水平線に架かる橋
小田由章
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シナリオ形態
ショート
難易度
Normal
判定方法
カジュアル
参加制限
総合600以上
オプション
  • ハーフ
参加料金
50 SC
参加人数
5人~10人
優先抽選
50 SC
報酬
200 EXP
5,000 GOLD
10 FAVOR
相談期間
3日
抽選締切
2021/07/08 10:30
プレイング締切
2021/07/11 10:30
リプレイ完成予定
2021/07/27
関連シナリオ
  1. オープニング
  2. -
  3. -
  4. 結果
  5. リプレイ
ハーフシナリオ
このシナリオはハーフシナリオに設定されています。
参加料金が半額となり、リプレイの文字数が下限、上限共に半分となります。

オープニング

●可動橋の復旧
 サルベージされた島は様々な種類が存在する。
 その浮遊島の特徴は、殆どの領域が水で埋め尽くされているというだけだ。
 しかし調査の途中で面白い施設が残っている事が判明した。

「水中に可動橋を発見した。普段から水没しているタイプだった為か、まだまだ稼働するようだな」
 可動橋というのは船を通行させるために、必要ならば橋の一部が動いて船舶が通れるようにする橋梁の事だ。
 その島の大半が水没している為、もし陸上に可動部分が多い種類ならばとっく駄目になっていただろう。
 だが最初から水没した状態で必要に合わせて浮かび上がるタイプであった為に、ちょっとした整備で補修できるらしい。

「降開橋というやつかな? 面白いね。どうせサルベージするなら趣がある方がいい」
 調査チームは前向きにこの情報と向き合う事にした。
 大半が水没したエリアなど捨てても良いが、面白い場所があるなら再利用できる。

「観光地にする手もあるが、他の浮遊島へ移設しても良いな」
「このまま両岸に趣の違う場所を用意しても良いし、中間に建物がある場所に移動させても良いよね。確かそういう島が結構あったでしょ」
 この可動橋のように特徴的な施設がある浮遊島は割りと多い。
 正確には殆どが破壊されているが、サルベージすれば何とか使える場所が一か所くらい残るというべきだろうか。

 一ダースの島を調べて二つ三つ残れば割りとある……と言うレベルなのだが、印象というものはそういうものだ。

「ビルや学校ならキャンプ場になるし駅……は線路が水没したらダメか。まあ探せば何かお似合いのがあるさ」
「じゃあこの可動橋を修復って事で良いね? 最悪、花でいっぱいの公園やら茶屋でも良い訳だし」
「さんせー」
 そこまで決まった所で調査チームはお互いの姿を見合わせた。
 レンジャースタイルだったりアカデミックな連中はいるが、戦闘が得意な者はあまりいない。
 加えて修復作業やら移送する場合は転送の手配やら色々大変だ。

 そこで万が一を考えて、他の咎人達に依頼を出すことになったのである。

●橋を見に行こう!
「それで俺らは何をすりゃあいいんだ?」
「記録装置を橋の周囲に設置していってください。この人数をお呼びしたのは単純に、万が一にもモンスターが居た場合に備えてです」
 用意された物が二つある。
 一つはバスケットボール大の記録装置で、可動橋が稼働したり周辺に何か隠れていないかを見張ることができる。
 これまでモンスターが発見された事はないが、人手不足もあって皆が警備を兼ねて呼ばれたとの事だ。

「また水中に適応できる術式を用意します。稼働する橋の上から降ろす以外に、適当に離れた場所に設置してください」
「似た依頼の報告書で見たな。了解」
 もう一つは水で呼吸したり視界が通る術式だ。
 掛けてもらえば水中で動くことができるが、それほど高速で動いたり長時間は無理との事。
 あくまで今回みたいな調査半分・護衛半分といったレベルでしか使用は難しいらしい。

「要するに橋の上から落としていくか、泳ぐなり水底を歩いて記録装置を運べば良いんだな?」
「その通りですね。居ないとは思いますがモンスターが出た場合の集合の合図や、完了時の引き上げの際にはこちらで信号弾を用意させてもらいます」
「数人だと時間掛かるけど全員いれば楽勝かな。誰か誘ってみるか」
 改めて依頼の内容を確認し、話を聞いている咎人達はスケジュールを確認する。
 モンスターが出ないならば半分観光の様なものだ、自分だけで参加しても良いし仲間を誘っても良いだろう。

「可動橋の復活により別たれた陸地が再びつながる……ってまるで七夕みたいね」
「施設が直るだけとも言えるが、見方によってはロマンかもしれぬな」
 こうして水平線に再び橋が架かることになった。

成功条件

条件1記録装置を設置する
条件2可動橋の稼働を観察する
条件3-

大成功条件

条件1???
条件2-
条件3-

解 説

●目的
 可動橋の稼働を見守る。

記録装置は貸し出されますし、水中へ設置する為の術式は掛けてもらえます。

●場所
 大半が水没した浮遊島に沈む可動橋

いわゆる降開橋で普段は水の中に沈んでいるが、必要な時にせり上がって陸地を繋げるタイプの橋。
今回はメンテナンスの為に水面近くまで浮いた状態であり、一見何もない場所を歩くことができる。

●行動:記録装置の設置
A:水面近くまで浮かび上がった橋の上を歩いて設置。
B:水中で行動できる術式を掛けてもらい、橋から少し離れた場所に設置する。
C:周辺の警戒、仲間の護衛。

(なお調査や護衛込みで今回の難易度設定ですが、これまでモンスターが発見されたことはありません)

●NPC
 術式を掛けたり、食料他の道具などが必要ならば常識の範囲で道具を用意します。
(特に必要ないならばNPCの描写はしません)

マスターより

調査やモンスター警戒と言う理屈をつけて涼もうという話。
可動橋の周辺だけで良い事もあり、殆どデートイベントなのでハーフとなっております。

泳いでも良し、水面に浮かんだ橋を歩いても良し。
一人で涼むのも友人や恋人と仲良くするのもアリ。生真面目に警戒するのもまたアリ。

ただしハーフなので、文章量的に何もかも描写する事は難しいです。
「1つ+@」になると思われますので、メインに絞られた方が無難かと思われます。
警戒の為に二人で組んで橋を渡る・泳ぐとか、両側から歩いて偶然中央でイチャイチャなどは問題ありませんが……。
「調査します、警戒します、観光します、遊びます」など複数の描写は難しいと思われます。

関連NPC

  • ヴィクトリア・エージェンスmz0029
    神魔種|女

参加キャラクター

  • ヤナギ・エイヴァリーma0816
    獣人種|男
  • レジオール・V=ミシュリエルma0715
    剛力種|女
  • 藍紗ma0229
    剛力種|女
  • 紅緒ma0215
    剛力種|女
  • 鬼童ma0877
    機械種|不明
  • 吉兆ma0987
    人間種|男
  • 小鉄ma0990
    人間種|男
  • セヴィーナma0817
    神魔種|女
リプレイ公開中

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