オープニング
ここは天獄界にいくつも浮かんでいる浮遊島の一つ、四季折々の花が季節関係なく咲いている花畑島だ。
最初の調査時には必ず花粉症になる花粉をまき散らす黒いチューリップのエネミーがいたが、今はすっかり景色が美しい花畑の島となっている。
イデアゲートを通ってすぐ、もう目の前は見渡す限り色とりどりの花畑だ。
赤やピンクや黄色にオレンジ、青に紫に白、緑。淡い色から濃い色味まで。
知っている花も知らない花も、たくさんの花がこの島では一緒に咲いているというのもこの天獄界ならではだろう。
花畑は全てが平坦ではなくなだらかな丘がいくつか連なっていて、花々の間や周りには遊歩道のような道があるので、散策にもちょうどいい。
歩いていると、花に詳しい者なら大体春の花がこっちで冬の花が向こうに、と季節ごとに場所が分かれていることに気付くかもしれない。
丘の上の方には、丸く芝生の覗いている場所もいくつかあった。
そこはこの島に訪れた咎人達が、思い思いに過ごす場所として良く利用されていた。
「お弁当作って来たんだー、食べて食べて~♪」
「あ、わたしはお菓子持って来た! ミルクティーもあるよ!」
「それでねそれでね……」
「うんうん」
仲のいい友達同士でピクニックしてみたり。
「あー、ここは落ち着いて寝られるなあ……」
昼寝に来たり。
(あの時どうすればよかったというのか……正解なんてあったのか……? 考えた所で……でも俺は……)
ひとり物思いにふけったり。
「あ、この花キレイ! こっちの花もカワイイなぁ! 素敵な作品が出来そう♪」
少しくらい花を摘んでアート的なことに使ったり、持ち帰っても大丈夫。
あっちでは遊歩道で色々な花の写真を撮っている咎人や、花畑を背景に自撮りしているカップルもいる。
過ごし方は色々だ。
「あ、キミも来たの? ここはいつ来ても穏やかな気分になれていいよなぁ~。ん? 何か聞いて欲しいこととかあれば聞くよ? まあホントに聞き役にしかなれないけどね。それとも一緒に何かする? 俺にできることなら手伝うし」
JJ(mz0144)が笑って、あなたに言った。
成功条件
| 条件1 | 花畑島で自由に過ごす |
|---|---|
| 条件2 | - |
| 条件3 | - |
大成功条件
| 条件1 | 自分的に満足する過ごし方ができる |
|---|---|
| 条件2 | - |
| 条件3 | - |
選択肢
| 選択肢1 | ノベル1 | 現在の人数 | 2 |
|---|---|---|---|
| 選択肢2 | ノベル2 | 現在の人数 | 0 |
解 説
※花畑島で自由に過ごしてください。
〈プレイングの注意点〉
・一人物思いにふけるも良し、花を存分に愛でるも良し、友達の参加者とピクニックするも良しという、何てことない日常を切り取るノベル風シナリオです。
・行動はもちろんのこと、心情やセリフをできるだけ書いていただくことをお勧めします。
・JJでしたら聞き役になりますので、何か悩んでいることを言葉にしてみるとか、誰かにちょっと話してみたいこととか、そういったRPにご利用ください。その他、一緒にピクニック的なことをするとか何かするのを手伝うとかいうことは可能です。何かさせたいことを書いてRPしてくださってOKです。
・他MSさんのシナリオに依存する内容はご遠慮ください。
・参加者以外のキャラクターの名前は出せません。誰かのことを思い出しているというプレイングでも、その際他キャラは「彼」や「彼女」といった三人称での描写になります。
・内容によってはこちらで多少のアレンジをする場合があります。
〈選択肢について〉
単にリプレイがお一人ずつ違うページで表示されるよ、というだけのものです。
ペアでの参加の場合は、「ノベル1」へお二人で入られると良いと思います。
シングルノベル的なものにしたい場合は、参加者のお一人が「ノベル1」に入ったらもうお一人は「ノベル2」に入ってもらえればOKです。
マスターより
こんにちは、久遠由純です。
今回はリプレイがノベルふうになるよ!なシナリオです。
お友だちとお好きなように過ごしたり、一人で何かの練習をしたり、思索にふけったり、自由度の高いシナリオとなっております。
JJへのお声がけはお気軽にどうぞ!
プレイングの締切りがいつもより短く設定されていますので、参加する際には日時をしっかり確認しておいてください。
白紙になるととてももったいないし残念ですので……。
よろしくお願いします。
関連NPC
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- ジャスティ・ジャッジ(mz0144)
- 人間種|男
参加キャラクター
- リプレイ公開中






