ハイブリッドヘブン
運営チーム
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シナリオ形態
大規模作戦
難易度
Very Easy
判定方法
エキスパート
参加制限
総合600以上
オプション
  • IF
  • 召喚可
参加料金
0 SC無料
参加人数
1人~∞人
報酬
1,000 EXP
10,000 GOLD
5 FAVOR
相談期間
5日
プレイング締切
2024/07/18 10:30
リプレイ完成予定
2024/08/05
関連シナリオ
  1. オープニング
  2. 相談掲示板
  3. -
  4. 結果
  5. リプレイ
IFシナリオ
このシナリオはIFシナリオに設定されています。
描写されるものは「ハイブリッドヘブン」と関係のないものとして扱います。通常の世界観や設定とは異なりますので、特別な設定としてお楽しみください。
召喚可能
このシナリオでは召喚を行うことができます。
召喚を装備しているキャラクター全員が召喚可能です。

オープニング

 『理の神』との戦いも、『邪神』との戦いも終わった。
 第12の宇宙は収穫の時を免れ、過去のすべての宇宙の可能性を継承する、いわば『無限の可能性』を抱える宇宙となった。しかし、すべての問題が解決したわけではない。
「前の『理の神』が発生させたシャットアウトは、まだ宇宙に残留しています。そしてそれを個別に探知してピンポイントに消し去るということは、私には出来ません」
 天獄界の神となったニエンテにも出来ない事はある。
 大幅に拡張された新しい宇宙は、観測できていない部分もかなり多い。神だからといってなんでも自由にできるわけではないのは、守護神の時代から変わらない。結局、天獄界が異世界に介入するには、神の指先となる介入者、咎人の存在が必須というわけだ。
「神官としての仕事は私が引き継ぐのだし、サガルトくんは休んでもいいのでは?」
「そうですねぇ……休みが欲しい、というか、もうやめたいと思っていたんですが……いざそれが可能になると、どうも踏ん切りがつかなくて」
 サガルト・ズィキ (mz0003)は鎖神貴一 (mz0051)の言葉に苦笑いする。
 辞めたいと思っていた。もう1000年、十分やった仕事だ。
 でも、まだもう少しだけと思ってしまう……そう思えるのは、きっとこの世界での出会いが素晴らしいものだったから。背負ったと言えば聞こえは悪いが、見届けたいと願う物語がたくさんあることは、きっと人生を前向きにしてくれる。
「鎖神さんこそいいんですか? 今こそほんとに、あらゆる世界を自由に旅できますし、その気になれば人幻界に人間として戻ることだって……」
「嗚呼……そうだね。でも、いいんだ。現状が気に入っているしね。それに、まだ私の贖罪は終わっていない……いや、違うか。私は単に、みんなの笑顔が見たいんだ。それが私にとって一番の報酬だからね」

 ダグラス (mz0110)は鏡神界に出現したシャットアウトを狩っていた。
 簒奪者という立場を失ったイデア体は自由だ。彼はもう本来の目的である『鏡神界の存続』という役目に戻っているが、すべての簒奪者がそうとは限らない。
「お前はこれからどうするのだ、ソグン」
 ソグン・ソードマン(mz0160)は草むらに寝転がり、大あくびをひとつ。
 盛大に死んだが、消滅したわけではなかった。そういう簒奪者はソグン以外にもいるだろうが、彼女はなんとなくダグラスと行動を共にしていた。
「んー、もうやることなんにもねぇしなぁ……かといって、戦いをやめちまったら退屈で死んじまうし……いっそのこと、何かまた戦乱でも起こしてやろうかな」
「咎人は今後も世界秩序の監視機構として動く。下手なことをすれば狩られるぞ。正規の手段で戦えばよいではないか。妖鉄界のような戦国時代に紛れ込んでもいい」
「そうだなぁ。そういう世界を探して、これからも戦に身を置こうかねェ……。世界秩序の為に戦う正義の味方ってのも、イマイチしっくりこないしよお」
 シャットアウトとの戦いもやはり盛り上がりに欠ける。
 戦えれば何でもいいと思っていたのだが、そうでもなかったらしい。
「他の生き残り連中も、どこで何をやってるのかねぇ」
「探しに行けばよいではないか」
「同窓会ってか? そういうのは、やっぱアラタがいないとな」
 氷堂アラタ (mz0055)はMCグランギニョール (mz0066)と共に消滅した。
 少なくとも、ダグラスやソグンに彼の末路を知る術はなかった。完膚なきまでに存在が消え去ったのだから、彼は消えたと、そう解釈するしかない。
「ワタシが言うのもなんだがね。不死の一生は長い……目的なき放浪は堪えるぞ」
「マジでお前が言うなって感じなんだが、ジジイ。でも、ま、考えてみるさ」

 グロウス、シックス、ダブル。三人のハーベスターはマイナス宇宙にいた。
「ここもずいぶんスッカラカンになっちまったなあ。マイナス宇宙――混沌の海にあったモノも、トゥエルブに継ぎ足されて宇宙の一部に『再生』しちゃったしよ」
「残ったものは、再生しようがないクズデータの集まりばかりってことね、ファーザー」
「うん、そうだけど、そんな正面からクズデータ扱いされると悲しくなるよ」
 ファーザーはニュートラリダと共にかき氷を作っている。
 がりがりと、手回しのかき氷マシンを使って、シロップに練乳を上乗せした。
「それよりハーベスター諸君、他に行くところないのかい?」
「天獄界ニ残ッテイイト、ニエンテハ言ッテタケドネ」
「私たちがいたら、新しい宇宙の邪魔になるでしょ」
「そうそう! 俺たちは旧い宇宙の象徴みたいなもんだからなぁ!」
「だからといってここに居座ると迷惑ではないか」
「いやニュートラリダ……君も居座ってるよね?」
 旧宇宙の残骸となった皆さんだが、割とマイペースに楽しんでいる。
 明日はニュートラリダの希望で、流しそうめんをする予定だ。
<我は希望する><山菜の天ぷらを>
「『答えるもの』よ……その会話方法頭が痛くなるぞ。なんとかならぬのか?」
「メンドクサイヨネ、ソノ表記」
「「「 お前が言うなッ! 」」」

 クドウ・マコト (mz0106)は宇宙船に乗り込み、再び旅立つことになった。
 と言ってもすぐではない。準備が完了次第、といったところだ。
「宇宙そのものが広がったとあっては、その調査は必要だからな。定期的に連絡するし、天獄界にも報告の為に戻ってくるつもりだ」
「クラインも行っちゃうんですよね。やっぱり寂しくなるなあ……」
「テルミナスも一緒に来ても構わないんですよ?」
「い、いやあ……私はほら、ここに残りたい理由ができましたから」
 ナイトメアやヴォイドだからといって、今はもう一枚岩ではない。
 それぞれの人生があるし、それぞれの未来があるのだ。
 マコトやクラインは、再び宇宙の旅に戻る。
 拡張されたトゥエルブのどこかには、『クリムゾンウェスト』や『リアルブルー』だってあるかもしれない。見つけたからといって、それは自分のモノにはならないけれど、もしもその可能性があるのなら寄り添い、そして守ってあげたい。
「宇宙の地図を広げること。それが俺たちに出来る、咎人への恩返しだ」

 拡張され、すべての可能性が肯定される宇宙でラタトスクは再び聖樹界を訪れた。
 そして妖精郷にて、ゲルダ・イルミンスール (mz0050)と出会う。
「旅はもう終わりですか、ラタトスク?」
「うん。なんていうか、必要なくなったからね。全面的にボクの敗北というか、今の宇宙にはもう『楽園』は必要ないみたいだ」
 突然の来客にゲルダは慌てるでもなく、まるで知っていたかのように出迎える。
 美しい木製のテーブルには、マグカップがふたつ。どうやらラタトスク以外にも、誰かが先にここを訪れていたらしい。
「ここからの世界は、どこも未知数だ。これまでの物語が素晴らしいものだったとしても、未来永劫それが続くとは限らない。ヒトは簡単に、自分たちが積み上げてきた歴史をぶち壊すからね」
「だとしてもそれはヒトの選択。そして、だとしても、わたくしたちはそれに抗う自由もある。もう、言葉は誰にも奪われない……わたくしたちは、心あるがままに生きていく」
「ずっと見守るのかい?」
「ええ。でもきっと、これまでよりも、素敵な時間になりますよ」
 ずっと生きるということは、苦痛でもある。
 ラタトスクがハーベスターについたのは、彼女もまた、『終わる』ことを自らに許せなかった存在だからだ。背負ったものが多ければ多いほど、人は諦められなくなっていく。やがて『諦めないコト』が主目的に代わって、ただ時を重ねるだけになる。ラタトスクもまた、その当たり前の理から逃れることはできずにいた。
「これまでたくさんの世界を見てきたのでしょう? お話ししてくれませんか?」
「……そうだね。何から話そうか。やっぱりまずは、こことは違う、もう一つの聖樹界について。ああ、それから――とある世界で、女神アルビオンと呼ばれた、彼女について」

 これからの宇宙には、たくさんの可能性が待っている。
 あるいはそれは、必ずしも良い可能性とは限らない。
 人が人である限り間違えたり、ひどい歴史を歩む可能性は付きまとう。
 しかし、それらの問題を解決せんと立ち上がる者もまた、現れる可能性がある。
 たくさんの人の目が、意志が、少しずつ宇宙を拡張するペンとなって奔り続ける限り、この宇宙は続いていく。この宇宙が続いていることを、忘れない誰かがいる限り。その先を綴らんとする、誰かがいる限り――

 『楽園』はいつも、そこにある。

成功条件

条件1エピローグだぜいっ!
条件2-
条件3-

解 説

オッス! パンダだ!
最後のオフィシャルシナリオになるぜいっ!
いやあ~、いうて長かったな……皆も大変だったろう……。
3年以上、同じことに継続的に打ち込めるって、スゲエ能力だと思うぜ。
改めて、そのド根性にお礼を言わせてもらうぜ!

●このシナリオについて
っちゅーわけでなんだこのシナリオっていう解説をするぜ。
このシナリオは基本的に史実として扱われるが、場合によっては『IF』としても描写される特殊なシナリオになるぜ。
なんでかっちゅーとプレイングを自由に尊重したいのと、今はまだ未確定の『未来』を描写するシナリオだからだ。
ハイブリッドヘブンはまだ年内、マスターシナリオが公開されるぜ。
まだ未消化の簒奪者の戦いとか、そういうアフターエピソードがまだ行われるので、そういう意味ではまだちゃんと完結してないのね。
とはいえ、メインストーリーは終わってるわけだから、『12月31日までWT12を追い続けてくれ』ってのも酷だし、このタイミングで『それぞれのPCの未来を描く、完結編となるシナリオ』を出す、っていう流れなのだぜ。
ちなみにこのシナリオ、プレイング文字数が+100文字されてるぜ。
最終ファイナルラストサービスだぜ。

●未来について
このシナリオではそれぞれのPCの『未来』について描写するぜ。
なので、プレイングには『こういう未来になっていて、こういう風に描写してほしい』という感じで書いてくれるとありがたいぜ。
なんかPCの設定同士が矛盾する場合も想定されるので、その場合には『IF』ってことで解釈してくれよな。
未来に関する時系列はPC同士でそろっている必要はないぜ。
1年後とか、1週間後とか、あるいは1000年後とか、なんでもOKだ。
ただ、Aさんが1年後指定、それと同行を申し出るBさんが10年後指定とかだとリプレイがカオスになってしまうので、同行者がいる場合は時間をそろえるようにしてくれよな。
まあ、Aさんが死んだ1000年後、Bさんがそこを訪れるとかもエモいと思うが……。
また、この未来についての内容だが、『最終決戦の時に宇宙の特異点に願った』ということで、たいていの願いは叶ったものとするぜ。
どうしてもシナリオの仕様上時間軸前後しちゃうのだが、『最後に何を願ったか』みたいなことも、このシナリオの『未来』要素に含まれるものとするぜ。
あんまり無茶苦茶だとIFってことにするかもしれないが、逆に言うとヤバそうだったらIF扱いするから、もう何でもアリだ。
また、ワールドは天獄界を選択しているが、特に天獄界に限らないぜ。

●NPCの同行指定について
このシナリオでは同行者としてオフィシャルNPCを指定できるぜ。
月々やってたNPCと一緒に遊べる系シナリオと同じ感じだな。
ただ、オフィシャル側で判断できない、マスター個人所持のNPCなどに関しては描写できない可能性があるぜ。
こういったマスター個人所持のNPCとの決着については、それぞれのマスターが公開するシナリオの方でぜひ楽しんでほしいぜ。
お目当てのマスターNPCが描写できないという人は、シンプルにキャラの未来についての描写と考えてくれ。
また、NPCを描写するにしてもPC1名当たりの描写量には限界があるから、何人も指定すると描写ペラッペラになりかねないので、1名だけを推奨しておくぜ。
このへんはいつもの月々シナリオと同じニュアンスだ。

●人への転生について
また、このシナリオでは設定として『咎人をやめて人に転生した』といった話にすることが可能だぜ。その場合は咎人ではなく、普通の人間(厳密にはそれぞれの種族)としてどこかの世界で暮らしている、ということになる。
基本的に寿命が存在するフツーの人になるので、咎人と違って年老いるし、寿命で普通に死ぬぜ。
また、咎人の『戦い続ける運命』から解放されるので、逆にいうと『人間に転生したけど咎人としての活動も続ける』といった両立は成立しないぜ。
別に咎人と会っちゃダメみたいなルールはないけど、人になって普通に生きたいから転生するのであって、それなのに咎人活動を続けるのはシンプルに矛盾しているというか、命がもったいないので1回死んだら死んじゃう人はニエンテが戦いを許可しない、という感じだな。
イデア体じゃなくなるので、普通は弱くなるしな……。

●描写上の注意について
最後に、このシナリオは無料で参加できる大規模作戦となっているぜ。
その上で、可能な限り全員描写するつもりでいるぜ。
可能な限りってなんやねんっていうと、例えば白紙は描写しようがないとか、『がんばる』一文だけだとどう描写したらいいかわかんねえから無理だぜ。
『PCの未来を描く』っていう性質上、こっちのアドリブでテキトーこいて大解釈違いしてもマジで責任取れねぇから、こればっかりはちゃんと書いてなかったり意味がわからなかったら描写できねぇぜ。みんなのPCの尊厳を守るためだから、『書けないことは描写しない』で何卒ご了承してほしいぜ。
他にも通常の大規模と同じで『描写できない』ことはたくさんあるけど、今更この段階から注意してもしゃあないので、個別にクドクド注意書きはしないぜ。
普通にみんなわかっているだろう基本的なマナーを守ってくれれば大丈夫だ。
また、描写量は確実に『一定』じゃないぜ。
このコンテンツでディープに活動してきた人ほど、『エピローグ』の部分として描写すべきことはたくさんあると思うし、ライトな人とディープな人の描写量を均一にすることを、この場においては『平等』とは解釈しないぜ。
例えば、台詞欄一切なし、『町を歩いているところを描写してください』みたいなすげえシンプルな内容の人と、ビッシリすべて埋めててかつこれまでの積み重ねがある人の描写量が同じなのは逆に不平等になっちゃうからな。
このシナリオはこれまで頑張ってきてくれた『御礼』となるシナリオだから、それを主目的とする旨、理解してくれ。
以上、免責&不幸な事故がないように説明でした!

マスターより

ハイブリッドヘブンをお楽しみいただきありがとうございます。運営チームです。
当シナリオがコンテンツ最後のオフィシャルシナリオとなります。
サービス終了となる2024年末までマスターによる通常のシナリオ公開は継続しますが、オフィシャルからのシナリオ公開は以後行われません。
長らくハイブリッドヘブンのシナリオをお楽しみいただき、まことにありがとうございました。

パンダ「ひょっとするとリプレイ多少お待たせするかもしれんので、先に謝っておくぜ! すいません!!」

参加キャラクター

リプレイ公開中

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