形のない島に棲むモノ
小田由章
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シナリオ形態
ショート
難易度
Normal
判定方法
カジュアル
参加制限
総合600以上
オプション
参加料金
100SC
参加人数
4人~8人
優先抽選
50SC
報酬
300 EXP
5000 GOLD
10 FAVOR
相談期間
4日
抽選締切
2022/01/15 10:30
プレイング締切
2022/01/19 10:30
リプレイ完成予定
2022/02/03
関連シナリオ
  1. オープニング
  2. -
  3. -
  4. -
  5. -

オープニング


「泡で造られた島の調査に行ってもらいたい。何、踏むことができるから歩くことも戦闘もできる」
 浮力が強く踏みしめることのできる泡。
 それで構成された島が海から浮かび上がり、現在は調査の為に神々の力で固定されているらしい。
 周辺海域とも切り離され、その時点で居なかったクリーチャーは入って来ないので、既に居た敵だけになる。

「調査内容は二つ。神殿らしき建物が幾つかあったのだが、これは大きな建物が砕けたらしい。他の破片(?)の調査をしてくれ。次に泡で出来ているから風や水流で動きが変わるからな。こっちはパターンを計測してくれればいい」
 前回赴いた調査隊によると、この島の泡はかなり浮力が高いそうだ。
 塩の湖の上を歩くことが可能なのは知られているが、それ以上。
 まるで泥や雪を踏むような重い感触で、その上を歩くことも走って戦闘することも出来たそうである。

「ああそうだ。この島に居たクリーチャーの能力が判った」
 そう言って前回の調査班が残した画像と資料が映し出された。
 そこにはフード姿の灰色の髪の女が三人、連携して咎人たちと戦っている。
 しかし頑強だがシールドを持たず、警告や退去の言葉以外を放たぬ様子は、なるほどガード用のクリーチャーであると思われた。


「最初から三位一体?」
「そうだ。泡で出来た島に乗り上げた神殿、そこに居た敵は最初から三体で一体と言う設計になっている」
 調査に赴いた調査隊はフードを被り、長い髪で外見を隠した少女とも老婆ともつかぬ敵を倒した。
 その結果分かったことは、あえてそのように判り難い姿に固定しているということだ。

 回収された死体を見ると同じ姿であり、顔に見えた物は仮面に近い偽装であったという。

「要するにコンディションの悪化を被害担当が引き受け、自分術による強化を攻撃担当が受け取るという訳だ。もしかしたら射程や射角などの視覚共有もしているかもしれんが……まあ限界はある。このリンクはあくまで受け身なんだ」
「あーなるほど、負荷専門の回復系の術者が居るのと一緒なのか」
「その瞬間じゃないって事は、解除しても意味のない術もあるしね」
 戦闘記録を見ると、確かに与えた負荷を被害担当が受け取っている。
 片目だけ前髪から出した個体、耳が長い個体、口にルージュを付けたような個体。
 それらは識別ではなく……この能力を隠すための偽装なのだろう。

 しかしあくまで『この能力は問題』『強化した能力で戦うべき』と判断してから、その後で行動するだけである。
 移動させられた事実は変わらないし、ダメージを直す訳でもない。
 クリーチャーとしての頑強さに頼って回復を行わず、負荷を打ち消す術の代わりに、無制限に使える入れ替え能力を持っているだけなのだろう。

「私はこの敵をグライアイと仮名を付けた」
「ギリシャ神話の? 一つしか目玉と歯がない妖精の話だっけ。言われてみればそんな感じね」
 この個体は悪いコンディションを受け取り、良い強化を最善の者が使い回す。
 目や歯を入れ替える妖精に例えた気も判る気がする。
「でもそれってもっと恐ろしい魔物を退治しに行く話の前振りだったよな?」
「この三体はそれほど強いわけではないからな。逆に言えば量産の効くガードマンに過ぎない。主人格とか、守護者が居てもおかしくはないか? 量産型三体ならば怖ろしくもないが……」
「強い個体が万全で居続けたら怖いわね」
 前回は外苑にあった神殿であったため、敵も外に配置された量産個体と思われた。
 しかし次は中枢部に近い場所だろう。
 もっと強い個体が居てもおかしくはない。だからこそ最初から戦闘できるメンバーを募集したのだという。

成功条件

条件1泡で出来た島の調査
条件2神殿の調査
条件3島の流動データを確認する

大成功条件

条件1上位個体のデータを確認する
条件2-
条件3-

解 説

●目的
 踏むことのできる泡で構成された島。その調査。

具体的には別の島にあったであろう、砕けた神殿の欠片を確認に行く。
欠片といっても巨大な存在が居たようで、普通の建物くらいはある。
現時点では二か所見えており、高い位置にある普通のサイズの神殿と、別方面にあるひっかう的に大きな神殿が見える。

●方法
 前回調べた、上陸後数kmの場所にある神殿にゲートが設置。
ここから次の神殿を目指しつつ、流動する島のパターンを調べて、形の変わる島の調査を続行。

なお、希望者にはスキーやボードが貸し出される。
これには前回の調査で調べた泡の性質を利用し、反発して泡の上に効率的に浮かぶことだが出来る。
(騎乗生物や、飛行可能な仲間に引っ張って貰う事が可能)

●敵情報『グライアイ』
 前髪パッツンでフードを被り、外見が良く分からない敵。
片目だけ出したメカクレ個体、エルフ耳の個体、ルージュを付けたような個体で構成されるが……。
それらは識別ではなく、敵対者を混乱させる擬態である。

●能力
 三位一体で構成されたこれらの個体は、受けた負荷や自分に翔けた強化を交換できる。
ただしタイミングは次のターンであり、負荷を受け取った個体や強化を与えた個体の行動を消費する。
(負荷が無くなった・強化を貰った個体は、特に何もない)
またタイミングの問題で、移動させるような負荷を受け取ることはできない。

『グライアイ・エクスクラメーション』『グライアイ・エボリューション』
 上記の能力は明らかに量産型が被害担当を行うためのものなので、上位個体が存在すると思われる。
驚異的な特殊能力なのか、進化系の能力なのか現時点では不明である。
(ネタバレ。見えている神殿に別の個体がいますので、片方と戦います)

●NPC
 アイテムの手配や、調査用の術式を掛けるなど、雑用や相談用です。
他にも連絡を受け取って伝言を残したり、MAPを共有するなど、常識範囲で用事を聞いてくれます。

マスターより

 泡で出来た島の調査二回目です。

関連NPC

  • ヴィクトリア・エージェンスmz0029
    神魔種|女

参加キャラクター

  • 藍紗ma0229
    剛力種|女
  • 紅緒ma0215
    剛力種|女
  • エイリアスma0037
    神魔種|女
  • 美咲ma0958
    人間種|女
  • 鬼童ma0877
    機械種|不明
  • 梵天ma0721
    妖精種|不明
リプレイ執筆中

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