サヴァイ、大事なものを奪われる
奈華里
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シナリオ形態
ショート
難易度
Normal
判定方法
エキスパート
参加制限
総合600以上
オプション
参加料金
100SC
参加人数
4人~8人
優先抽選
50SC
報酬
200 EXP
5000 GOLD
10 FAVOR
相談期間
5日
抽選締切
2021/10/15 10:30
プレイング締切
2021/10/20 10:30
リプレイ完成予定
2021/11/08
関連シナリオ
  1. オープニング
  2. 相談掲示板
  3. -
  4. -
  5. -

オープニング

 首長竜の調理を終えた後、サヴァイは進路を始まりの地に向ける。
 が、よく考えて見れば彼が初めてこの浮遊島に来た時の位置とはかなり離れているから、歩きで進むのはなかなかの一苦労である。そこで手頃な草食恐竜を見つけて、乗り物代わりにしてジャングルを進むのであるが、彼の背中には解体して少し時間のたった恐竜肉。防腐処理はしているものの、それでも微かな匂いは漏れてしまう。
(野生生物は鼻が利きますからね……急いだ方がいい)
 大きな角と首周りを覆う様な硬い皮膚、今乗っている恐竜はそんな姿をしているが、決して足が速いと言う事はない。しかし、彼が乗れる程の草食恐竜がこの島にいるだろうか。そんな事を考えながら、のしのし進んでいると不意に彼の傍を小さな影が通過する。
「ッ、何者です!」
 その気配を察して、咄嗟に恐竜の背から飛び降り肉切包丁を構える。
「カァカァ」
 すると、そこには黒い翼の鳥獣類。
 この恐竜蔓延る島において、この手の小型種がいるのは稀である。
「まさかこんな所にまで生息しているとは……」
 サヴァイが包丁を下ろし言う。正体が判れば何のとこはないカラスだ。
 しかし、サヴァイは判っていなかった。ここは仮にも天獄界の浮遊島の一つである。姿が同じだからと言って、全く同じ能力を有しているとは限らない。だが、彼は正体がはっきりすると、また恐竜に乗って移動しようとする。が、次の瞬間――彼と恐竜の間に突風が駆け抜け、気付けば彼の視界が霧がかかる。
「おや……さっきまで良い天気だったというのに、これはまた……」
 彼が周囲を見回す。が、勿論天気が急変した訳ではない。
「カァカァ」
 カラスが一鳴きし、バサバサと飛んでいく。それを気配で察して、彼は徐にエプロンの後ろにあるサイドポーチから新たな眼鏡を取り出す。
「全く、カラスというのは頭がいいのか悪いのか。彼らに眼鏡など不要でしょうに…」
 そうしてかけようとしたその時、またも別のカラスが彼の眼鏡をかっさらう。
「……えぇ、まあ二本位なら大目に見ますよ。こんな事もあろうかともう一本あるんですよね、スペアが」
 少しばかりイラつきながらも、彼は何とか冷静を保ち新たな眼鏡を取り出し、周囲の気配に警戒しつつ、そっと三本目の眼鏡を装着する。その眼鏡も毎日の手入れを欠かさず磨き上げているモノであるから、レンズには曇り一つない。日光がそのレンズに反射し、きらりと光る。その輝きを奴らは逃さない。
「「カァカァ」」
 どこに隠れていたのかと思う程のカラスが彼の眼鏡欲しさに押し寄せる。
「は? まさかこんなにいるとは……と言いますか、なぜそんなに眼鏡を狙うのです!」
 予想以上の数に構えていた肉切包丁を一旦下ろし、辛子パウダーで対抗しようとする。
 だが、カラスの方が早かった。辛子を振りまく前に、一匹目が彼の眼鏡に到達し器用に軸の部分に足を引っかけ奪い去ってゆく。
「クッ、ジーザス……って、ちょっ、まさか、これも狙いかっ!?」
 握り締めていた肉切包丁が引っ張られるのを感じて、思わず声を上げる。
 しかし、言われてみれば彼の包丁も手入れが行き届いている為表面は光って見える程だ。よって、光物を集めているのだとするならば、彼らのターゲットになってもおかしくない。
「チッ、放しなさい! 焼き鳥にされたいのですかっ! それとも何ですかっ、鶏の仇でも討つつもりですか! それとも烏骨鶏か! あるいはダチョウ……百歩譲ってドードーなら許容しますが、しかしあなた方はカラスでしょう、意味が判らないですよっ、全くッ!」
 サヴァイ自身も途中から何を言っていたか覚えていないが、ともかくカラスとの包丁の引っ張り合いが続く。が、十数分後汗で湿った手袋が滑り、奮闘空しく彼らに愛用の肉切包丁も奪われてしまう。
「はぁ……最悪ですねぇ。黙って出てきた手前、戻ったらあの神官の小言が待っていそうですし」
 神官がエゲリアの小言を嫌がったように、彼も出来ればそういうのは回避したい。
 しかし、眼鏡もなく武器でもある肉切包丁がないとなれば、完全に八方塞がりだ。
 このままでは、自分がこの恐竜島の餌になる可能性まで見えてしまう。
「この肉もほっておく訳にはいきませんし……仕方ありません」
 彼が渋りながらも神官に連絡を入れる。
『あー、もしもし。あぁサヴァイさんですか。うんうんうん、え――――ッ、そんな事が! いやぁ、全く単独行動なんてするから罰が当たったんですよー。素直に私の言う事を聞いてくれればいいのにぃ~まぁいいです。勝手に死なれても困りますから救助を出してあげますよ。但し、この恩は倍々返しでお願いしますよ。フフッ、次は何が食べれるかな~』
 やけに楽し気に神官が言う。その声に苦笑いし、彼は暫くその場に待つしかない。
(しかし、何でまたあのカラス達は光るものを集めているのでしょうか? 私の推理が正しければ……案外私の探している物に導いてくれるかもしれませんね)
 乗ってきた草食恐竜を開放して、念の為木の上に上がり救援を待つ。
 彼の裸眼は両眼とも0.000003とほぼ見えないに近かった。

成功条件

条件1カラス達を殺さずに眼鏡と肉切包丁を取り返す事
条件2-
条件3-

大成功条件

条件1カラス達が光物を集めている理由を解明する事
条件2-
条件3-

解 説

前回の討伐の後、ふらっといなくなったサヴァイでしたが
目的を達成する前にアクシデントが発生
それは恐竜島に生息するカラスに襲われるという悲劇でした
眼鏡と愛用の肉切包丁が奪われてしまい、これでは二進も三進もいきません
どうぞ、彼の為に取り返して下さいませ

・恐竜島カラスについて
体長大凡70cm、翼開長160cm、体重1.5kg 個体差あり
巷で見かける黒いカラスの一回り大きい版と思って頂ければと
知能が高い為、舐めてかかると痛い目を見る事でしょう
少なく見積もっても数十羽おり、殺めると復讐が怖いので不殺でお願いします

・カラスを誘き出す方法について
こちらに関しては全て咎人達に一任されています
アイテムを持参して独自の方法を編み出すもよし
カラスの狙いが判っていますからそれでつるもよし
サヴァイの持っている調味料および首長竜の肉を使っても構いません
相談用の卓設置の為エキスパートに設定しておりますが
今回も戦闘になってもカジュアル判定にて、リプレイはギャグテイストでお送りします

・判定方法について
今回も仕掛けの成功不成功には一般判定により基礎能力値が重要となります
行動によって使われる能力が変わってくる為、気になるようでしたらプレイングにて
指定して頂ければと思います 但し内容として無理がある場合は難易度が上がります
ちなみに今回の難易度は『1.5』で参ります

例>
ターゲットを鳥の鳴き真似でおびき寄せる→器用もしくは魅力で判定

マスターより

眼鏡をかけてらっしゃる皆様、スペアってお持ちですか?
私も眼鏡っ子ですが、パソコン用と通常用位でスペアは持ち合わせていません
こんな事が起こったら、きっと「眼鏡眼鏡~」になってしまう
挨拶が遅れました 左右対称ネームマスター、奈華里です

とあるMSさんから10/1が眼鏡の日だと教えて頂きまして
別にサヴァイにする必要はなかったのですが、
扱いやすいのと眼鏡キャラなので彼に担当して頂く事に致しました
料理のないサヴァイシナリオって自分で言うのもなんですが珍しい
無茶言えば食事シーン入るかもですが、お楽しみ頂けたらと思います
それでは、ご参加お待ちしております(^^♪

関連NPC

  • サヴァイ=ヴァルmz0040
    剛力種|男

参加キャラクター

  • レジオール・V=ミシュリエルma0715
    剛力種|女
  • ケイウスma0700
    神魔種|男
  • 鳳・翼ma0424
    神魔種|女
  • 麻生 遊夜ma0279
    機械種|男
  • 鈴鳴 響ma0317
    神魔種|女
  • 高柳 京四郎ma0078
    人間種|男
  • ラクス・カエルムma1196
    妖精種|女
リプレイ執筆中

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