スポーツの初夏 3
久遠由純
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シナリオ形態
ショート
難易度
Easy
判定方法
エキスパート
参加制限
総合600以上
オプション
参加料金
100 SC
参加人数
4人~8人
優先抽選
50 SC
報酬
500 EXP
10,000 GOLD
10 FAVOR
相談期間
4日
抽選締切
2024/05/16 10:30
プレイング締切
2024/05/20 10:30
リプレイ完成予定
2024/05/31
関連シナリオ
  1. オープニング
  2. 相談掲示板
  3. -
  4. 結果
  5. リプレイ

オープニング

●運動会島
 ここは知る人ぞ知る、毎年運動会が行われる島だ。
 と言っても、学校や会社や町内で催されるイベントとはちょっと違う。
 この浮遊島に存在している、いかにもロボットですという造形の子供型のロボットと対決する形で行われ、各競技でロボットに勝利すると、季節の果物が賞品としてもらえるのである。
 この一風変わった浮遊島に、JJ(じぇいじぇい)こと本名ジャスティ・ジャッジ(mz0144)が訪れていた。
 何やら正義感に溢れていそうな名前だが、誰かが不正をしないかどうか、いちいち他人の行動に目を光らせていたりはしない。
 赤みがかった茶髪に陽にあたると金色に見える緑の瞳が特徴で、基本陽気でお気楽な人間種の青年咎人だ。
 普段は頼まれればイベントの盛り上げ協力から資源集めまで、大抵のことは引き受ける『何でも屋』のようなことをしている。
 JJがここに来るのは今年でもう4回目。
 何が待っているのか、何をやることになるのか全て承知の上で、やって来たのだった。

「さーて、今年の運動会の種目は何かなぁ~」
 若干ワクワクしながら、JJは芝生の広がる運動場へとたどり着く。
 そこは陸上トラックや枠線の引かれたコートなどがいくつかあり、所々に赤白帽をかぶり体操服を着た、小学生くらいの子供型のロボットがじっと佇んでいた。
「おっ、いたいた~。一年間、元気だったか? 今年も運動会しに来たぜ!」
 JJが挨拶しながら近づくと、ロボはそれに反応してギッと声を発する。
「ソレゾレの種目で、ワレワレと対決シロ!」
 もはやお約束のセリフだ。
「オッケーオッケー、対決しようぜ! で、今年の種目はなんだ?」
「種目は、パン&駄菓子食い競争、バック走競争、くす玉割り、大玉転がし、ダ!」
「おお、今回はだいぶ種目が変わったな。バック走競争とか意外に難しそう。くす玉割りと大玉転がしは団体競技かな? ざっとでいいから全種目の説明してよ」
 とJJが質問すると、対決ロボが必要なことと判断したのか返答する。
「パン&駄菓子食い競争は、コースの途中に吊るされているパンや駄菓子を口で取り、ゴールスル! 大きいパンは取りやすく、小さな駄菓子は難易度が高いノダ!」
「なーる、そういう感じね」
「バック走競争は、後ろ向きに走って競走スル! 途中に平均台があり、それも後ろ向きで乗って行くノダ!」
「あ、それ実は難しい気がする」
「くす玉割りは団体競技にナル! お互いのチームに設置されたくす玉に玉を当て、先に割った方が勝ちダ! 大玉転がしも団体競技ダ! 複数人で大玉を転がしながら走り、折り返し地点を回って先に戻ってきた方の勝ちとナル!」
「団体競技は大体思った通りだな。よし、オッケーだぜ!」
 ロボットの説明のおかげで、競技の内容も分かった。
「ワレワレに勝てば、最高級のクインシーメロンを100キログラム、賞品として進呈スル!」
「えっ、今年はメロン!? すごいじゃん! これなら参加者も集まりやすそうだな!」
 JJは意気揚々と、運動会してくれる仲間を集めに一旦本島へ戻るのだった。

●集まれ! 運動会の島
 JJは広場で咎人達に声をかける。
「ロボと対決して運動会に勝ったらクインシーメロンがもらえるってよ!」
「――なんて?」
 興味本位でJJの依頼の張り紙を見た咎人はキョトン顔だ。
「運動会でロボットと対決すんだよ。で、全部の競技に勝ったら、最高級のクインシーメロンがもらえるんだ。ロボっつっても基本小学生程度の平均的な力しかないし、負けたとしても別にこっちにペナルティはないから、そこは安心してくれ」
「へぇー……ってか、なんかそのシステム聞いたことあるな」
「もう4回目だからな! 最高級のクインシーメロンってすっげー甘くて芳醇な香りでみずみずしくて美味しいらしいよ! これはもうやるしかないっしょ!」
 グッと親指を立ててアピールするJJ。

 天獄界も色々巻き起こっているが、時には運動会して仲間達と協力してみたり、思い切り走ったりしてみてはどうだろうか。
 運動会なんて初めてという人でも、これを機に体験してみるというのももちろんアリだ。
 勝てば美味しい賞品がキミ達を待っている!


※このシナリオは時系列を気にせず楽しみましょう。

成功条件

条件1全部の種目で対決ロボットに勝つ
条件2-
条件3-

大成功条件

条件1運動会を楽しむ
条件2-
条件3-

解 説

※4種の運動会種目て対決ロボットに勝ちましょう。
※判定は基礎能力値による一般行為判定+プレイングのカジュアル判定です。技能スキル以外のスキルは使用禁止です。

〈種目〉(個)は個人、(団)は団体種目
1.パン&駄菓子食い競争(個):コースの途中に個包装のパンと駄菓子が吊るされているので、手を使わず口で取ってからゴールする。コッペパン(あんバター)<クリームパン<ウマイ棒<飴 の順で難易度が高い。難易度の高い方が得点も高い。ゴールまでの速さと取った物の難易度で競う。
2.バック走競争(個):後ろ向きで走り、途中の平均台にも後ろ向きで乗って行き(落ちたらその場からでOK)、ゴールまでの速さを競う。
3.くす玉割り(団):自分のチームのくす玉を、玉入れ用の玉を投げ当て早く割った方が勝ち。
4.大玉転がし(団):皆で大玉(直径180cm)を転がして進み、折り返し地点を回って早く戻って来た方が勝ち。

・一人2種目、参加する種目を選んでください。人数が偏るのはOKですが、誰も参加しない、またはJJだけの種目はダメ。誰か一人でもロボットに勝てばその種目は咎人の勝ちとなります。
・その種目に参加していないPCが手を出したり、ロボットの妨害をするのはNG。参加者同士が協力するのはOK。
・ロボットは個人種目では一人、団体種目では咎人と同数で対決となります。
・参加しない種目の時は、仲間を応援している様子などもあるといいかも。
・対決後はクインシーメロン(一人約11kg)をお持ち帰りできます。

〈JJについて〉
・何かして欲しいことがあれば一緒に競技に参加しますので、プレイングに書いてください。
・ノータッチでも成否に影響はありません。その場合は人数の少ない競技に参加したり皆さんの応援をしている感じになります。

マスターより

こんにちは、久遠由純です。
毎年恒例になってたので、せっかくだし今年もやってみました。最後なので今回は特別な趣向で!――ということは何もなく、例年通りの運動会です。
最後だから参加してみよう!という一見さんでも全く問題ありません。

種目分けの相談用としてエキスパートになっておりますが、判定はカジュアルです。
あまり難しく考えず、全力で楽しんでもらえたら嬉しいです。
よろしくお願いします。

関連NPC

  • ジャスティ・ジャッジmz0144
    人間種|男

参加キャラクター

  • 紅緒ma0215
    剛力種|女
  • 藍紗ma0229
    剛力種|女
  • 麻生 遊夜ma0279
    機械種|男
  • 吉兆ma0987
    人間種|男
  • 更級 暁都ma0383
    人間種|男
  • 鐘田 将太郎ma1159
    神魔種|男
  • 冥皇ma1126
    機械種|男
  • 鈴鳴 響ma0317
    神魔種|女
リプレイ公開中

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