戦闘訓練 VS.ダミー
三田村 薫
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シナリオ形態
ショート
難易度
Hard
判定方法
エキスパート
参加制限
総合600以上
オプション
  • ハーフ
参加料金
50SC
参加人数
5人~10人
優先抽選
50SC
報酬
240 EXP
6000 GOLD
12 FAVOR
相談期間
5日
抽選締切
2021/08/26 10:30
プレイング締切
2021/08/31 10:30
リプレイ完成予定
2021/09/16
関連シナリオ
  1. オープニング
  2. 相談掲示板
  3. -
  4. 結果
  5. リプレイ
ハーフシナリオ
このシナリオはハーフシナリオに設定されています。
参加料金が半額となり、リプレイの文字数が下限、上限共に半分となります。

オープニング


 君の胸で死ねたのを幸せだと思ったのが私の罪。


 エリオはイルダーナフの草原で簒奪者に斬られてから途切れた意識を取り戻した。寝そべっている場所は妙に固い。
「大丈夫ですか?」
 少年の声。目を開けると、見慣れた神殿の中だ。それで床が固かった様である。そこでようやく、「呼吸」を思い出す。神官サガルト・ズィキ(mz0003)がこちらの顔を心配そうに覗き込んでいた。
「──ああ、サガルト先生かね……」
「良かった。私の事は覚えてくださっているようですね」
 少年は微笑んだ。その時、慌てた調子で革靴の足音が響く。
「サガルト先生! イルダーナフにオリーヴィアが出た! エリオは戻ってるか!?」
 ジャイルズ・マクミランだ。エリオを見ると、ほっとしたような顔を見せる。
「ジャイルズ」
「エリオ! 無事──ではないが自分を見失ってるって事はなさそうで安心したよ」
「すみません、再会のハグは後にして頂けると。それで、ジャイルズさん。オリーヴィアは……」
「オルカから連絡があった。魔法騎士の小隊を全滅させただろうと目されている。その上で今エリオのチームが応戦してる。そう遠からずどんどん戻って……いや、今の世代なら大丈夫か?」
「彼らは強力な簒奪者とも渡り合う実力を持っていますが、蒐集衆の連中となると油断はできません」
「無事でいてくれると良いんだが……」

 心配は杞憂に終わった。かなり大怪我をした咎人もいたが、エリオ以外の居合わせた者たちはオリーヴィアの猛攻を乗り切ったらしい。オルカに連れられて帰還した。自分の詠唱のためにエリオが妨害し、死亡の結果を招いてしまったとしてメダルドが密かに落ち込んでいたのは、同じクラスタで親交のあるジャイルズだけが知っている。


「蒐集衆のオリーヴィアか……」
 サガルトとジャイルズから報告を受けて、守護神エゲリア(mz0009)は頬杖を突いた。
「それで、イレギュラーくんたちは撃退できたんだろうね?」
「ええ。報告聞く限りだと、咄嗟にしては上手い作戦で被害を押えたみたいですね」
「うん。そう言うことだろうと思っていた」
 エゲリアは特に驚いた様子を見せない。それはサガルトとジャイルズも同じだった。あの新世代の咎人であれば、多少強力であろうとも遅れを取ることはないだろう。
「それで、なんですが、CEO」
 ジャイルズが水を向ける。
「なんだい社畜くん」
「シミュレーションがしたいです」
「ふむ……」
「他の簒奪者は状況を生かしたり、自分でお膳立てするタイプも多いですが、オリーヴィアはどちらかというとどんな状況でも大鎌ぶん回してる猪武者タイプです。彼女一人抑えられれば勝てると言う局面も多い。実際今回はそうでした。ワンパなんですね。なので、向こう側のテコ入れとして他の要素……地形や同行エネミーが登場した場合、オリーヴィアの対策に掛ける相談コストを減らすためにも、オリーヴィア単体相手の訓練が必要と考えます。失敗しても良い機会で色々作戦を試すって感じですね」
「なるほど。オリーヴィアだからできることだね。許可する」
「ありがとうございます。報告から推測した能力データがあります。これをダミーに入力して再現します」
「後は何人が奴との再戦を望んでいるかだが、まあ五人もいればどうにかなるだろう。毎回同じ面子になるとも限らないしね。その時集まったメンバーで作戦を立てる練習にもなるはずだ」
 エゲリアは流刑街の方を眺める。
「期待しているよ、イレギュラーくん」


 あなたは、強力な簒奪者・オリーヴィア対策訓練の募集に興味を惹かれて集まった咎人の一人だ。訓練場に行くと、サガルト、ジャイルズが何やら端末を弄って打ち合わせしている。既に到着していたのは、エリオとメダルドだ。
「やあ、こんにちは」
 エリオはあなたを見つけると声を掛けた。
「君もオリーヴィア対策かね。聞いているかもしれないが、私は前回殺されてしまってね。いやあ、びっくりした。あんなにぶった切られるのは久しぶりだね。記憶が飛んだかと思ったが、元々歳のせいで忘れっぽいだけだったよ。はっはっは」
 色んな意味で笑えない高齢者ジョークを飛ばしている。見た目が二十代前半だから忘れがちだが、実際本人の意識では六十代なのだそうだ。彼は今日盾を持っている。サポーターではなかったのだろうか?
「いや、実はリカバリストを取得してね。もうやられないとも。うん。任せてくれたまえ。君も守ってあげよう」
「そう言いつつ調子に乗って死ぬなよ」
 と言うのは、投擲武器をいじくっているメダルドだ。
「俺は洗霊巫女だ。いや、リソース貯めてこの後エレメンも取る。とりあえずイルダーナフに出るなら巫女でボコボコにしてやろうと思ってな。急ピッチで浮遊島回ってリソース貯めてきた。暗殺してやらぁ」
 すごく口の悪い巫女だ。と言うかこいつも生前聖職者だった筈では……。
「悪かったな、人間ができてなくてよ。いや、俺が信仰していたエクラ教は世界の敵には苛烈に当たるんだ。だから俺はエクラ教の聖職者として極めて真っ当な行いをしている」
 どうやら、相当怒っているらしい。元々口が悪いのでわかりにくいが。
 やがて、他の咎人たちも三々五々集まって来た。ジャイルズが簡単に概要を説明する。
「とりあえず、十回双方の行動を行なって戦闘終了とする。訓練だから命の危険はないが、ダミーとは言え攻撃力高いしな。あんまり怪我してもしょうがねぇ。うっかり想定以上の怪我したときにはストップを入れるからそのつもりで頼む」
 やがて、訓練場の真ん中に、大鎌を持ってドレスを着た少女型と馬型の影が現れた。オリーヴィアとは別の意味で禍々しいような……。
「では、始めようか。配置についてくれ」
 ジャイルズの合図で、あなたたちは配置についた。

成功条件

条件1戦闘訓練に参加する
条件2-
条件3-

大成功条件

条件13人以上残る
条件2-
条件3-

解 説

●シナリオ趣旨
イルダーナフに出現した強力な簒奪者・オリーヴィアの対策を立てるために戦闘訓練を行ないます。
報告書から割り出された推定能力をダミーに付与し、似たような動きをする相手と戦闘することになります。
対策すれば誰も欠けずに撃退も可能な相手ですが、毎回それをやっていると大変なので失敗しても良い状態で作戦を試すのが本旨となります。
ダミーの能力や判断基準はあくまでも推定なので本物と同じとは限りません。また、コンクエストとは能力が異なります。

10ラウンド経過時点で終了とします。大成功条件はここで戦闘不能になっていない人数です。
今回は死亡相当のダメージを受けても「死亡」ではなく「生きたまま脱落」という扱いになります。

●敵情報
オリーヴィア・ダミー
簒奪者オリーヴィアのダミー。
大鎌射程2。斬属性。回避。騎乗。攻撃回数1~3。メインアクション3回。高い攻撃力と異様な移動力。
攻撃手段はラウンドエッジ様の範囲攻撃(回避半減)、自分の正面横3スクエアへの範囲攻撃(回避不可)が判明しています。ひとまずラウンドエッジとマルチショット(近接扱い)で代用しています。移動系BSへの耐性があるように見えますが再現できていません。

●NPC
エリオ(機械種・リカバリスト)
もう死なないぞ……と言う固い決意。盾持ち。
スキルは防御陣形、フォローガード、ヒール。

メダルド(人間種・洗霊巫女)
勢いで巫女取った。投擲魔法武器。
スキルはマジックアロー、フリーズ、慈悲なき審判。

ジャイルズとサガルトは訓練の状況をモニターしており、万が一PCが危険な状態になった場合に離脱や中止を判断します。

マスターより

こんにちは三田村です。
毎回すっごい対策を立てるのは疲れると思うので練習ステージです。
ご参加お待ちしています。

関連NPC

  • サガルト・ズィキmz0003
    神魔種|男

参加キャラクター

  • 七掛 双儀ma0038
    剛力種|男
  • ケイウスma0700
    神魔種|男
  • 鳳・美夕ma0726
    人間種|女
  • シアンma0076
    人間種|男
  • リナリア・レンギンma0974
    人間種|女
  • 川澄 静ma0164
    精霊種|女
  • 火存 歌女ma0388
    機械種|女
  • ザウラク=L・M・Ama0640
    機械種|男
  • 天野 イサナma0022
    人間種|女
  • 瑠璃香ma0653
    獣人種|女
リプレイ公開中

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