オープニング

●夏のある日
　天獄界エンブリオ。
　神の箱庭のここなれど、天気や四季らしきものが存在している。
　今は『夏』を再現した気候だ。かんかんと晴れ、もくもくと入道雲が伸びあがり、気温は３０度を超えていた。
　今日も君達咎人は、各々の神の居住区で、あるいは流刑街で、それぞれの日々を送っていることだろう。
　任務を終えてイデアゲートから戻ってきた？
　何かしら用事があって外をうろついていた？
　鍛錬中だった？
　任務の報告書を読み返していた？
　あるいは任務の報告をしていた？
　友達と遊んでいた？
　おうちに引きこもっていた？
　お外でお昼寝でもしていた？
「今日もいい天気だなあ」――なんて、君は言ったかもしれないし、誰かの呟きを聞いたかもしれない。

　――ごろごろ、雷の音が聞こえたのはそんな時。

　ぽつ、ぽつ――大粒の雨がひとつふたつ、落ちてきた次の瞬間、ばらばらばらばら――大きな音を立てて、一斉に雨粒が降ってきた。夕立という現象だ。
　君達はこの雷の鳴る土砂降りの中にいる。
　夕立はまもなく上がるだろう。夕立を知らない者は、いつ上がるのか分からないだろうが。

　さて……雨が上がるまで、どうしようか？
　

成功条件

条件1	夕立の降るエンブリオで過ごそう。
条件2	-
条件3	-

解　説

●状況
　夏日真っ盛りなエンブリオに、夕立が降ってきました。
　君達のエンブリオでの夕立の過ごし方を教えてください。
　以下、プレイング用のフックです。
・突然外で雨に降られた、さあどうする？
・干してる洗濯物がピンチ！
・雷がゴロゴロ、精密機器は大丈夫？
・雷が怖い！！
・土砂降りってワクワクするよね。雨、浴びてく？
・雨のせいで古傷が痛い……。
・雨の中を飛行してみよう！（雷にお気をつけて）
・雨上がりには虹が出ます。

　濡れ透けエロエロ描写はできないのであしからず。
　性的なプレイングはマスタリング対象です。

▼NPC
スサノオ：
スサノオ管理地区でなぜか得意気に土砂降りを浴びてます。心は男児。
見つかるとこうなります。「よう舎弟！　お前も雨浴びてけよ！！！」

ショーニン：
呼べばどこにでも現れます。あるいは君達の誰かを観察しているかも。
依頼の報告については彼が受け付けます。