字の氏族 病みのパープル・ガイ
西川 一純
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シナリオ形態
ショート
難易度
Normal
判定方法
カジュアル
参加制限
総合600以上
オプション
参加料金
100SC
参加人数
4人~8人
優先抽選
50SC
報酬
360 EXP
6000 GOLD
12 FAVOR
相談期間
3日
抽選締切
2022/01/12 10:30
プレイング締切
2022/01/15 10:30
リプレイ完成予定
2022/01/25
関連シナリオ
  1. オープニング
  2. -
  3. -
  4. 結果
  5. リプレイ

オープニング

●奇病?
「男の人ばっかりがかかる病気ぃ?」
「まだ病気と決まったわけではないけれど……医者の話では伝染はしないということらしいし」
「そんなのショウブたちの管轄外だよぉ……」
 字の氏族の居城、連城。
 氏族の長であるアヤメとその妹ショウブは、領内の外れにある小さな村での出来事について上申を受けていた。
 ある日突然一人の男が倒れ、その全身が紫色になって今も苦しんでいるという。
 しばらくすると最初の患者とは全く接点のない男性も似たような症状を発症し、肌が紫色になってしまった。
 その後もポツポツと地味に患者は増え続け、今では7人の男が村の集会所に隔離されているらしい。
 この病気のようなものは女性には全く効果がなく、担当した医者や患者を運んだ男手は無事だったことから、少なくとも空気感染や接触感染ではないとのこと。
「字術でなんとかならないのぉ?『癒』とか『治』っていう字でさぁ」
「ならないから民が困っているのでしょう。それか、単に術の威力が足りないか。ショウブ、あなたが行って試してみなさいな」
「わかったぁ。誰だって病気は嫌だもんねぇ」
 幼く見えるが、ショウブは字の氏族の中でも有数の術の使い手。その才能は他の追随を許さない。
 逆に言えば彼女の術で治せないようならお手上げだ。新たな病気と認定し別の解決策を模索せねばなるまい。
「ただ、急にそんな現象が起き出すのは不自然よね。何かあっても困るから……咎人の方々に連絡してお手伝いをお願いするといいわ」
「ホント!? やったぁ、お友達にまた会えるぅ! だったらショウブ、頑張っちゃう♪」
「もう、この子ったら調子いいんだから……」
 苦笑いするアヤメだったが、内心はこの事件に不気味なものを感じていた。
 どう考えても自然発生した病気ではないし、かと言ってブライム=デミウルゴスがこんな真似をするとも思えない。
 だとしたら誰が、何のために? 
 すぐに死にもしない、感染力も低い、肌が紫色になる病気の意味は何?
 その脳裏に過ぎったのは、咎人から聞いた簒奪者という存在。
 デミウルゴスだけでも苦慮しているのに、新たな敵など冗談ではないが……?

●不測
『肌が紫色になる病気? なんですかそれは』
 時を同じくして、ブライムの不夜城で諸任務に走り回る秘書ロボのマイズは、偵察機からそんな情報を受けていた。
 字の氏族の村で突如起こった異変。当然ながらそんな指示をした覚えはないし、この不夜城ではウィルスを開発するような部署はない。
 別に人間の味方をするつもりはないが、いずれはブライムの物となるはずの土地。不可解な事件が起こるのは面白くない。
『爆発的な感染は無いようですが、少しずつ患者は増えているようです。しかも男ばかり。これはどういうことでしょう?』
『……』
 マイズはブライムに報告し指示を仰ぐが、沈黙の豪将と言われるブライムがペラペラ喋ってくれるわけもない。
 もう諦めが入るほど慣れてしまったマイズは、大人しくデータが送られてくるのを待つことにする。
 だが、実際に送られてきた指令に思わず声を上げてしまうのだった。
『……は? 敵? 簒奪者? この騒動は敵性生物の仕業……ですか?』
 ブライムからの指示は『首謀者は恐らく簒奪者。敵だ、潰せ』というシンプルなもの。
 簒奪者に対する知識を全くインプットされていないマイズは、何のことか分からず混乱するのみ。
 ただ、主が明確に『潰せ』だの『殺せ』と命令してきた例をマイズは知らない。
 字の氏族の領内ではなるべく人を殺さず、戦闘エネルギーを回収しているブライムが殺せと命令する敵。それはいったい……?
『わかりました、とりあえず手勢を送ります。ヒトは襲うなとプログラムしておけばいいですよね? ……それと、後で簒奪者に関するデータをきちんと送ってくださいね。相手を知らずに作戦なんて立てられないんですから!』
『……』
 プリプリと怒るマイズに悪びれることもなく、ブライムは沈黙を貫く。
 他の不夜城では……他のデミウルゴスはどうか知らないが、ブライムは簒奪者を認めない。
 この世界は我らの物。滅ぼされてたまるものか―――

成功条件

条件1肌が紫色になる病気の治療法を見つける
条件2鉄騎を3体以上破壊しない
条件3-

大成功条件

条件1簒奪者を見つけ出し撃破する
条件2-
条件3-

解 説

・妖鉄界ヤルダバオト、字の氏族の領内にある村が舞台です。
・その村では男性ばかりがかかる肌が紫色になる病気(?)が緩やかに進行しており、その原因究明と治療法を見つけるのが目的です。
・ぶっちゃけた話、村のどこかに簒奪者が潜んでおりそいつが原因です。
・ただし、その簒奪者を倒せば病気(?)が治るかと言われればNOです。
・この病気(?)は女性は発症せず、咎人にも無効です。男性PC様も安心してご参加ください。
・敵はそんなに強くないので、どうやって簒奪者を見つけるかがカギです。使えるものは何でも使いましょう。

・ショウブが同行し患者の治療に当たります。彼女の護衛も一応頭の隅に置いておいてください。

・事件の調査に不夜城から鉄騎が派遣されてきますが、今回は『ヒトは』襲いません。咎人は対象外ですので襲われますが、なるべく破壊しないほうが良いかも知れません。

マスターより

 皆さんこんにちは。敵の敵は敵に決まってらぁと思っている西川一純です(何)

 デミウルゴスが一枚岩でなくそれぞれの思惑で動くということは、簒奪者との強力を拒むデミウルゴスもいるということです。
 だからと言ってブライムと仲良くできるかというと微妙なところなのですが……。
 兎に角、今は簒奪者を探し出しこれ以上の発症を食い止めるのが先決です―――

参加キャラクター

  • 不破 雫ma0276
    人間種|女
  • ラファル・A・Yma0513
    機械種|女
  • 氷雨 累ma0467
    人間種|男
  • フィリア・フラテルニテma0193
    神魔種|女
  • 小山内・小鳥ma0062
    獣人種|女
  • シトロンma0285
    異能種|女
  • 雪切・刀也ma0506
    剛力種|男
リプレイ公開中

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