいえる?
ちなみにウサギ従業員は、ヒトと適度な距離を保てている。
開店中は適度に個体を入れ替えていくという。
「とりあえず、僕に必要なのは接客の慣れだね」
プエルはそう考えていた。
だから、咎人には訓練に付き合ってもらうことにした。
成功条件
| 条件1 | ウサギカフェで接客訓練の客となる。 |
|---|---|
| 条件2 | 助言はやんわり、褒める所は褒める。 |
| 条件3 | - |
解 説
●ウサギカフェ
とある浮島に現れたウサギたちを招き、その浮島にある屋敷を活用して作られたカフェ。
浮島は原っぱと森の二つに分かれている。
ゲートくぐって到着した原っぱを抜けると、隅っこに踏み固められた土の道がある。
その道を進むと、屋敷に到着する。
玄関に入ると、ムールーのムーニャが出迎えてくれる。寝てるときもある。
ウサギカフェはカフェスペースとウサギがいるスペースは木製の柵で区切られている。
全体的に木製が多い。
テーブルクロスはウサギ柄。
●プエル・ニコラス
楽しいことが重要という精神。
ダンディなカフェ店員風のコスチュームを着ている。
一応、接客風なことはできるが、敬語を使うかどうかというと不明である。
人見知りは少なからずある。
●メニュー
・シンプルパスタ 熱々パスタにバターが和えられている。
・トマトパスタ パスタにトマトがドンと乗ったもの。たぶん、缶詰めか紙パック。
・濃厚パスタ バターを和えたパスタの上に、トマトとバジルがのっている。
・サラダ レタスが敷き詰められ、トマトがのっている。素材の味が活きている。
・パンケーキ 薄いので五枚重ね。バターとメープルシロップ付き。
・ふわなパンケーキ ふわふわかそうでないかの確率が五割なパンケーキ。生クリームと果物がのっている。
・温紅茶 ストレート、レモン、ミルク、砂糖の有無は決められる。
・水 飲める井戸から汲まれた新鮮な水。
・氷水 氷がいっぱい入った水。
・熱湯 水を温めたもの。
・ぬるま湯 熱湯を冷やしたもの。
●ウサギ
ウサギは五羽スタンバイ。
人間と適度な距離を保てるものが選ばれている。
マスターより
こんにちは、狐野径です。
開店前の練習台になってもらいます。
間を開けて何度か出す予定ですが、一度に入れる人数が増えるかもしれません。
その所はタイトルで記載するようにします。また、ナンバリング入れたのは、私が複数出したとき、執筆の間違いを避けるためです。
よろしくお願いします。
関連NPC
-

- プエル・ニコラス(mz0028)
- 人間種|男
参加キャラクター
-

- 歩夢(ma0694)
- 人間種|男
- リプレイ公開中




